そもそもアナキズム(Anarchism、無政府主義)とは一体何なのでしょう?
アナキズムを、生き方の立場にしてしまうと「狂い咲け」という、実に凡庸な、下らないものになってしまう。そのような「フリーダム」など、資本主義的自由のカテゴリーに吸収される代物であり、アナキズムでも何でもないだろう。まさに現代版の似非アナキズムというべきだ。
— 千坂恭二 (@Chisaka_Kyoji) August 9, 2018
アナキズムは、まず、このような、「狂い咲け」的な(しかし、実態は、狂い咲くことも出来ない)、実態は、資本や国家のチンドン屋でしかない笑止すべき似非アナキズムを粉砕すべきだろう。
— 千坂恭二 (@Chisaka_Kyoji) August 9, 2018
先日の東京での早稲田アナキズム研究会主催の講演と質疑応答でも話したが、このような最近の俗流アナキズム(「狂い咲け」流もその1つ)の正体や、その由来からくる限界もまた明らかなのだ。
— 千坂恭二 (@Chisaka_Kyoji) August 9, 2018
【模索舎新入荷】『狂い咲け、フリーダム アナキズム・アンソロジー』(編=栗原康 ちくま文庫)大杉栄からだめ連まで…栗原康さんによるアナキズム・アンソロジー本です。映画『菊とギロチン』に登場する中浜哲から『暴力論ノート』向井孝、だめ連神長さんに矢部史郎・山の手緑コンビなども収録。(E) pic.twitter.com/rQXTvbahWy
— 模索舎 (@mosakusha) August 11, 2018
2002年の遺言――『暴力論ノート――非暴力直接行動とは何か』刊行によせて
「チンドン屋アナキズム」なる鮮烈なパワーワード…そういえば日本ではチンドン屋やサーカスのテーマとして広まってる「美しき天然(1902年)」の歌詞内容って「欧州中世的調和(ハルモニア)の世界観」すなわち王党派やウルトラモンタニズム(ultramontanism、教皇至上主義)や公会議主義(Conciliarism)といった(身分格差を容認する)和諧社会を称揚する「ガチ宗教右派」理念に立脚していたりしますね。それなのに、何でこんなにも物悲しいの?