諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【明治維新】どうして日本においてだけ自力近代化が成功したか?

f:id:ochimusha01:20211120201718p:plain

最近の投稿の一つ。

この問題は「どうして日本においてだけ自力近代化が成功したか」と深く関わってくる。その主導層(明治維新元勲)は完璧には程遠いまでも「列強の侵略」に粉砕されも組み込まれもせずに済む道を何とか選取して独立を保ったし、彼らとそこまで分断されていなかった一般民衆層もまた相応の合理的判断に従って自らの指導者に従う道を選んだのである。そうして成立した大日本帝国は(独立後も諸勢力分断に苦しみ続けたイタリア王国ドイツ帝国と異なり)粛々と版籍奉還(1969年)、廃藩置県と藩債処分(1871年)、秩禄処分(1876年)を遂行して江戸幕藩体制をあっけなく解体し、フランス型郡県制に移行してしまう。白村江の戦い(663年)で敗戦し大陸から侵攻を受ける恐怖が高まると(既に問題が山積みとなっていた)伝統的氏姓制度をあっけなく放棄して律令国家に移行して以来の(1200年振り2回目の)手の平返し。そもそも日本の場合、戦国時代における一円領主化進行によって公家領や寺社領が押収され、貴族も寺社も事実上封建領主の立場を手放して俸禄や檀家からの御布施で生活する様になっていたので欧州でいう意味合いにおける革命遂行が不必要となっていた事も幸いしたのかもしれない。

これを執筆してた時、まさに欲しかったのが以下の言い回し。

とりあえず、メモがてら…