「国際SNS上の関心空間におけるGUI」ともいうべきTunblrにおいて「調べると地獄の釜が開く」Deepな検索語の一つとされているのが「Kilt」。
そもそも歴史のある時点まで「野蛮人の遺習」程度にしか考えれれていなかったキルトが「スコットランド人の民族的自尊心を担う伝統的衣装」に変貌したのは比較的新しかったりします。
現在一般にスコットランド全域で民族衣装として着用されているものはひだのあるスカート状に縫われており、単にキルト(Kilt)或いはフェーリア・ベック(Feileadh Beag)と呼ばれている。元々は下着を穿かず、ノーパンで穿くものだった。
フェーリア・ベックは18世紀に作られるようになったものであり、1727年にイングランド人トマス・ローリンソンが考案したという説もある。この新しいキルトは装着が簡便なことから急速に普及した。
現在の長さは膝頭あたりまでで、前にスポーラン(Sporran)と呼ばれるバッグを提げるのが通例である。スポーランはゲール語で財布を意味する。
もちろん「伝統ある」日本においても、この様な展開は日常茶飯事。
伝統が捏造される瞬間を目撃した pic.twitter.com/5n22LRHEha
— 増田聡 (@smasuda) 2018年2月1日
こういった展開に目くじらを立てないのが「大人の対応」?