そしていよいよポーランドが再始動?
今回の投稿の発端は以下のTweet。
個人的メモ。「塩野七生史観」は「司馬遼太郎史観」同様に小説にしては妙に完成度が高くて回避するのが難しいという話。https://t.co/nOmLD5jFVN
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月24日
例えば以下の一連の投稿では「地中海文化圏二段階衰退説」が塩野七生「海の都の物語」由来…https://t.co/S42vXXw8hR
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月24日
「ポーランドが無敵騎兵隊フサリアを養えなくなる17世紀中旬に重要な歴史的転機がある」がウィリアム・マクニール「ヴェネツィア――東西ヨーロッパのかなめ」で得た提言なのですが…https://t.co/IrXGDh21VN
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月24日
実際「ポーランドの全盛期(17世紀前後)に何があったか?」とりあえずWikipediaの記述に目を向けると…①穀倉庫ウクライナが独立後ロシアに吸収されてしまう。https://t.co/AVDMsn04WG
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月24日
②神聖ローマ帝国と共同でオスマン帝国から東欧を奪還するも強まり過ぎて欧州全体から警戒を招く。③漁夫の利を得てリヴォニアを食い千切った「ドイツ騎士団残党」がむくむくと成長してプロイセン王国誕生。④ああ無惨!! ポーランドが神聖ローマ帝国と帝政ロシアとプロイセンに三分割されて消滅。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月24日
この辺りを丁寧に発掘していくと「塩野七生史観=地中海沿岸二段階衰退説」を改良して、現代のロシア・ウクライナ戦争まで繋がる新たな歴史観が構築可能な気がしてきました。まさに21世紀、改めて歴史が動いた?https://t.co/HyTkExzUUj
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月24日
ついでに指摘…
以下は結構重要な指摘で、実際の歴史仮説でも「プロイセン王フリードリヒ2世やルイ16世時代のフランス宮廷におけるパルマンティエが富国強兵の為のじゃがいも栽培を奨励」説と「じゃがいも普及による人口増による貧困層の貧困悪化がフランス革命の遠因」説が共存。https://t.co/xMVJCdjzJg
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月24日
この頃の欧州にはもう「アメリカに移民する」なる選択肢も存在した上に、まさにそこで独立戦争が勃発してしまったので、さらに話はややこしい方向に…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月24日
ここに乱入…
塩野七生史観の乱暴な打破方法としては、あの人、腐女子でかつ度量のデカいダンディ系の男に萌えて推しとるだけやん、と決めつける方法がありますw
— gymrit (@gymrit) 2022年8月24日
「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷(1970年)」!! だが塩野七生の恐ろしさは、この作品が登場した時点ではまだ竹宮恵子の少年愛漫画も栗本薫の耽美小説も存在しないという事。そう、当人がまさに始祖…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月24日
「ロードス島攻防記」に完全に腐女子やん、描写がありましたし。
— gymrit (@gymrit) 2022年8月24日
ただ、この方、チェザーレ・ボルジアのような美形?も、カエサルのようなオヤジな男前も、マキャベリのようなインテリ文系も守備範囲という手練れなんですよねw
本当に恐ろしいのは「優雅なる冷酷(1970年)」が発表されたのが「海のトリトン(1972年)」「デビルマン(1972年~1973年)」「マジンガーZ(1972年~1974年)」放映前でQueen(1971年~)さえ結成前だったという事…かろうじて手塚治虫の手になる「海のトリトン」原作の連載開始が1969年という時期なんですね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月24日
「仮面ライダー」第1作が1971年。主題歌が日本オリジナルに差し替えられた「怪獣王ターガン(1967年~1969年)」「ドラドラ子猫とチャカチャカ娘(1970年~1971年)」の時代…https://t.co/NYb6YHXwHt
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月24日
「怪獣王ターガン」は横山光輝「バビル二世(1971年~1973年)」の「三つの僕」概念に影響を与えたとも。一方「ドラドラ子猫とチャカチャカ娘」主題歌が「黒猫のタンゴ」国際的大ヒットにあやかってタンゴ調となった事は「美少女戦士セーラームーン」に影響を与えたとも。https://t.co/2FRqlMdwTD
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月24日
ああ、なるほど例えばこんな風に両者は交わるのか…https://t.co/pgRCTdcEQa
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月24日
そんな感じで以下続報…