ボードゲーム・デザイナーのアレックス・ランドルフ氏は米軍情報局員出身で、学生運動が盛んだった時期の日本でも活動していました。さらには当時の経験がボードゲーム「ガイスター(Geister,初版1982年)」のゲーム・デザインに影響を与えたとも打ち明けていますが、職業柄「どういう任務の過程で何を目にしてそれをどう活かしたのか」については生涯語らなかったそうです。
ただしゲームそのものの内容から推し量れる部分もないではありません。
- お互い敵陣の奥にあるゲートに何駒突入させられたかを競うが、実はその資格のある「青駒」は全体の半分。
- 残り半分の「赤駒」は、おそらく味方の不穏分子を暗喩。何と敵に取らせる事が得点となる。
ここにある種の「革命のリアリティ」再現が見受けられるのです。
今回の投稿の発端は以下のTweet
フェミニストとアンチ・フェミニストの違い、フェミニズムの文献を読むか否かかもしれん。 pic.twitter.com/lDxMly0wZH
— 小山(狂) (@akihiro_koyama) 2022年4月28日
ここに乱入。
とあるアカに「フェミニズム理論には二種類ある。一つは習熟に相応の手間が掛かる奴。もう一つは「そんなの覚える必要全然なし。もっと簡単に考えていい」と誘惑し、乗った相手を捨て駒として使い捨てていく方法論」と伝えたら、即時ブロックされました。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年4月28日
フェミニスト第四世代などが使う後者の手口の大元はアントニオ・ネグリのマルチチュード論。これは移民を操って帝国主義を敗北に導く方法論なのですが「帝国打倒そのもの」が主目的なので、それにより路頭に迷う帝国遺民や「鉄砲玉」に使った移民のその後については全く触れてません。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年4月28日
毛沢東の手口はもっと洗練されています。「まず匪賊を唆して民を襲わせ、その日常を完全に破壊し尽くす。次いで(口封じも兼ねて)匪賊を皆殺しにすれば、民にはもう共産党を救世主として迎えていれるしかもなくなる」。後にゴミを残さない、極めて環境への配慮の行き届いた方法論ですね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年4月28日
こういうのは、もうほとんどマルクス主義の本質といって良いでしょう。実は「共産党宣言(1848年)」は長らく秘密の書でした。まだ革命運動がブルジョワのパトロネージュのみで成立していた時代「ブルジョワはその役割を終えたら皆殺しにする」とは打ち明けられなかったので。https://t.co/cLfg4cFWmd
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年4月28日
×しかもなくなる。○しかなくなる。まぁわざと政治屋っぽいディスクールで書いてますから、丸ごと信じる必要はありません。上野千鶴子が「不利な証拠にはあえて触れない事もある」と同じ手口。研究としては駄目ですが、逆に政治的ディスクールは常にそういうものだと思ってないと「利用される側」に。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年4月28日
そんな感じで以下続報…