諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

2016-10-21から1日間の記事一覧

【レッドタートル】【砂の女】【リップヴァンビンクルの花嫁】もしあれが「ロビンソン・クルーソー」なら?

最近マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督作品「レッドタートル ある島の物語(英題:The Red Turtle、仏題:La Tortue rouge、2016年)」について、ちょっとした数の投稿をまとめて行いました。このサイトの良いところは、それを誰がどういう検索ワード…

古代日本祭政史⑥日本的権力概念には「領主」も「領民」も不在?

王朝国家論のバリエーションの中には、藤原道長(966年〜1028年)が朝廷貴族の格式を定め、これに組織的永続性を与えた事を重視する流れも存在します。 王朝国家 - Wikipedia この時代の藤原氏は信仰対象を次第に法相宗から浄土宗にシフトさせていくのですが…

古代日本祭政史⑤そして突如として「京都」が出現。

さてここで問題です。 藤原京(奈良県橿原市から明日香村にかかる飛鳥京西北部、694年〜710年)や平城京(現在の奈良県奈良市及び大和郡山市近辺、710年〜784年)への遷都を主導したのは藤原藤原不比等(当時最も頼れる実務官僚だった為、当時の全ての動きの…

古代日本祭政史④南都六宗から平安仏教へ

トム・ムーア監督が進める「アイルランド神話補完計画(何たる厨二病的ネーミング・センス!!)」と日本神話を対応付けるには、以下くらいの内省作業は不可欠だったりします。なにしろ「国史レベルでの見直し作業」ですから「総力戦」は不可避。