諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

2017-01-04から1日間の記事一覧

【年表】【抱き枕元祖】【真景累ヶ淵】【グランギニョール(Grand Guignol)】日本の私小説文化と自然主義文学運動(Naturalisme)の狭間

田山花袋「蒲団(1907年)」 を嚆矢とする日本の「自然主義文学」は、その大元となったフランスの「自然主義文学運動(naturalisme)」とは全くの別内容。いわゆる「私小説」の先祖筋に当たります。 なぜ私小説は勝利したか?-3分でわかる身も蓋もない近代…

「自然主義運動(Naturalisme)作家」松本清張なる現象の原材料

1957年から始まった社会派ミステリー・ブームの仕掛け人。それ自体は1960年代の翻訳小説ブームに塗り潰される様に消えて行きましたが、推理小説界に「清張以前」「清張以前」以後という歴史区分を残したほどの御仁。 松本清張さんの最大の業績は、動機を重視…