「権力勾配」それは辞書に載ってなく、またウィキペディアに項目も無い言葉。
権力勾配という意味不明な四文字の意味も正しくは敵に悪王の役割を振り、自らに正義の王殺しの役割をもらうことであり、社会の機能として権限を振るうものに対抗する革命志向的な正義を自分に認証するための呪文である。
こういう話も。
チームで行動する時、効率よく仕事を進める上ではリーダー(上司)を置くのが一般的です。 この時リーダーと他のメンバーとの間の力関係を「権威勾配」と呼びます。 権威勾配が緩すぎるとチームの統率が取れなくなり、またきつすぎると一方的な命令ばかりになって他のメンバーから重要な指摘も意見も出せなくなってしまいます。
今回の投稿の出発点はこの辺り。
ツイッターで見かける「反差別」、だいたい「権威勾配」というマジックワードを併用しているので、実際には「私より弱い人に攻撃はしません。なお私はほとんど世界で最弱なので、私のほとんどの攻撃は正当な抵抗とみなされます」という信仰告白でしかないので、驚くほど攻撃的なんだよな。
— 橙⚡️ (@_0ranssi_) 2022年1月16日
「私は他人を攻撃とかできない!こんなに弱いのに!これは攻撃ではない!」と思ってるんだよね。だから外国人嫌悪とかも平気で口にするし、障害者よりも幼児よりも下と認識してるから「上の人間に差別なんかできない!」って本当に思っている。
— 橙⚡️ (@_0ranssi_) 2022年1月16日
それ実はヒトラー率いるNSDAPに騙された「第一次世界大戦後のドイツ民族」の心理そのものという…まぁ「フランスに莫大な賠償金を負わされた上、非武装につけ込まれてルール地方を占拠される」「世界恐慌から脱する為のユダヤ人優遇措置が、様々な形でルサンチマンの種になる」みたいな背景があって…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月16日
次第に被害者意識が膨らんでいった訳ですが。実際、ナチスの正体なんて「詐欺師の無分別なええとこどり」程度に過ぎなかった訳ですが、それに熱狂的に食いついてしまうほど当時のドイツ人、特に没落しつつあるブルジョワ階層の自尊心/存続危機は高まっていたんですね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月16日
×自尊心/存続危機は高まって○自尊心は気付けられ、存続危機は高まって。それに付け込んでくるという意味合いにおいて「ナチズムの脅威」に思想の左右は関係ないのですね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月16日
「ルール占領(1923年)」…(自力で勝ち取ったわけでもない)勝利に酔ったフランスのこうした「行き過ぎ」の積み重ねこそがナチス政権を誕生させてしまったという事実をこそ、暴走リベラル層は前轍とすべきかと。https://t.co/FKSNwQ2aFe
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月16日
こういう話をすると、何故か「大阪人にとっての維新の話ですか?」と言い出す人が現れる不思議(別に肯定も否定もしない)。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月16日
強く頷けるかも。(´・ω・`) https://t.co/ebe8iUmVff
— 利島一郎 (@toshima59) 2022年1月16日
こんな批判も。
そのような論理は発言の牽制に悪用されうるのではないでしょうか?
— HeLiCoPtAr (@HeLiCoPtAr2) 2022年1月16日
この話は「自粛要請」のメタ視点、すなわち「(自粛を要請される側が鬱屈を爆発させるまで続く)自粛を要請する側の暴走」についての議論なんですね。ここで「何処かに均衡点がある筈だ」と考えるのが保守主義的思考となります。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
均衡点というのがよく分かりませんが、爆発させない程度の強要や牽制は差し支えないという発想なのでしょうか?
— HeLiCoPtAr (@HeLiCoPtAr2) 2022年1月17日
互いにとって未知の問題点は衝突を通じてしか表面化せず、その内容を互いに納得するまで吟味した上での「自粛」が生む「均衡」なら、それはもう最近問題になってる「盲目的自粛要請とそれへの反発の暴走スパイラル」とは別物だという事ですね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
互いにとって未知の問題点は衝突を通じてしか表面化せず、その内容を互いに納得するまで吟味した上での「自粛」が生む「均衡」なら、それはもう最近問題になってる「盲目的自粛要請とそれへの反発の暴走スパイラル」とは別物だという事ですね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
例えば具体的には「コンク(黒人の金髪)」問題が挙げられます。黒人公民権問題全盛期、マルコムXはこれを問題視してましたが、最近の黒人はこれを気にしないばかりか「金髪に憧れる黒人もいる」事実を平然と受容してます。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
コンク問題というのは検索しきれませんが、もう少し具体的な説明を出来ますでしょうか?
— HeLiCoPtAr (@HeLiCoPtAr2) 2022年1月17日
ただし「ルージュラ(Jinx)」は相変わらず禁止のまま。こういう「移動し続ける現実の国境線に対応し続ける自粛」こそが「合理的な均衡」の正体という訳です。https://t.co/onWQUIyZTH
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
なぜ日本語呼称「ルージュラ」に英語呼称「Jinx」と同様の効果があるか知ってるかというと、それによる「即死案件」をネット上で幾度も目にしてきたから。
私の考えは、あらゆる強要は契約社会を成り立たなくさせるので効力を失うというものですね。
— HeLiCoPtAr (@HeLiCoPtAr2) 2022年1月17日
均衡という概念は迷信的だと考えます。
強要は「合意の効力を事後的に失う」という結果をもって表面化し、その効力がない前提を認めることが建設的な合意形成になると考えます。https://t.co/ft2k8rx53J
全体を戦争に例えるなら、戦況によって敵味方の行動が刻々と変わっていく最中、それについていけなくなって「しばらく前の戦況」に拘泥し続ける無能な兵士は双方にとって迷惑という話になってくるかと。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
迷惑という主張が何を言わんとしているのか分かりませんね。そのような人を排除するという含意なのか、そのような人に反省を促そうという含意なのか、そのような人を無視しようという含意なのか。
— HeLiCoPtAr (@HeLiCoPtAr2) 2022年1月17日
まぁこの戦場では「ビヨンセなどの登場によりコンク概念の呪縛から逃れた黒人少女達は普通にセーラームーンのコスプレを楽しむ様になったが、彼女がぽっちゃりしててもルージュラと揶揄しては駄目」と直感的に分かる兵士だけが生き残るのです(生存バイアス)。https://t.co/skYmk2rbJj
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
ただそれだけの話にしておくのが理想解という話ですね。そういう私もこの手の話で海外ネットで幾度も死にかけてたりしますが…その過程でずっと安全圏にいた人間が、機関銃の弾幕や迫撃砲の恐怖を知らず勝手に突っ込む自殺行為のついて「知るか、ボケ!!」と言えるくらいの知恵はついたというだけの話。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
ちなみに「知るか、ボケ!!」はこれ由来。
「知るか」というのは単に無知でも言えると思いますし、「言えるくらいの知恵」というのが分かりませんね。
— HeLiCoPtAr (@HeLiCoPtAr2) 2022年1月17日
あなたは「無知を認めたら情報を受け入れなければならない」かのような前提で捉えているのでしょうか?https://t.co/viXtGNDGQV
私は元々「禁じれらていることは絶対」という発想自体が迷信じみていると考えていますね。https://t.co/DqbuOW1OVI
— HeLiCoPtAr (@HeLiCoPtAr2) 2022年1月17日
英米法は「禁じられていない事は許されている→法の抜け道を突かれたらその穴を塞ぐ」のサイクル、大陸法は「許されてない事は禁じられている→反対者が殺し切れなくなったら生存を容認」のサイクルで回りますが…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
前者は古典的自由主義、後者は社会自由主義の立場に対応しますが、そのどちらも自らの裁定が強要可能なくらいは暴力を独占している法実証主義が前提。要するにどちらも体制保守の過程で相応の犠牲を出し続けるのは折り込み済みなのです。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
これまで「真の自由はお前が考えてる様な適当な代物じゃない。真の正義にはそれ自体に強制力が備わってるものだ」みたいな反論も幾度も受けてきましたが、ネットではそういうタイプに限って「実弾を避ける知恵の欠如」を露呈して大怪我を負い…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
たちまち「これは真の正義への挑戦だ!! 我々はテロリストとは交渉しない!!」と断言して表現規制派の様な「空爆主義者」に転じる有様がひたすら目撃され続けています。そして実際「反対派を一人残らず皆殺しに出来るなら」彼らの側が勝つのです。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
韓国のアジョシ法とか、その実例。
その過程で彼らの考える「万人に開かれた真の正義」がどんな変遷を遂げていくのか興味がありますが、経験的には概ね「誰もが笑って暮らす平等社会に、お前らの居場所だけはない!!思いしれ、このファシストの差別主義者どもめが!!」と宣言されるだけという。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
ここで大陸法=社会自由主義が「反対者を皆殺しにし続けられる限りにおいて、改定の必要なく存続するシステム」である事に立ち返りましょう。この価値観においては「誰もが笑って暮らす平等社会」を脅かす「反対者」は全てファシストの差別主義者」みたいな絶対悪のレッテルが貼られます。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
ローマ教会は「異端派」プロテスタントを皆殺しに出来なかったので、仕方がなく彼らの容認に踏み切りましたが、誰もがそういう英断を下せる訳ではありません。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
こういう全体像の中で「頑固として自分を変えたくない人々」に「確かにあなた達は正しい。変わる必要もない。おっしゃる通り、公敵抹殺の完遂こそが正義を貫く唯一の道です」と言い寄ってくるのが「詐欺師」としてのナチズムの本質というのが、この話の本来の道筋だった訳ですね。目の前に実例が一つ…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
今一つ趣旨がくみ取れませんが、あなたは強要の効力については否定しないというスタンスなのでしょうか?
— HeLiCoPtAr (@HeLiCoPtAr2) 2022年1月17日
そもそも貴方の「強要の効力自体を否定したい」願望自体が「実弾が当たれば人は怪我をしたり死ぬ(だから、そもそも実弾を避け様とする)」現実に反しているのですね。これは誰にとってもどうしようもない事です。https://t.co/Cc8iIsC0bl
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
願望というよりは、強要に基づいた法や契約の運用は宗教的なレベルに堕しているのではないかと推測しているということですね。
— HeLiCoPtAr (@HeLiCoPtAr2) 2022年1月17日
逆にあなたは、法や契約に強制力を持たせることの正当性の論理的筋道を示せますか?
うわぁーここまで懇切丁寧に説明されて理解できないどころか「実例」を自分であると思えないあたり筋金入りですなァ・・・・・・w
— 猫ウルフ@名古屋オタ情報局 (@Neko_Urufu) 2022年1月17日
法や契約に強制力持たせなかったら詐欺師や犯罪者が横行しますなァ!何せ法や契約破り放題ですから。
— 猫ウルフ@名古屋オタ情報局 (@Neko_Urufu) 2022年1月17日
まさか「ローマ教会がプロテスタントを殺し尽くせなくて容認したのが大陸法の本質」という話をしても、そんな設問が可能とは。本物の筋金入りって、そんな感じなんですね。ちなみに貴方の自認は「(自らの世界観に合致しない現実の一切を否定する)絶対平和主義者」とかですか?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
ネットでそういう人を幾人か見かけましたが、揃って「(悪とは一切の接触を拒絶する)空爆主義者」でしたね。まさしく「大丈夫、実務を我々が全て代行する事で、貴方達は良心の呵責から解放されるのです」と言い寄ってくるナチズム側から「ネギを背負った鴨」に分類される人々…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
あなたから強制力を肯定する筋道の提示は得られていないと認識しています。
— HeLiCoPtAr (@HeLiCoPtAr2) 2022年1月17日
私はそもそも行動の可否が保証されているとは考えていませんし、絶対平和主義という概念は違うと思いますね。公正は悪意や物理攻撃への堅牢性を備えていないと閑雅ています。
強制力を正当化出来る論理的筋道は持っていないということなのでしょうか?
— HeLiCoPtAr (@HeLiCoPtAr2) 2022年1月17日
あなたは理解せずに強制力の正当性を信じている、宗教的な態度なのでしょうか?
ちなみに、ここで「ローマ教会がプロテスタントを殺し尽くせなくて容認したのが大陸法の本質」という史実自体についての是非自体は問はないのが私の立場。何せどちら側の当事者でもないもので。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
元々その話の提示は何を意味しているのかは私には理解できていません。
— HeLiCoPtAr (@HeLiCoPtAr2) 2022年1月17日
逆に強制力の不当性を論理的に説明できるってのかこのヘリ・・・・・・これまでツイート色々見たけど「強制力は不当である(意訳)」以上の論理的筋道(そもそも論理的でないが)提示してるとこ見たことないぞ・・・w
— 猫ウルフ@名古屋オタ情報局 (@Neko_Urufu) 2022年1月17日
不当性の説明ではなく、不確定の認知の保持ですね。
— HeLiCoPtAr (@HeLiCoPtAr2) 2022年1月17日
相手が確定の認知を持っていると認知するのは自由です。
現実に存在する「相手を視野外に追い出す方法」は、様々な次元で「その場から立ち去る」「黙殺する」「殺す」の三択。十分データは取れたので、私は2番目の選択肢を選ぶ事にします。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
ちなみにconk(金髪の黒人)、今やポルノジャンルの一つなんですね。男尊女卑路線を打ち出して以降もなおブラック・パンサー/ブラック・モスレムを支持し続けてる「筋金入り」の前で迂闊にこの話を持ち出したら「即死」確定。まぁ世の中にはこの「即死」の感覚が分からない人もいるという話…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月17日
ちなみに「ナチスにカモにされる」とはこういう状況を指します。
日本の戦前でいうと白樺派や、その源流たる日本絵画の国粋主義が辿った道筋ですね。インテリの現実の脅威への無関心は必然的にそういう結果に結びついてしまうのです。
そんな感じで以下続報…