知識が増えれば増えるほど闇も濃くなる領域…
今回の投稿の発端は以下のTweet…
アストルフォなんかは内面はめっちゃ男らしいんだけど、自分がかわいいこともわかってて、フラれた親友のために女装して一緒にいてやる優しさなんかもある男の娘なんだけど
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2022年8月10日
こういうのってトランスジェンダーとはぜんぜん違うの、まだまだアメリカあたりにゃわからんのだろうなあ
というかこれフランス人には伝わるのか? 伝わってて欲しいなあ
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2022年8月10日
全世界で伝わり度統計とってみたい(´・ω・)
— アヲハタマスミ★日曜 東P-06b ♻🇼ワサラー団 (@AohataM) 2022年8月10日
ですなー
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2022年8月10日
ここに乱入。
この辺りの文化、志村貴子の漫画「放浪息子」がアニメ化までされてる日本のぶっちぎり振りが凄くて。海外はまだこういうのなかなか日常の一部に落とし込む形で描けてない段階…https://t.co/rkPwmvrz2o
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月10日
あれアニメでハマって原作全部読んだんだけど、海外でも理解できるようにアニメリメイクして最後までやって欲しい
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2022年8月10日
「もやしもん」でも「ばからもん」でも女装の説明一切なし。これくらいサラッとやれたのレディ・ガガ「アリー・スター誕生のドラッククイーン描写くらいじゃないかと思えるくらい。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月10日
レディ・ガガは物語のヒロイン同様、芸能界でキャリアを開始する以前ドラッグ・クィーン達と働いており、彼女達から摂取した芸風も「レディ・ガガ」に盛り込んでいるので「嘘を描けなかった」のだと推測されます。
それに比べて映画「ボヘミアン・ラプソディー」は(ニューヨーク・ドールズを揶揄する)異装の扱いも酷かった記憶。一方、最近の志村貴子は「メイドインアビス」への関心を高めており、また一波乱ありそうな予感…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月10日
そういえばそんなシーンがあったような?
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2022年8月10日
女装ネタ自体はビートルズに遡るとも。
Happy ever after in the market place
Molly lets the children lend a hand
Desmond stays at home and does his pretty face
And in the evening she’s a singer with the band幸せに包まれた市場で
モリーが子供たちに手伝いさせる
デズモンドは家で素敵な顔に化粧をする
そして夕方になると女装して歌っているのさ
それ自体は単なるナンセンス・ジョークに過ぎなかった模様。
あの監督「Xメン:フィーチャー&パスト」で(全身剛毛設定の)ウルヴァリンの尻をつるつるに描いて、同性愛者からさえ「この変態が!」呼ばわりされてたんですね。一般人に分かる表現に直すと「母乳ロリ」。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月10日
ちなみにこの場面。いつのまにか18禁指定に…https://t.co/MOVQqwKVYW
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月10日
「万一の為にこの鮮やかなグリーンのソックスを使え」。そんなエピソードがあったとは…https://t.co/XDd57hQvsu
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月10日
実はこの「上半身剛毛、下半身つるつる」って当時からフレディ・マーキュリーらの「上半身裸で剛毛ををさらしつつ下はタイツの様に体に貼り付くジーンズや革製のズボン」由来という話があって、案の定同じ監督が「ボヘミアン・ラプソディ」で「本当に見せたかったのはこれだ」と釈明する展開に。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月10日
まぁイギーポップもミックジャガーもボニーMも当時は脱ぎまくりだったけど「剛毛」はフレディ・マーキュリーしかいなかったので性癖バレバレだった訳ですが。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月10日
あ、改めて見るとボニーBにはそれなりに胸毛ある…
はー、そういう性癖が。下半身はつるっとしてるほうがいいというのはタイツで気づいたと
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2022年8月11日
しかもその感覚、こちとらも吉田秋生「ニューヨーク物語」青池保子「イブの娘達」辺りでインストール済みだったという。「もうワンサイズ下のジーンズを履いてケツの形をもっと浮かび上がらせるんだ、ティヒヒヒヒ」。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月11日
✖️ニューヨーク物語○「カリフォルニア物語(1978年~1982年)」。
✖️イブの娘達○「イブの息子達(1975年~1979年)」。
私の脳内にはこの種のコールバック・ルーチンが無数に埋まってて、四半世紀経た後でも普通に意識に割り込んでくる訳ですが…考えてみればこれインストールされた当時ってやっとTEXや正規表現の規格が制定されたかされないかくらいで、並列処理の概念に至ってはまだまだ黎明期…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月11日
TEX(コンセプト発表1976年,「完成版」1989年)
QED(1966年〜1967年)
あと(ニューヨーク・ドールズを揶揄した)異性装の扱いの酷さの背景にはクィーンみたいなゴージャスさを誇示する「ロックオペラ系と(ニューヨーク・ドールズだけでなくセックスピストルズもマネージメントしたマルコム・マクラーレンが仕掛けた)ロンドン・パンク系の確執の暗喩があるという説も。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月10日
実際セックス・ピストルズのシド・ビシャスがクイーンの楽屋部屋に乱入して「バレーのお稽古かよ」と揶揄した逸話もあった模様。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月11日
そんな感じで以下続報…