諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

これも「事象の地平線としての絶対他者」? ①「苔の一念岩をも通す」について。

ええ、もちろん正解は「虚仮の一念岩をも通す」ですね。でも子供の頃はこう書くと信じてました。そういう人、案外多い様で… 「人を苔にする(苔の様に、塵芥の様に軽んじる)」? 「苔脅し(苔の様に、塵芥の様に実態のない脅し)」? それにつけても「苔の…

【雑想】ネットリテラシーとは何か?

「誰もがネットで繋がる時代」は20世紀末に想像され恐怖された様に「誰もが融合して大同化するディストピア」こそもたらさなかったものの、それまでなかった新たなタイプのコミュニケーション空間を提供する事になったのでした。 「学校裏サイト」が大問題だ…

【システム思考】「全てを超越的に統べる数理は検証不可能」という問題

困った事に「全てが数値化されていく現代社会」において安直に科学主義(Scientism)に従って「全てを超越的に統べる数理」を求めようとすると大抵は破滅に終わります。ある意味「科学的マルクス主義」に従って理想の楽園を構築しようとした共産主義思想が最…

【雑想】「科学実証主義的態度」と「不気味の谷」

人間に近いロボットがまだ存在していなかった1970年代に「不気味の谷」に気づいた森先生って、やっぱり常人でなかったと思う — ultraviolet (@raurublock) 2017年12月28日 この投稿さえなければ、掲題の両者を結びつけて考え様とはしなかったと思います。 最…

【キズナアイ】伸び代がいくらでもある未開拓のフロンティア? 

「バーチャル・ユーチューバー」キズナアイの海外人気は「ふぁっきゅ!!」の一言に始まった? もちろん国際SNS上の関心空間でも大人気… チャンネル登録者数キズナアイ :1,081,448人キズナアイGames:344,070人ミライアカリ:199,335人輝夜月 :104,308人けもみみ…

【21世紀版幼年期の終わり】「匿名ネット上では、人は原型など保っていない」?

とりあえず私の観測範囲でいうと、アルチュール・ランボー(Jean Nicolas Arthur Rimbaud, 1854年〜1891年)というと「デュカプリオの尻」がセットで連想される様になってしまいました… さらには三船敏郎の「尻」、仲代達矢の「眼」… 今や女性だけでなく男性…

【JKハル】【ネタバレあり】あれ、まさかこれも「カービィ(Kirby)系」作品?

平鳥コウ「JKハルは異世界で娼婦になった(2017年)」って、吃驚するほど賛否両論… 缶詰とか「どうでもよく」て、キモは「価値観が宮台」というあたりなのではないか、というのがおっさんの感想です。そらあんた実際の女子高生のセックス事情なんか知らんわ…

【雑想】男性用化粧品は新たなる市場の開拓に成功するか?

男性用の基礎化粧品が流行るのは大いに賛成だけど、「乾燥肌は醜い」みたいなCMを見ると、私らが企業によって突き落とされた地獄に男の人たちも突き落とされつつある気がして、「こっちはヤバいから引き返せ」って言いたくなるってゆーか — chloeyuki (@ch…

【雑想】闇は表から見えないから闇

我が闇7則? 我が闇七則:1. 人が集まるところ、派閥と癒着と利権あり2. 数値評価は必ずハックされる3. 実力主義を標榜するところほどアレオレ詐欺が蔓延する4. 掲げる理念が崇高なところほど給料は安い5. 大御所と老害は紙一重6. 目立ちたがり屋には裏があ…

【スキー天国】日本人は日本のどこで何するんやろ?

1987年かぁ…

【21世紀における物語文法展開】「カービィ(Kirby)系」なる新ジャンル?

いつの間にか登場し、あたかも古代より存在していたかの様にひっそりと定着していた新ジャンル。ただしその起源を辿るのは思うより容易ではなかったりするのです。

【雑想】島国と大陸国家とでは時空間の流れが違う?

“Japan as No.1”から「失われた10年」へ(2006年) 日本の都市のインフラは数十年前に基本が完成している。そしてそれが続いた不景気のせいか、あまり更新されていない。地方都市や、都市部でも一部、建物や天井の高さなど、多くのスペックが昔の身長を基準…

【AIの思わぬ未来】忖度ファンネル?

モビルトレース・システムはもう古い、これからは忖度型操縦システムだ、とか思ったが、ジャイアント・ロボとかがそうか。「いけ、ロボ」「がんばれ、ロボ」といったお気持ちで動いてるもんな…… — MAEJIMA Satoshi (@MAEZIMAS) 2017年12月4日 ファンネルやサ…

【沖縄独立運動】その本質は「ジェファーソン流民主主義」?

そもそも歴史的に見て「沖縄独立派」なる勢力の振る舞いには、その起源からして怪しいところがあったりする様なのですね。

【雑想】改めて「男女平等」の難しさについて。

江戸幕藩期の日本では、その地域が「亭主関白」となるか「カカァ天下」となるかは現地産業の在り方が握っていました。その鍵となるのが「女性の現金収入」。そもそも「カカァ天下」の概念自体、西陣職人からの養蚕の下請けで栄えた群馬や、機織の下請けとし…

【昆布ロード】【富山県中心史観】江戸幕藩体制を倒した経済ネットワーク?

「(砂糖や綿織り物と同種の)世界商品としての昆布」という発想… なんと掘り下げていくとまさかの「日本のベネツィア=富山県中心史観」なるものが浮上してくるのでした。

【雑想】1970年代後半における「旧左翼と新左翼の野合」は如何なる形で成立したか?

外山恒一はもともと、左翼だったのだが、左翼の運動がPC的になっていったことに反発している。PCとは「ポリティカル・コレクトネス」ということだが、「反差別」、「言葉狩り」のことである。この「反差別」運動は、一九七〇年頃に、津村喬による『われらの…

【雑想】「ゴジラの肛門」なる未確認領域

私も妻も仕事は医療系なので、先程の『瓦礫にゴジラの顔が埋まったらどうするつもりだったの問題』に関しては『顔が埋まった際には肛門側から深めに凝固剤を注入する代理プランがあったはず』という結論に落ち着いたけど、画を想像すると可哀想過ぎるな。 他…

【雑想】現実が軽々と想像力を超えていく世界

長距離狙撃の記事だけど、スコープ前につけるプリズムが興味深いですわ。 https://t.co/ggpGKuFOAN — 時雨沢@キノアニメ毎週楽しみすぎる (@sigsawa) 2017年11月25日 ちょっと説明すると今までの超長距離射撃(3キロとか4キロとか)では、かなり銃口を上げ…

【雑想】集団的アイデンティティとしての「彩度の統一」と「個性としての髪色」について。

雑踏を眺める仕事を続けるうちに最近気付いた事。 キャリアアップに有利?雑踏警備業務検定1級とは|警備マガジン 日本人には無意識のうちに服装の彩度を集団的に揃える習性がある様で、このルールを守らないから外国人観光客(特にアメリカ人)が目立つ。当…

【雑想】ゲームは人間の心を解放する?

海外の乙女ゲーム・ファンが「攻略キャラを衰弱させて看病させられない様な恋愛アドベンチャー・ゲームなんて欠陥品」と呟いていたのを思い出しました。 モチベを失った古参ユーザー『虫あみで村人叩けない…』『落とし穴に村人落とせない…』『木を伐採出来な…

【デフレと搾取】「世界商品としての昆布」の歴史について。

「伝統の味」にも歴史あり。 『今のヒトはすき焼きを贅沢な食事だと思っていない』って言う話。そもそもすき焼きの作り方と材料を知っていると『牛肉と砂糖が高価だった頃の贅沢品』だとわかるのでアレを高級品枠に入れるのはどことなく中世期頃を舞台にした…

「総力戦体制時代」から「産業至上主義時代」へ⑤ 「科学的マルクス主義」終焉後に登場した「超資本論」?

奴隷貿易で栄えたアフリカのダホメ王家の末裔たちは祖先の行いに関する謝罪を、奴隷の子孫たちにしていました。今はベナンの名家となっている奴隷商人の末裔も同じ事をしています。こうした事実を認めた上で双方の子孫が良好な関係を作り上げていくべきだと…

「総力戦体制時代」から「産業至上主義時代」へ④ 例えば栗本真一郎の「経済人類学の日本への紹介」

「墨攻(酒見賢一の原作1991年、森秀樹の漫画化1992年〜1996年、中韓合作映画2006年)」は、それぞれのバージョンが「古代中国において一時期、あれほど巨大組織に発展した墨家がどうして以降の歴史に全く影響を与えなかったか?」を問う内容でした。*なお…

【雑想】「正体不明の写真」がもたらす「日常の裂け目」

「事象の地平線としての絶対他者」はこういう思わぬ形で顕現する? そもそも「護国観音」なる概念が穿ると奥深いという… そして物凄い事に結論に到達。しかも最終的にニュースとして流れました。 虚仮の一念、、岩をも通す??

「ブレードランナー(1982年)」と「ブレードランナー2049(2017年)」の狭間における「エロゲー世代交代」

*ブレードランナー(Blade Runner、1982年)」原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(Do Androids Dream of Electric Sheep?、 1968年)」に登場するレイチェルは自分を選ばない主人公に嫉妬して彼が最も大切にしている黒山羊を屋上から投げ落としてペ…

【雑想】「裸を審美する」近代的視線の獲得過程について

国際SNS上の関心空間に滞留する21世紀の匿名女子アカウント達は「私達は男の裸をむやみやたらと見たがってる訳じゃない。素晴らしい筋肉の照覧を心が求めているだけである」なんてギリシャの女神めいた物凄い言い訳を獲得するに至りました。*さらには「筋肉…

【エンルスト・ユンガー】【アンドレ・マルロー】【三島由紀夫】「記憶の人」から「歩く人」へ

「旅する文人」のイメージはルネサンス時代晩期までしか遡れません。インテリが個人的に書斎を構える様になり、しかもそこが携帯の容易な小型書籍の全集に埋め尽くされる様になって初めて「文人」は「拠点としての書斎」を移動させながら旅して回る事が出来…

【雑想】「他人に対する基本的無関心」から「絶対にそれだけは選んではいけない選択肢」が選ばれるジレンマについて。

1960年代から1960年代にかけて全盛期を迎えたヒッピー運動は、当時の黒人公民権運動とほとんど共闘する事がありませんでした。 *むしろ「白人と黒人の共闘」を主張する路線は「白人の落第生」ゆえに1970年代ハリウッド業界に君臨した南イタリア系移民の提言…

【折り紙から人工筋肉】人類はその想像力の限界を如何に乗り越えてきたか?

斜張橋(Cable-stayed bridge) - Wikipedia 橋の形式の1つで、塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に直接つなぎ支える構造のものである。ケーブルを利用し吊って支えることから、広義には吊り橋の一種と言えるが、狭義には(すなわち土木工学分野、橋梁工学分…