1990年代における第二次人工知能ブームの終焉、もしかしたら「現代思想の終焉」と 時期を同じくしてたのかもしれません。
この投稿の契機は以下のTweet。
現代思想の発想や考え方の枠組みは、おそらく1990年代までで出揃っており、以後は政治、芸術、臨床をはじめとする個別領域への展開や応用が主となったとすると、現代思想の最後って誰だろうと考えていました。手前味噌ですが、ドゥルーズ+ガタリ『哲学とは何か』(1991)の可能性はありますね。
— 小林卓也@ソトのガクエン (@dehors_org) 2022年2月16日
フーコーは早世しましたし(84年没)、バディウの『存在と出来事』は1988年ですので。とはいえ、『哲学とは何か』(1991)が何か新たな思考の枠組みを提示しているかどうかは微妙なところではある気もします。
— 小林卓也@ソトのガクエン (@dehors_org) 2022年2月16日
その一方ではこういう話もあります。
もし歴史のこの時点で現代思想が終わったのだとしたら、それ以降現れる思想を何と呼べば良いのでしょう?