そう確かに日本人には「大丈夫ですか?」と聞かれると「大丈夫です」と答えてしまう悪癖があるのです。
先月真昼に駅のロータリーにおじさんが完全に横に倒れてるのを見かけて、顔真っ赤・異常な汗・意識多少の混濁で即救急車呼んでなんやかんやしたんですけど、今の時期は外で人倒れてたら躊躇せずに救急車呼んだ方が良いと思いました…救急車到着までの15分ほどで意識消える寸前まで行ったので…
— 七ノ日@たべあな連載中 (@7daaays) 2021年7月19日
最初意識あったので周りの人が「大丈夫ですか?救急車呼びましょうか?」と聞くんですが、多少意識あるせいで「大丈夫」と返してて、Twitterで見た「大丈夫ですかと聞いてはいけない」やつだ!!と思って「痛いところはありますか?お名前と住所言えますか?」と聞いて受け答えできるか確認しました。
— 七ノ日@たべあな連載中 (@7daaays) 2021年7月19日
住所や「今日はどこから来て今からどこへ行く予定だったのか」が詰まったのと全く起きられそうになかったので、手を挙げて周りの人の目を見て大きな声で「今すぐ救急車呼んでください、意識少し低下しています」「あなたはお水を3本買ってきてください」と伝えて連携を取りました。大声大事💪
— 七ノ日@たべあな連載中 (@7daaays) 2021年7月19日
「あなた」では誰も動かないので「黒い帽子を被ったあなた」「赤いTシャツのあなた」と特定するのも重要なテクニックの一つですね。その瞬間「あなた」は匿名の誰かではなくなるのです。
屋外だったのでおじさんのマスクは外し、カバン・衣服を緩め頭を打っていないか確認し楽な姿勢を確保、脇の下に買って来てもらった経口補水液を挟んで1本は少しずつ飲ませ、おじさんの携帯がたまたまポケットから転がり出たので意識消えかけの本人に了承を得てご家族に電話して救急車を待ちました。
— 七ノ日@たべあな連載中 (@7daaays) 2021年7月19日
救急車が来るまでご家族との電話は繋いだまま、おじさんにひたすら受け答えできるか話しかけ続けギリギリ意識が消える前に救急隊が到着、おじさんの携帯を救急隊に渡して、わかる範囲で見つけてから今までの説明をした後「あとはこちらに任せてください」とのことで解散しました。
— 七ノ日@たべあな連載中 (@7daaays) 2021年7月19日
その後のことはわかりませんが無事であることを祈ります。先月の、まだ今日ほど暑くない日のことでした。きっとこれからもっと倒れる方が増えると思うので、このツイートを見ている方が一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。
— 七ノ日@たべあな連載中 (@7daaays) 2021年7月19日
伸びているので追記で、
— 七ノ日@たべあな連載中 (@7daaays) 2021年7月19日
①頭は痛くないと言うものの倒れた瞬間の記憶が飛んでいる可能性を考え、頭は極力動かなさいようにしました。
元々少し横向きに倒れていたので気道は確保できていました。
仰向けだと場合によっては窒息の可能性があります。
「回復体位」でレッツ検索!
② 救急車を待つ間、意識が落ちないように
— 七ノ日@たべあな連載中 (@7daaays) 2021年7月19日
「今日暑かったですもんね〜もうちょっとしたら涼しいところ行けるんでね、あと少しお喋りがんばれますか?はい!じゃあお喋りしましょうか〜!」
と倒れている本人が不安にならないように雑談しつつ、随時体調の変化を確認しました。
③後日調べたら熱中症で倒れている時は飲み物は「本人が自力で飲めない時は無理矢理飲まさない」とありました。
— 七ノ日@たべあな連載中 (@7daaays) 2021年7月19日
おじさんに飲むかを聞いて飲みたいと言ったのでキャップに入るかどうかの量を少しずつ口元に持っていき順調に飲み込めていましたが、意識がかなり朦朧としている人にはおすすめしません。
もう数年前ですが、バス停で座り込んでいた父に対応して下さった方がいて、救急搬送されました。本人は「大丈夫って言ったのに、大袈裟な」みたいなこと言ってましたけど、危険な状態だったようです。年寄りは頑固で面倒臭いのに、救急車を呼んで下さった方に感謝しています。
— シフォン (@kashken) 2021年7月19日
炎天下が続く最中、結構重要となるテクニックですね。