諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】「戦前の写真見合い国際結婚」について

ジェームズ・エルロイ「背信の都Perfidia, 2014年)」でも「日系移民独特の奇習」として取り上げられてましたね。

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肌の色が何であろうと、あるいは性別や宗教がどうであろうと、悪いやつは悪いことをする。悪いやつがいいことをすることもある。それがエルロイの人間観であり、それはレイシズムからもセクシズムからも遠く離れたものだ。

 皮肉にもインターネット社会で復活した感も? あ、ちなみに「SF=サンフランシスコ」の模様。

なんか「ヘンゼルとグレーテル」的景色が脳裏に…

ハーレクィン系でも多い「入れ替わり系ラブロマンス」?

ちなみに金田一耕助って、当初の設定(1940年代後半〜1950年代)ではこうした当時の日系移民からの引き揚げ組の一人で、だから国際人道主義の基準に従って(日本を敗戦に追い込んだ)国内の因習を裁くキャラだったのですね。

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それが1970年代に入ると(直前まで最先端の流行だったチューリップハットを被った時代遅れの人物として再登場…

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そろそろ誰かがこうした20世紀日本文化の変遷史を客観的に総括すべきでは?