そうそう、まさにこの顔である。
今愛の投稿の発端はこのTweet
人がパクパク食われる漫画(進撃ね)を「巨乳が出ないから安心して読める」って言ってたツイートに付いてたリプで面白かったのは「あの作品「安心して」読めるなんて言うサイコパス初めて見た」でした。
— 徳田しんのすけ🍉 (@tokuda101) 2022年3月22日
コーヒー吹きそうになった(紋切り型)
ここに乱入
海外オタク少年がネットで「父親に進撃の巨人アニメを見せる企画」を試みたところ「ママを食ったのスティーブン・タイラー(エアロスミスのボーカル)だ‼︎」と叫んで、それがネットmemeになったのを思い出しました。しばらく「母の日」毎に流れた模様。https://t.co/uYaLhSWyL5 pic.twitter.com/I9fY5GkXaC
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月23日
スティーブン・タイラー、とんだ濡れ衣?「スティーブン・タイラーになら食われても本物では?(意味深)」なんて悪意あるコメントも。https://t.co/cTpPFXZrWl
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月23日
日本だったら間違いなく薄い本が作られてましたね。
元々「片結びの母親は死亡フラグ。例え病弱でなくても…」ネタが「母の日meme」になってた人。https://t.co/3lZZqFO0tB pic.twitter.com/ilsCwM4C6R
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月23日
これ自体は日本でもしばしばネタになる奴ですね。
自分はベッドで寝ているときに髪の毛が体の下に行かないように髪が前に来るようにしてるってきいた事があります。
— ぷにょ (@puyon_punyon) 2019年10月27日
健康な方がその髪型が可愛いと思ってやってみたら、年配の女性に「なんて髪型してるの!?」ってそういう理由で怒られたって。
あ、あと髪の毛を洗面器にはったお湯・水で洗いやすいとかなんとか…
— ぷにょ (@puyon_punyon) 2019年10月27日
髪が長いと分かりますけど、髪が長いと寝る時に自分の背中で踏んで痛いので前に出すんですよね。
— 3STT:3P(三豚@海蠍特戦隊) (@KUZ_3STT3P) 2019年10月27日
つまりは「病床キャラの髪型」なんですけど、そこから「死ぬキャラの髪型」とミーム汚染されていったんですよね。
ただこの髪型の母親キャラが多いから出来上がったミームでは無く?
— leynoだよー (@leyno_club) 2019年10月27日
「生き残りました」 pic.twitter.com/mNQVMCQ3ka
— 緒川むつき💉💉💉 (@tam_wyvern) 2019年10月27日
三つ編みにするかしないかが生死の分かれ目か…。(´・ω・`)
— たろ (@dow_de_show) 2019年10月27日
「自分の身……髪の手入れまで手が届いて居ない」所が「自己犠牲」「献身」のイメージなのだと思います
— 相河柚希🍊原稿中 (@artartn) 2019年10月27日
この印象でしょうかねぇ。誰もが子供の頃に観て、病気と死の印象を頭の中で結びつけた髪型。死んでないけど。 pic.twitter.com/cXSdKf1kWi
— ぼを@変拍子のボカロP (@BoPeep_16) 2019年10月27日
へー『ルーズサイドテール』って言うのか
— 一騎当千💛x🍆/🍆x💛 (@801lovelove) 2019年10月27日
こうしたイメージを中央値として外れ値が…
「病弱でもないのにこの髪型で、病気でない別の理由で死ぬ」エレンの母もそういう意味合いでは立派な外れ値なんですね。
病気になると髪を切りにいけなくなるので、必然的に長くなり簡単に横にまとめてるのではないでしょうか https://t.co/jiLBKCd4Nk
— てぃぐれ♪@情シス評論家(自称) (@tigre_e) 2019年10月27日
実際問題、寝込んでると この髪型になるよね。
— エリコ (@x_elico_x) 2019年10月27日
洗えなくてもそこそこなんとかなる、寄りかかった背中に当たらない、ゆるく結べば痛くない。
合理的に考えてみんなこうなる。
あと「どう考えても闘病生活に不利益なのに髪を切らない」という性格も読み取れるのかな。
闘病してない人は死亡フラグか…? https://t.co/XvqCJZ6P5u
「闘病してない人は死亡フラグ」ねぇ…「(当事者が死ぬとギリギリまで見せ掛けておいて)相手が死ぬ」まであるのがなんとも…
「入院してるイメージあるからかな。病院だと寝たきりだろうし、長期になればカットも出来ない、毎日入浴は体力的に厳しいし、後ろで束ねると横になる時に邪魔だし、母親=そこそこの年齢だから2つに束ねると幼すぎるから、この横束ねスタイルが、病弱?か弱いイメージを想像しやすいからなのかなぁと(現存しないtweet)」。
なるほどね。 https://t.co/5Got8plklB pic.twitter.com/kOPGPFgX9w
— きしめん@デブがLiv・Morganになるまで (@PSYCHO_Norn) 2019年10月27日
現代の傾向を見ると、母親が寝たきりになる病気としてはガンの確率が高い。となると、ここまでの過程で抗ガン剤が投与されるのが標準的治療だろう。その結果、脱毛してカツラをかぶっているのが現実的。こうした髪型はアニメ視聴世代に「闘病」のイメージを固定化する役割を果たしていないだろうか。 https://t.co/Axij19q6vd
— 工房うむき (@kobo_umuki) 2019年10月27日
南野志保利さんはここから快復して元気になったよ! でも死にかけてたとき確かにこの髪型だった。後ろひとつ結びだと寝るとき邪魔だし、結んでないと起き上がるとき邪魔なので、寝たり起きたりする病人はとりあえずこの髪型が楽。でもエレンの母ほか健康な人の場合は謎。 https://t.co/pJd9cGKDpJ
— なつ茶 (@s_naccha) 2019年10月27日
そういえば今頃になってやっと気づきました。高橋留美子「めぞん一刻(1980年~1987年)」に「足を怪我して外出出来ない(=風呂屋にいけない)だけの音無響子さん(長髪で普段も掃除などしてる時は髪を後ろで結ぶ)は髪を編み込んでいたけど、母親になったラストシーンでは片結びにしている」という細かい演出があった事に。医者の娘だけあって観察例豊富な高橋留美子画伯はこの辺り分析解像度の格が違う?
ちなみにプールではポニーテイル。
確かにトトロのお母さんは若干違う髪型やな https://t.co/LNbo24SlNx pic.twitter.com/geBNAgZLoW
— あるたいる (@altaairr_ac) 2019年10月27日
すごい…見事にみんな同じ髪型だ…。
— ショウヤ (@ShoyaM991116) 2019年10月27日
てか、ナターシャもエンドゲームでこの髪型だったけど…まさか……? https://t.co/1Z5Kqedtq0 pic.twitter.com/Auk2z2FVj2
病気の時にサイドに結ぶのはめっちゃわかる。
— ꕥ ꧁ 流 ꧂ ꕥ (@nagareNGR48) 2019年10月27日
だって、髪たらしてると横になるたびに寝癖つくぢゃん。
で、普通に後ろに結ぶと、枕と首の間にボリューミーな束があって、寝心地わるいぢゃん。
だから横に結ぶ。ツインテールやおさげでもいいけど(子供の病弱キャラはおさげ率高い気する)大人だから。 https://t.co/ez0xWpnamp
表象は作者の意図を超えて力(意味)を持ちうるということがうかがえる。言葉でも映像でもイラストでも、作者でさえ無自覚のうちにある支配的なコード(規範)に従っていることはあって、作者の積極的な意図よりも、その無意識を浮かび上がらせる方が場合によってはおもしろかったりする。 https://t.co/wznN5kzv5h
— 伊藤弘了『教養としての映画』6刷 (@hitoh21) 2019年10月27日
死ぬ母親の髪型、入院中の女性(特に母親)像に見られることが多い気がする。入院中という観点から解釈すると、「長期入院で散髪に行けず伸びてしまった髪を少しでも綺麗に見せる清潔感のある髪型」がこれくらいしかないからじゃないかな。そこから派生して一般化したと推察。 https://t.co/IcJ2yVQn5L
— いけさん ィェィㇴ太郎 (@is_ikesan) 2019年10月27日
これ「日本髪結っていた女性が病気で髪の毛解いて横臥している時の髪型」の現代版ですよなぁ……解いたままだと邪魔になるので先の方だけ束ねて、寝る時邪魔にならないよう前に回してある。 https://t.co/1grPS7uV73
— ののまる (@nonomaru116) 2019年10月27日
とはいえ「髪を長く伸ばす事が多い」は女性の生得的特徴ではないし、実際ここで話題となったスティーブン・タイラー(エアロ・スミスのボーカル)も男性ながら長髪のイメージ。すなわちこの話題の行き着く先は「片結び(Loose Side Tail)のスティーブン・タイラー(病気療養中)」がイメージ可能か否かだったりする?
スティーブン・タイラー「何故、母の日を迎える都度、私の名前へのアクセス数が伸びるのか」。親切なネット民「お答えします。それはあなたが「巨人顔」過ぎるからです」。スティーブン・タイラー「ますます解せぬ」。これが本当の異文化交流?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月23日
そんな感じで以下続報…