話は小野わぬ方向に転がって…
まさかこの投稿に戻る事になるとは…
出発点はこの辺り?
恐らく中国がもっとも衝撃を受けているのは、SWIFT排除や一連の国際金融システムからの排除処置によって、ロシアがそれなりに健気に積み上げてきた外貨準備が一瞬で使用不可能な凍結資産と化したことで、ドルをはじめとする西側のハードカレンシーが支配している現状では、人民元に対抗手段がない
— IngaSakimori/人工知能戦争2035/Raspi-Recorder (@IngaSakimori) 2022年3月1日
すべてを内需で賄い、すべてを自国で生産し、経済システムそのものを他国から切り離す覚悟でもないと、同様の処置を取られたら中国経済はロシアほどではないが、急速に瓦解する。
— IngaSakimori/人工知能戦争2035/Raspi-Recorder (@IngaSakimori) 2022年3月1日
ロシアはこうした状況ではまったく頼りにならない。韓国経済くらいの規模しかないし、通貨としての価値にはウォンにも及ばない
— IngaSakimori/人工知能戦争2035/Raspi-Recorder (@IngaSakimori) 2022年3月1日
もちろん中国の数少ない友邦も、まったく話にならない
私は今回の大義も名分も思想信条も道理もない『野蛮』なロシアのウクライナ侵略によって、中国の台湾侵攻は少なくとも大義名分を整える意味ではむしろハードル上がったと見ているんだけど、中国にとっては台湾侵攻で対峙する可能性が高い日米の戦力と同じくらい経済制裁の威力に震え上がっているだろう
— IngaSakimori/人工知能戦争2035/Raspi-Recorder (@IngaSakimori) 2022年3月1日
軍事戦力とはまったく別次元で、経済の戦争というのは究極的には国際通貨としての価値の戦いだ
— IngaSakimori/人工知能戦争2035/Raspi-Recorder (@IngaSakimori) 2022年3月1日
SWIFT排除や国際金融システムからの切り離しはそれをまざまざと見せつけたし、そうした領域において西側の支配が絶対的であることを示している
じゃあ、新しい決済システムを作ればいいじゃん、と思うだろうが、事はそう簡単ではない。今回のような局面では、結局、国際決済通貨としての価値の戦いになる。
— IngaSakimori/人工知能戦争2035/Raspi-Recorder (@IngaSakimori) 2022年3月1日
人民元の価値はこれほど中国経済が伸びてきても、何とか円と並ぶだろうか、というレベルに過ぎず、しかも流動性はまったく低い。
ルーブルに至っては率直に言ってカスである(我々から見れば)
— IngaSakimori/人工知能戦争2035/Raspi-Recorder (@IngaSakimori) 2022年3月1日
そんな通貨がドルとユーロとポンドと円とスイスフランすべてを敵に回しているのが、ロシア経済があっという間に大激震に見舞われている理由だ
中国は内需の育成に力を注いでいるし、EC業者やSNSをはじめ、ITサービスについてほぼすべて自前で補えるようになっている。これはルール違反はあるだろうが、彼らの努力の結果だ。しかし、それでも国際金融の世界は残酷だ。
— IngaSakimori/人工知能戦争2035/Raspi-Recorder (@IngaSakimori) 2022年3月1日
歴史と価値と信用がものを言う。
ルーブルの破滅的な崩壊はそれを見せつけていると思う
— IngaSakimori/人工知能戦争2035/Raspi-Recorder (@IngaSakimori) 2022年3月1日
だからといって人民元を完全にオープンな通貨にすることは今更中国にはできないし、時すでに遅いだろう
自由で信頼があり、実績がある通貨システムはやはり圧倒的に強い
それをまざまざと感じる
そんな感じで以下続報…