諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】「幕僚」のお仕事?

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そういう職業も組織には必要だ?

 一応、トラウトマン大佐は参謀ではない…

原作との違い

映画版は1981年12月のワシントン州での出来事とされるが、原作の舞台はケンタッキー州。(最初ランボーを迫害して彼の暴走の契機を生み出した)保安官ティーズルもまた朝鮮戦争の従軍体験を引きずる「帰還兵」であり、2人の戦いは帰還兵同士の私闘と化していく。

本作はその結末と、ランボーに直接殺害された犠牲者が皆無である点が、原作と大きく異なっている。

原作のランボーティーズルとの対決を経て、ダイナマイトで自殺を図るが果たせず、トラウトマンによって射殺される。映画でも当初はトラウトマンに射殺される予定で、そのシーンの撮影も行われたが、モニター試写の結果が不評であり、また続編の想定もあったため、そちらは不採用となった。2012年現在、射殺されるエンディングはDVDの特典映像として収録され、シリーズ第4作『ランボー/最後の戦場』ではランボーの夢の中でそのシーンが一瞬登場している。

当時のアメリカでは、ベトナム戦争ベトナム帰還兵に対する反発が根強かったため、米国での興行収入は4721万2904ドルと中規模のヒットに留まった(同年のスタローン主演作『ロッキー3』は1億2504万9125ドル)。これにより、続編以降は単純な戦争アクション映画へと内容が変化していく。

1987年、ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領が国連総会で、自国の反政府武装勢力などを支援しているアメリカを非難する中で「ランボーは映画の中にしかいない」と発言している。ちなみに劇中トラウトマン大佐がランボーの戦友の名前を挙げるなかに、オルテガという人物がいるが、これは全くの偶然である。

キャスト

映画ではリチャード・クレンナが演じた。当初はカーク・ダグラスが演じる予定で一部撮影も行われたが、(ランボーがダイナマイト自殺に失敗してトラウトマンに射殺される)原作の結末を気に入っていたダグラスは脚本の変更についてプロデューサーのマリオ・カサールやアンドリュー・G・ヴァイナと対立して降板してしまった。その為、軍服を着てトラウトマンに扮したダグラスの宣伝写真やそれを用いたポスターが残っている。

クレンナが2003年1月17日にすい臓がんで死去した為、2008年に公開された第4作『ランボー/最後の戦場』では過去の出演シーンを編集した回想のみに登場する。

人物・経歴

サミュエル・トラウトマン大佐はフォート・ブラッグ駐屯地に勤務する将校である。ベトナム戦争中にはアメリカ陸軍特殊部隊群(グリーンベレー)の部隊指揮官として活動していた。

1作目では第5特殊部隊グループの、2作目以降はデルタフォースのベレーフラッシュをベレーに縫いつけている。1作目で「最近はペンタゴンでの仕事が多い」と語っていたようにベトナム戦争後は一線を退いていたが、3作目ではムジャヒディンの訓練という任務を帯びて単独でパキスタン=アフガン国境付近への潜入を図っている。

その風貌は「長身痩躯で、鱒(Trout)というよりはイタチに似た顔の男」などと表現される。年齢は2作目当時で50歳とされ、人生のほぼ半分を軍隊生活に費やしたという。軍人としての能力は非常に高く、3作目終盤ではランボーと共にソ連軍と戦った。ランボーにとってはかつての上官であるだけではなく、3年間共に戦った戦友の最後の生き残りでもある。その為、ランボーはトラウトマンを父親に近い自らの理解者と認識している。そしてトラウトマンも共に戦った部下を息子のように思っており、中でもランボーについては「自分の最高の作品」と誇らしげに語っている。常にアメリカ政府の意志を受けた説得者として登場するが、彼自身の心情は政府高官よりも前線の兵士に近く、ランボーの言葉に理解を示し他の政府側代表者と対立することも多い。

 「本当に嫌な参謀(?)」が登場するのはむしろ映画「プレデター(1987年)」の方ですね。

(救出作戦しか引く受けない)百戦錬磨の優秀な指揮官であるアラン・"ダッチ"・シェイファー少佐は、ゲリラ部隊によって捕獲された政府の要人達を救出するため、ダッチの元戦友で、現在はCIAで働いているジョージ・ディロンにより緊急招集されて中央アメリカに位置するバル・ベルデ共和国の密林地帯に出動する。

現場に降りたったダッチらは墜落したヘリの残骸の他、皮膚をはがされて木に逆さ吊りにされた特殊部隊隊員たちの死体を発見する。その後ゲリラのアジトとなっている村を襲撃し、ゲリラを殲滅させるが、現場の状況が事前の情報と大きく違う事を不審に思ったダッチが、ディロンを問い詰める。

ディロンは、人質救出作戦はダッチら優秀な兵士を駆り出すための嘘で、本当の目的は総攻撃作戦を控えたゲリラを殲滅させ機密資料を持ち帰るためであり、ヘリの死体は要人ではなく偵察隊であったことを白状する。

しかもウソをついてまで動員した「最強の救出隊」すら派遣先に想定外の「無敵の戦闘的宇宙人」が現れてやはり大損害を出してしまう…「あらゆる事態を想定して決断を下す」難しさ?