【雑想】五味川純平「戦争と人間」の世界と「総力戦体制時代」前景の狭間

最近、今更ながら五味川純平「戦争と人間(1965年〜1982年)」を読んでます。 *「五代家の家長」由介(滝沢修)と軍国主義に染まった長男英介(高橋悦史)の喧嘩の場面に遭遇するにつれ「ああ五代家ってクルップ家がモデルだな」と思わざるを得ない。戦後の戦争裁判では両者の戦争責任分担が問題となり、しかも連合軍側の…