与謝野晶子も遠くになりにけり?
発端はこの投稿。
はー、平塚らいてうを矯風会が攻撃したことを持って「女の敵は女」と瀬戸内寂聴が記述したのが始まりなのか。どっちも日本フェミニズムの原点だなあ / “ねこたまみずき on Twitter: "「女の敵は女」ですが、原点は瀬戸内寂聴さんです。 青鞜の平塚らいてうさんの女権運動に…” https://t.co/p5ruzP1Jk4
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2022年1月19日
らいてうさんと母性保護論争を戦った与謝野晶子も「女の敵は女」を繰り返し主張してますね。いわゆる「性奴隷」論も、元来はそれから発祥してたりして。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月19日
ありそー。もともとフェミニズムでよく言われた言葉なのね
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2022年1月19日
ここで割り込み
性奴隷はいっていない。
— ねこたまみずき (@nekotamamizuki) 2022年1月19日
女が生殖以外でセックスを楽しむ是非とか文章が残っています。#青鞜 https://t.co/tQgiYzwcMh
与謝野晶子「私娼の撲滅について(1917年)」。ここで提言された「まず公娼を廃止せよ」論が韓国フェミニストのキーセン廃止論の出発点の一つとなったものの、相手が軍事政権なので相手にされず「原点は日帝だからやはり悪」という方向に歪んで、いわゆる「韓国の性奴隷論」に辿り着くのでは?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月19日
軍事政権と戦いながら韓国フェミニズムが歪んでいく過程については「慰安婦と戦場の性」にも解説がありました。別に最初から反日ありきではなかったんですね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月19日
その一方で「それまで完全に無視されてたのに、反日を絡めた途端、支持者が増えて軍資金も集まる事に気付いて暗黒面に落ちた」以降の展開は自業自得としか…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月19日
そのあたりだと、すでに青鞜の手から離れてますね。
— ねこたまみずき (@nekotamamizuki) 2022年1月19日
本題に戻る。
まぁ、あくまで「梨花大学出身の両家のお嬢様方が、キーセン廃止論争を始めたモチベーションの一つ」という話に過ぎず、日本人からすれば、そもそも「私娼の撲滅」って公娼廃止論が主題だった?という話も出てくる訳で。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月19日
与謝野晶子の「ここに到って私は私娼の絶滅を計るよりも先ず公娼の絶滅を計るべきものであると考える」発言をどう受け止めるかという話になってくる訳ですね。
「良家への輿入れが女の人生のゴールであってはならない」という戦いは映画「モナリザ・スマイル」の主題でもありました。「エレン・ブロコビッチ」と並ぶフェミニスト必見映画。ちなみに与謝野晶子のフェミニズム論も、青空文庫で一通り読めたりしますね。Jフェミには圧倒的に教養が足りてない…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年1月19日
まあ教養あったらそこらへんのコンテンツやグッズやコラボに噛み付いたりしないですしな……
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2022年1月19日
そんな感じで、以下続報…