歴史を早回しで眺めていると、当然見落としも多くなります。
今回の投稿の契機はこのTweet
最期から2番目の王と教育係の話
— 零 (@zero_hisui) 2022年2月27日
(創作多め) pic.twitter.com/inCR7kN37e
1726年のフランスは目に見えて終わってたので、それを20年弱でフリードリヒ大王に羨ましがられるくらい回復させただけで凄いんですよ。凄すぎてフランス政府すら実は何も解決してない事に気づかなかった…70年代くらいまで…
— 零 (@zero_hisui) 2022年2月27日
確かに枢機卿の元でフランスは上手くいってたんだけど、それは彼の手腕ありきというか、壊れた機械を職人技で上手いこと動かしてる…みたいな印象を受けるんですよね。80代の老人ありきのシステムは怖すぎるし、その怖さに本人が無自覚だったとは思えない、という妄想でした
— 零 (@zero_hisui) 2022年2月27日
その後のフランスがどうなったかというと、こうですhttps://t.co/dryTlZSun2
— 零 (@zero_hisui) 2022年2月27日
↑の文言とフルーリー枢機卿を絡めるにあたり、聖職者と大洪水の話にノアのアレが出てこなかったら嘘だな…と思ったので無理やり入れました。
— 零 (@zero_hisui) 2022年2月27日
優しいフォロワーさんに気づいてもらえて嬉しい
時系列的には最後のページが↓の数年後くらいです。そして↓で15世が話してる内容は概ねフルーリーの仕事です。優しいだけのおじいちゃんではないhttps://t.co/i6bhUXKgOz
— 零 (@zero_hisui) 2022年2月27日
ポンパドール夫人「私の出番はないの?外交革命とかするのに?」
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月27日
最後のコマの時点でまだ1743年なので…
— 零 (@zero_hisui) 2022年2月27日
「回復の時代」なる歴史区分の存在自体を知りませんでした。教えて頂いて有難う御座います(シュテファン・ツヴァイク「マリー・アントワネット」がその直後から始まる感じ?)
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月27日
本当に「その続き」を知ってれば知ってるほど切なくて美しい物語…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月27日
ありがとうございます!フルーリーの死の翌年にポンパドゥール夫人が15世の寵愛を得、外交革命と、ひいてはマリー・アントワネットの終わりに至るまでの物語が始まる事を思うと、運命は因果ですね…
— 零 (@zero_hisui) 2022年2月27日
ポンパドール夫人もかろうじて「フランスをもたせる」のに成功しましたが、デュ・バリー夫人は…歴史って本当に因果ですね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月27日
そして…
フルーリー枢機卿、宰相への正式な任命は固辞し、常に控えめな態度で、私腹を肥やすこともなく、賄賂も受け取らず、公私混同もせず、固定給だけで清貧な生活をしていたらしく、マジで「教え子に頼まれたから」フランスの宰相をやっていた…?
— 零 (@zero_hisui) 2022年2月27日
ちなみに彼はソルボンヌ大学神学科を卒業し、王妃付きの聖職者→国王付きの聖職者→司教→国王の教育係→宰相(!?!?)
— 零 (@zero_hisui) 2022年2月27日
という狂ったキャリアを積んでいて、これでちゃんと政治家として有能だったのは奇跡だと思う
リシュリュー「何故かフランスでは」マザラン「枢機卿は悪役にされがちなのです」アレクサンドル・デュマ「別に私のせいではありません」。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月27日
本当に聞いてるとガチ門外漢みたいな感じですよねぇ。
— TM (@TM_KG) 2022年2月27日
属人的スキルに頼っちゃった感じですか。
まず何処から国家財政の知識持ってきたのか凄い不思議ですよね。
— 葡萄 (@Ml0TEYamodioEne) 2022年2月27日
協会に頼んでサポートしてくれそうな人呼んだのかな?
なんか人を見る目が超絶あったらしく、任命した閣僚がどれも優秀なんですよね…
— 零 (@zero_hisui) 2022年2月27日
恐らく財務総監のデ・フォールとオリが上手いことサポートしてくれたんじゃないかと…
ああそうか。英国が「ウォルポールの平和」だった時代の人なんだ…
そんな感じで以下続報…