諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】「語り得ることを語り尽くすことで語り得ぬことの輪郭を浮彫りにすることこそが、科学の本懐」?

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このTweetを読んでとっさに脳裏に浮かんだのが以下の3人。共通点は、その全員が第一次世界大戦(1914年〜1918年)に従軍し、悲惨な塹壕戦を経験しているという事。

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  • 前期には「論理哲学論考(独Logisch-Philosophische Abhandlung、英Tractatus Logico-philosophicus、執筆1918年、初版1921年)」の中で「語りえないことについては、沈黙するほかないWovon man nicht sprechen kann, darüber muss man schweigen.)」と宣言し、後期には死後出版された「哲学探究(Philosophische Untersuchungen、1953年)」の中で「言語ゲームSprachspiel)」の可能性を追求したルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン( Ludwig Josef Johann Wittgenstein、1889年〜1951年)。

  • カント哲学でいう物自体ギリシャ語Noumenon(考えられたもの)、独Ding an sich、英: Thing-in-itselfは主観的誤謬と区別がつかない領域においてしか体験し得ない何らかの証拠として採用する事は不可能)」、「戦争なる絶対他者こそが人類を発展させてきた」とするエンルスト・ユンガー(Ernst Jünger, 1895年〜1998年)の魔術的リアリズム文学。

  • 第二次世界大戦(1939年〜1945年)前夜からその最中にかけて黙々と当時の世相を覆う実存不安との対峙を描き続けたウォルト・ディズニー(Walt Disney, 1901年〜1966年)のアニメーション。

その一方で第二次世界大戦後、旧世代価値観の代表者としてマルティン・ハイデッガーMartin Heidegger、1889年〜1976年)は、「集-立Gestell=ゲシュテルシステム特定目的の為に手持ちリソース全てを動員し様とする総動員体制)」を嫌悪し、「真理Aletheia、自然状態では自ずと露わになる「あらゆるイメージの源」)」への到達を渇望する立場から、科学や技術や資本主義の集立性について反駁を試みました。現代社会における「近代主義」や「反資本主義」の大源流の一つ。

*同種の議論は既に第一次世界大戦集結段階においてアヴァンゲール(avant-guerre=戦前派)とアプレゲール(après-guerre=戦後派)の対峙として存在した。「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(Fantastic Beasts and Where to Find Them、2016年)」や「ワンダーウーマン(Wonder Woman、2017年)」といった映画にはこれを扱った作品という側面が存在する。共通するのは独特の「失楽園Paradise Lost)」感…

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【コロッケ】【ウスターソース】両者は何処で出会ったのか?

日本のコロッケの起源は…個人的には「中東における「ひよこ豆のファラフェル」が、アジア植民地経由で日本に伝わる過程で具がジャガイモに転じた」可能性なんぞを疑ってる訳ですが、もちろん証拠なんて皆無です。そもそも何処を探せばいいのやら…

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【財務省福田淳一事務次官辞任】「事象の地平線としての絶対他者としてのスケベオヤジ」を巡るセクハラ事件?

財務省福田淳事務次官の事件、4月19日0時の発表でなんとなく全体像が浮かび上がってきた気がします。

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財務省福田淳事務次官が女性記者へのセクハラ発言の報道で辞任を表明したことに関連してテレビ朝日が記者会見を開きました。この中で篠塚浩報道局長は「セクハラを受けたとされる記者の中に当社の社員が含まれ、調査の結果、セクハラ被害があったと判断した」と発表しました。

「取材情報を第三者に渡したことは不適切」

また「社員からセクハラの情報があったにもかかわらず、適切な対応ができなかったことは深く反省している。また社員が取材活動で得た情報を第三者に渡したことは報道機関として不適切な行為で遺憾に思っている」という認識を示しました。

「2次被害の心配から自社で報道せず」

篠塚報道局長は女性社員については「1年半ほど前から、取材目的で福田氏と数回、会食をした。そのたびにセクハラ発言があり、みずからの身を守るために録音を始めた」と述べました。

そして「今月4日に呼び出しを受け、1対1での飲食の機会があったが、その際にもセクハラ発言があり、途中から録音をした。後日、上司にセクハラの事実を報じるべきではないかと相談したが上司は『本人が特定され、2次被害が心配される』ことを理由に『報道は難しい』と伝えた」と述べ、自社での報道を見送った経緯を明らかにしました。

そのうえで「この社員は、財務事務次官という社会的に責任の重い立場にある人物の不適切な行為が表に出なければセクハラ被害が黙認されてしまう、という強い思いから週刊新潮に連絡し、取材を受けた」と述べました。

財務省に正式に抗議する」

また「福田次官はセクハラ行為を否定しているが、セクハラ行為は事実であると考えており、財務省に正式に抗議する予定だ」と明らかにしました。

セクハラ認めず次官辞任は残念 女性社員

さらに「社員は、セクハラの事実を認めないまま福田事務次官が辞意を表明したことをとても残念に思っている。財務省は調査を続けて事実を明らかにしてほしい、と話している」ことを明らかにしました。

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【文化相対主義の罠】「無意識下の記憶」について。

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インテリ=ブルジョワ階層の抱える内的矛盾というと、これまでの投稿に目を向けると「ジェーン・オスティンの性淘汰(Jane Austen’s Sex Selection)」「ラスティニャックのジレンマ(The Dilemma of Rastignac)」「モーリス・ルブランのジレンマ(The Dilemma of Maurice Leblanc」辺りが念頭に浮かびます。

そしてさらには心の奥深くに刻まれた傷跡の顕現…

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【グレイテスト・ショーマン】【ラストダンスは私に】P.T.バーナムが本当に渡ってた「綱渡り」について。

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この投稿の執筆過程でテイラー・スウィフトの「End Game(2017)」を改めて聞きながら私は個人的に「あ、これ歌詞内容的には「ラストダンスは私に」じゃね?」と思ったりしていた訳ですが、実はそう感じるのは世界中において越路吹雪版を懐メロとして聞いてる日本人だけだったかもしれないという話…

*そういえば「神田川」も一般に「女性目線」といわれてるが「構造上、男性目線でしか有りえない物語」だったりするのが興味深い…いや、そこをあえて性別逆転して「勝気な女性学生運動家と気弱でノンポリの男子学生の同棲譚」としてイメージするのが21世紀的とも? 事あるごとに「総括」される男子学生の目が次第に腐った魚の様に沈んでいくイメージしか浮かばないんですが…

30年以上経って初めてしった名曲「神田川」とかぐや姫~「ただあなたの優しさが怖かった。」の意味: 技術戦略アドバイザ/開発テクノロジーコンサルタント ハシモト・タカナリのエンジニアリング日記

*そうこの問題には、一歩間違えばザック・スナイダー監督映画「エンジェル・ウォーズ(Sucker Punch、2011年)」においてヒロイン達が「残酷な家父長」ブルー・ジョーンズ(演オスカー・アイザック)への盲従を強制された構図の再来となってしまう恐ろしさが潜んでいるのである。
エンジェル ウォーズ - Wikipedia

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「猫娘」を巡る景色② その出自は「サーカスと見世物」の世界?【ゲゲゲの鬼太郎】【ダンジョン飯】

これまでの投稿において幾度も、おそらく古代オリエントにおける試金石の普及を起源とする「数値化」の歴史に触れたきましたが、要するに「怪獣化」とか「妖怪化」といった解釈の進行も間違いなくこのジャンルに含まれてしまう様なのです。

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元来の登場は最低でも「ハカバキタロー」同様に1930年代にまで遡るとも。

さらには「TV系サイバーパンクの時代(1970年代〜1990年代)」と結びつける見解も。そこには、ある種の「レトロフィーチャー(?)」なイメージがつきまとう?
http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-29-d1/kaze2010_case_case/folder/432211/88/9506688/img_14?1339677083

Stickyfingers:その後のテレビくん

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【グレイテスト・ショーマン】【神田川】「何の犠牲を払わない選択肢なんて存在しない」?

これまで「グレイテスト・ショーマン(The Greatest Showman、2017年)」をリヒャルト・ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環(Ein Bühnenfestspiel für drei Tage und einen Vorabend "Der Ring des Nibelungen"、1848年〜1874年)」にかこつけて理解しょうと努めてきましたが、とりわけ絶妙な嵌り方をしている箇所について中々触れられずにきました。「(ヴァルハラ城主ヴォーダンの勘当された娘にして英雄ジークフリートの妻である)ブリュンヒルデと(ジークフリートに横恋慕して「忘却の薬」を飲ます)グートルーネの鞘当て合戦」の部分…
*裏では佞臣ハーゴンが暗躍しており、さらにその背後に(英雄ジークフリートに得物を折られ、今や衰弱して気弱になったヴァルハラの城主ヴォーダンを逆に操る様になった)アルベリヒの影が垣間見える。

神々の黄昏 (楽劇) - Wikipedia

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それはヒュー・ジャックスマン演じる主人公P.T.バーナムが「自分が真に求めているのは上流階級の仲間入りそのものではなく、家族を幸せにする事なんだ」と気付く部分に該当してくるのかもしれません。

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