諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

これも「事象の地平線としての絶対他者」?⑦「モルゲッソヨ」なる新機軸

おそらく第一報はこれ。

【平昌五輪】メインプレスセンター前に“謎のオブジェ”

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【目撃】平昌五輪開幕まであとわずか。平昌にあるメインプレスセンター(MPC)には、世界中から続々と報道陣が集結している。MPCにはカメラマンの仕事エリアや記者の作業エリア、はたまたカフェや土産物店まであるが、その前には謎のオブジェが…。

一体、これは何なのか? 男性の肉体をかたどったようだが、遠目からだと“アレ”そのものに見えなくもない。近くにいたボランティアスタッフに聞いてみても、口を揃えて「モルゲッソヨ(知らないです)」。ちなみにこのオブジェの前は、各国の報道陣の集合場所となっている。

そしてネットがお祭り状態に。

答えはどうやら (おそらくH.R.ギーガーの影響を受けた)芸術家金知鉉のトレードマーク「弾丸マン(Bullet Man)」らしいけど、そんな事もはやどうでもいい?

こういう「名状しがたきもの」の偏在こそがネットの健全性のバロメーターだったりする訳で。ちょっとインターネットの未来を信じられる気分になった次第。

しかしながら…

 この問題が改めて…とりあえず「作者のこうした全体像へのコメント」が発表された事で人気を一時的に復活させました。

――日本ではインターネット上で話題になり、二次創作も生まれています。

「ある意味で興味深く思っています。こんなにも反応があるとは予想しませんでした。SNSが発達した今日、多様な反応が出てくるのは当たり前なことです。作家にとって作品の意図を完全に読み取ってもらえれば最高ですが、かと言って作家の意図通りに見てもらうよう強制するわけにはいきません。多様な反応が出るのはむしろいいことで、わいせつな解釈をする人はそんな見方でしか見られない人ですし、その裏にある弱い人間の本性を読み取れる人はそこまで考えられる人だと思います。うわべだけではなく、作品の流れを理解していただきたいとは思います」

――「誤解されている」と感じる部分はありますか?本当に考えてもらいたいことは何なのでしょうか?

「この作品は、自分自身を強く批判する内容です。『分からない(モルゲッソヨ)』という言葉が皮肉なことに、現代人が直面している状況を物語っているという気がしました。自分の欲望が何なのか知らないまま生きているのではないか、という気もします。ある意味で『モルゲッソヨ』は適切な作品名かもしれません。『弾丸マン』は美化された暴力と欲望をあらわにしています。ところが、その内面には弱い人間の本性が存在します。武装しているけれど、実際には一寸先も見ることができない弱い人間なのです」

 この問題、案外奥が深い?