小説家業界には「誰でも自分の半生を元にした私小説を書けば一作は面白いものができるが、それをやるとそれ以降その一作を超えるものが出せなくて作家としては詰む」みたいな話があったような気がするのですが(なかったらあったことにしてください)
— かおりな@軽率垢 (@caori_porn) 2021年12月8日
要するに自分の人生の「人理焼却」をすれば誰でも一瞬はすごい火力出せるけど後には何にも残らんぞという話かと思います
— かおりな@軽率垢 (@caori_porn) 2021年12月8日
私が創作と称してやってたのはこれに近いのでもし私の創作に面白さを感じてたらそれは多分人理焼却の火力です
私は別に飽きたら辞める趣味くらいでしか捉えてないので焼け野原になっても気にしないのですが、つねに何かを作り続けてないといけない創作回遊魚の方はこれやらんように注意したほうがいいかもしれませんね
— かおりな@軽率垢 (@caori_porn) 2021年12月8日
そして…
「風と共に去りぬ」のマーガレット・ミッチェルや「リバーズエッジ」の岡崎京子に「人間の抜け殻にしか見えない瞬間があった話、本当に怖いです。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2021年12月9日
そんな実例があるのですか?てっきり私はこれはこういう例え話とか都市伝説として存在する話かと思ってたのですが
— かおりな@軽率垢 (@caori_porn) 2021年12月9日
「ヘルタースケルター」執筆後の岡崎京子が事故に遭う直前「抜け殻」状態になってた話は、当時アシスタントだった安野モヨコのインタビューで読みました。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2021年12月9日
そんな実例があるとは恐ろしや
— かおりな@軽率垢 (@caori_porn) 2021年12月9日
一方、マーガレット・ミッチェルが「(密貿易で暮らす悪だった元夫への思いのたけを絞った)風とともに去りぬ」執筆後そうなって第二作目を手掛ける事なくその状態になって交通事故で亡くなった理由には諸説ある様です。最も有名な自伝では確か「複数の訴訟に巻き込まれ、疲れ果てた為」とされてました。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2021年12月9日
この様に、実際そうだったか不明なところもありますが、その気になって読むと確かに「風とともに去りぬ」も「ヘルタースケルター」も「作者の全てを喰らい尽くして世に顕現した」感が物凄いんですね。というか「こんな作品執筆して作者が無事で済むはずが無い」感が。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2021年12月9日
そんな感じで、以下続報…