これで「回路方程式の主体」が見つかった?
投稿内容としては以下。
ふと気付いた事をメモ。皮肉たっぷりに考えると、フランス自由主義の歴史は国王の権限強化(中央集権化)に抵抗する諸侯の反乱、すなわち「公益同盟戦争(1465年~1477年)」や「フロンドの乱(1648年~1653年)」に端を発します。https://t.co/RpoB3r3zxC
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
ところが諸侯連合の奉ずる自然法理念、それぞれが自分に都合が良い様に解釈した一人一派主義なので、共闘に失敗して各個撃破されるか、よしんば国王追放に成功しても内ゲバが発生して自滅するしかありませんでした。https://t.co/RjYNwg08NO
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
それで最後はフランス国王を奉戴する中央集権制が漁夫の利を勝ち取り、絶対王政の黄金期が訪れたのです。フランス革命も内実はほとんど同じ歴史の繰り返しでした。その最終局面は決して屈服しない王党派への虐殺合戦となり、さらには…https://t.co/E3eJZ0vPeS
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
「虐殺を命じる側」と「虐殺を遂行する側」の内ゲバとなって「虐殺を遂行する側」が最終勝利を飾った結果「そして(革命家が)誰もいなくなった」というオチ。実際「テルミドール反動(1794年)」の勝者はロベスピエールに虐殺の責任を全て押し付けた…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
マルセイユやトゥーロンでの大量虐殺主導者ポール・バラス、リヨンでの大量虐殺主導者ジョゼフ・フーシェ、九月虐殺(1792年)にも参加経験のあるボルドーでの「ジロンド派」大量虐殺主導者ジャン=ランベール・タリアンらだったのです。https://t.co/uGM2Ff2KOI
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
まるで絶滅収容所の看守達が反乱を起こし、ヒトラーを「ナチスの戦争犯罪」のスケープゴートに仕立てあげることで戦後も生き延びて批判を封殺したかの様な醜悪な景色。しかも人殺ししか能のない連中ですから、国を立て直す能力がありません。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
それで「より的確に殺して」王党派を沈黙させ、かつ内政面の才能も兼備していた天才軍人ナポレオン・ボナパルトが彼らを駆逐して新たな絶対君主として熱狂的に迎えられる展開を迎えたのです。これがリベラル派の理想視するフランス革命の現実。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
そんなフランスがどうして共和制に移行出来たかというと、一重に「皇帝ナポレオン3世の自打球(親征したセダンの戦いが大敗北に終わって捕虜となり強制退位)」という僥倖があったからでした。この歴史時点までに急進共和派(赤旗)も王党派(白旗)も…https://t.co/bGbzxOivAO
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
既に政権を担えないほど衰退していたので、消去法で穏便共和派(三色旗)しか残らなかったのです。そういえば明治維新についても勝海舟が「最後の将軍」徳川慶喜の大政奉還があったからこそ、あんな世界に稀に見る速度で…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
封建体制が放棄され近代体制が導入される世界史上の奇跡が起こったと指摘しています。実際、歴史のあの時点で日本が佐幕派と討幕派の泥沼の内戦状態に突入していたら…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
あっけなく、ポーランドやベトナムの 様に列強に分割され植民地化されていたでしょう。フランスの「革命時代」にも、実際には当事国への産業革命導入を半世紀遅らせ「英国単独覇権期」を現出させています。旧体制の幕引きの仕方、本当に大事。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
ところで「古典的自由主義の父」ジョン・スチュアート・ミル「自由論(On Liberty,1859年)」は「文明の発展には個性、多様性、天才が保障されねばならず、それを妨げるのが許されるのは第三者に実害を与える場合のみ」と宣言しています。https://t.co/RaHsong6yd
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
ミルのこの考え方はコンドルセ伯爵の衣鉢を継いだ内容であり、かかる理念こそが当時における階級、人種、男女差別の撤廃運動を主導した訳ですが、実はコンドルセ伯爵もミルも数学者であり、ここでいう「(発展の為に)自由を保証されるべき主体」も…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
人間界に存在する任意の概念が代入可能な数学的構造体として定義されていたのです。その為、後世に思わぬ鬼子が生まれてしまいました。そう「社会」あるいは「正義」をこの主体に代入し…https://t.co/5asowvOWAO
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
「社会を維持するには正義の遂行が保障されねばならず、それを個人の生命や財産や表現の自由を生得権とする基本的人権が妨げる事はない」と考え熱狂的運動を展開する社会(正義)自由主義の登場です。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
一歩間違えば(必然的に内ゲバで自滅する)中世自然法主義への再来。その一方でかかる不毛な状態を脱して近世段階に移行するとは(暴力的手段を十分に独占している存在のみが備える強制力を法源とする)法実証主義に基づいて…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
(まさにかかる「暴力的手段の十分な独占」を体現する)相応の火力と機動力を有する常備軍を中央集権的官僚制が徴税によって賄う主権国家体制(Civitas Sui Iuris)に推移する事を意味していました。https://t.co/g6OrabAd6f
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
さらにはその勢力拮抗状態こそが現在の国際協調体制の大源流となる訳ですが、ここでもその頂点を担う主体は数学的構造として抽象化されていて、歴史上「絶対君主」や「国民」の概念がそこに代入されてきた訳です。https://t.co/yyATOlG36l
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
そして今や社会(正義)自由主義者がその座を虎視淡々と狙っているという…まさしく「オーストラリアの仇をドイツで取ろうとした」ヒトラーの様に。こう風に考えると中世から現代までの歴史展開のイメージが随分とスッキリする?そんな感じで以下続報…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
「オーストラリアの仇をドイツで取ろうとした」…こう見えるのは社会(正義)自由主義者の出自が「既得権益を庶民から墨守せんとする因循姑息な旧ブルジョワ/インテリ/政治的エリート階層」と、まさに庶民の目に映るから。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして
ホフスタッター「アメリカの反知性主義(1963年)」で分析対象とされた「反知性主義」はまさにこの種の傲慢さが庶民層に引き起こしたルサンチマンの鬱積で、その警告を黙殺した結果がアメリカにおけるヒッピー運動と黒人公民権運動の勃発だったという次第。https://t.co/KY3x6vHGlg
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そして…
そう考えると日本のリベラル層、一体何重に「読み間違い」を犯してきた事になるんでしょう?というより、むしろ正解にたどり着けた試しがない?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
ふと思いついた蛇足。社会(正義)自由主義者に国際的に欠落してるのは、この曲における「キミを救えるのはボクしかいないのに」「ボクを救えるのはキミしかいないのに」「ボクを救えるのはボクしかいないのに」の揺らぎ幅の自覚かもしれません。https://t.co/LPfnLZRpYK
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
地獄から戻ってきた懐かしのアライさん「教養で文明と戦わなくなったインテリなんて、ネズミを獲らなくなったイエネコと同じなのだ。人類に可愛いと思われなくなった途端、このアライさんと同じで駆除指定生物の仲間入りなのだ」https://t.co/Fv62M2lGty
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月14日
そんな感じで以下続報…