「士道不覚悟」概念は何度でも蘇ってくる?
今回の投稿の発端は以下のTweet
ウィル・スミスへのニュースを子供らとぼんやり見てたんですが、子供らに「アメリカでは批判的らしい」と伝えたところ
— 小倉ひろあき (@HiroakiOgura13) 2022年3月30日
反応が「トドメを刺さなかったから?」という予想外のものでビビる。
まさかの士道不覚悟……
それ鎌倉武士相手でも同じこと言える?案件だった!
— あけち🐰ともあきカンスト、元勇者、コミカライズ中! (@aketitomoaki) 2022年3月30日
後腐れをなくすには族滅が一番?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月31日
平家の過ちを繰り返すな!
— オボロカゲロウを使う人〈ティガウォックstar〉 (@Himajinnda9015) 2022年3月31日
「こんな小さな子供まで殺すのは忍びない」が命取りに…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月31日
そして、さらに…
「見たくない表現に触れない権利」をハフポストの記事で主張して"炎上"している、東工大准教授の治部れんげ氏。なんと、著書に『炎上しない企業情報発信|ジェンダーはビジネスの新教養である』という本があるらしい。ジェンダーの教養を修めたとしても炎上するって、自ら証明してしまっていませんか?
— 神崎ゆき (@yukinoko811) 2022年4月9日
松の廊下事件を起こした浅野長矩が、なまじ山鹿流軍学を継承する家系だったが故に手を挙げた相手を殺し切れなかった士道不覚語を問われ、多くの有名人の日記に「刀は振り上げるのではな突く」と書かれてしまったのを思い出しました。https://t.co/0XxALoNPpz
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年4月9日
もし歴史のこの時点でネットが存在してたら、たちまち炎上してた事でしょう。きっと「士道不覚悟」タグを常に検索してる荒らしとかも実在した筈?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年4月9日
「刀は振り上げるのではなく突く」って今日でいうマナー講師問題?要するに現代社会には「指導不覚悟」タグがあった方がいい?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年4月9日
なお浅野内匠頭の失敗例を参考に見事刺殺に成功した例がほんとに出てきてしまいます。
— 荒木俊三 (@toshizoaraki) 2022年4月10日
「凶行前日、利昌は家臣の木村九左衛門に赤穂事件について感想を求め、木村は「内匠頭は斬らずに刺せば本懐を遂げられた」と返答したという」https://t.co/gaH3tjKRZF
そして…
Twitterで話題の『ロシアにおける遵法精神の欠如』という論文を読んでみたが、思ったのは鎌倉武士『ですらない』。
— 二日市とふろう (旧名:北部九州在住) (@hokubukyuushuu) 2022年4月6日
平安期の荘園体制と武士の勃興期に近い。
今の大河『鎌倉殿の13人』の前、感覚としては平将門の乱や藤原純友の乱あたりのイメージだと思う。
要するにロシアの農村部における共同体体制と、京にあたるモスクワやサンクトペテルブルクとの距離、法の平等よりも共同体内部での解決優先をせざるをえない通信交通インフラの上に社会主義国家という形での党独裁体制とその崩壊が立法主義の育成を阻害し続けた訳だ。
— 二日市とふろう (旧名:北部九州在住) (@hokubukyuushuu) 2022年4月6日
あー。だんだん見えてきた。
— 二日市とふろう (旧名:北部九州在住) (@hokubukyuushuu) 2022年4月6日
遵法精神のラインは『田舎において探偵が事件を解決できるか?』だ。
異物であるがゆえに中央の法を前提にする探偵が田舎の共同体殺人事件を解決できるかは、その法の強制力に直結する。
日本の場合警察と探偵が仲良くなることでこれを担保していたが……
そりゃ、賄賂やコネが必須になるよな。
— 二日市とふろう (旧名:北部九州在住) (@hokubukyuushuu) 2022年4月6日
で、その地方権力者が絡む犯罪なんて利権の巣だから暴かれる訳もなく……日本は敗戦によるGHQという最強中央政府にょってこれが解体された訳だが、ロシアは未だこれが残っている訳で、下手すると今世紀中の解決すらできんのかもしれんなぁ……
昔、こんな事を呟いていたのでつけておこう。
— 二日市とふろう (旧名:北部九州在住) (@hokubukyuushuu) 2022年4月6日
何故、犯人は自殺しなければならなかったか -金田一耕助の時代と『けじめ』- https://t.co/okPkrLyxeX #Togetter
ではロシアで金田一耕助やるとどうなるかというと…真実に目覚めた領民が蜂起しちゃって反乱罪でシベリア送りに。
まぁこういう状態ですからね。
ここいうのは現場兵士の思想状況を把握するのに一番かもしれない。
— Ховтолив-хуёвтолив (@SeloEniseiskoe) 2022年4月9日
思い出したのは、中国戦線兵士の作った戦時中の同人誌で、戦線での思い出や中国人への思いが綴られている。基本的には良い人たちなのだが、節々に中国人への無意識な蔑視が隠されており、問題の根深さを感じた。
— Ховтолив-хуёвтолив (@SeloEniseiskoe) 2022年4月9日
先程のロシア兵の書き残しで言えば、
— Ховтолив-хуёвтолив (@SeloEniseiskoe) 2022年4月9日
あなたたちの大人の過ち→暴支膺懲(敵の指導者だけが悪い、あなたがた敵国民は無実)
ウクライナとロシアは一つの国民→アジアは一つ(同胞の範囲を巡る争い)
とかになるよなあ。
https://t.co/xIMrTDa2tK
— Ховтолив-хуёвтолив (@SeloEniseiskoe) 2022年4月9日
一応言及先参照。
ここに乱入。
「平の将門の頃」という事は、朝廷の裁可がないと支配地域が動かなかったので、地域間紛争が互いのリソース減らし、すなわち領民虐殺と農地破壊に終始したあの凄惨なイメージという事ですか?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年4月6日
領民側も領民側で法による解決なんて一切念頭になく気に入らない領主は移動中を襲って睾丸を握り潰したりする世界…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年4月6日
野蛮の世紀すね…!
— 耕造 construction (@constructuralis) 2022年4月6日
こういう感じで以下続報…