当人のコメントが是非聞きたい…
これが昨年の流行語大賞になった、真の「神ってる」である。
— NER (@NER2525) 2016年12月6日
【恐るべし神木パワー!邦画歴代トップ3にある共通点】https://t.co/ds3zyfnO4s
『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『君の名は。』の3作品すべてで俳優の神木隆之介が声優を務めていること。
「千と千尋の神隠し(2001年)」に登場する湯婆婆(CV:夏木マリ)の息子。赤い腹掛けをした巨大な赤ちゃんで、銭婆に「太りすぎ」と評される肥満体型。怪力の上、性格はわがまま。癇癪を起こすと暴れ泣き喚き、部屋を破壊する。銭婆の魔法で小太りのネズミに姿を変えられる。湯婆婆の過保護のもと部屋から出ずに暮らしていたが、千尋と出会って初めて外界を冒険し、成長する。
For someone who loves me because I am me…
For someone who loves me because I am me…
For someone who loves me because I am me…
For someone who loves me because I am me…
どう見ても「トイ・ストーリー」の前身となったピクサー作品「ティン・トイ(Tin Toy、1988年)」に登場するMonster Babyへのオマージュ。
You’ve come such a long way in 27 years, Pixar.... | Tina!
ところで「千と千尋の神隠し(2001年)」で(「坊」の母親たる)湯婆婆の声を演じた夏木マリは、深作欣二監督作品「里見八犬伝(Legend of the Eight Samurai、1983年)」において妖婦玉梓も演じています。その演技がまた強烈で、ロバート・ゼメキス監督・ ニール・ゲイマン脚本作品「ベオウルフ/呪われし勇者(Beowulf、2007年)」における「グレンデルの母」、「マレフィセント(Maleficent、2014年)」におけるマレフィセントを演じたアンジェリーナ・ジョリーの演技にも相応の影響を与えてたとされています。このスタイルの源流はさらにソ連映画「雪の女王(Снежная королева、1966年)」まで遡れるなんて話もありますが、要するに国際的にガチの「地母神系ヒロインの本命」路線なんですね。中国人だったら浅田次郎原作「蒼穹の昴(1996年、中国TVドラマ「苍穹之昴」2009年〜2010年)」において西太后を演じた田中裕子を加えたがるかもしれません。
Снежная королева (The Snow Queen) 69 in x of... | A picture's worth...
Legend of the Eight Samurai (1983) - 4F
女性自身ですら大半が重苦しくて逃げ出したくなるほどの「女性性」と「母性」の顕現…そんな存在に甘やかされて「怪物」に育っていく「子供」…到底、ただの「都会育ちのイケメン」程度に倒せる様な相手などではない?