諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】意外にも世界に通用してしまったレーザーラモンHG

嘘だろTumbrHard Gay=Razor Ramon HGの画像を全削除しやがった…

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そして…

ところでこの芸人、単なる一発屋ではなくプロレス興行と吉本興業の構築してきたエンターテイメント文化に立脚するガチ勢だったのです。

学生時代没頭したプロレスをネタにした芸が女性にはほとんどウケず模索を続けるが、ヤケになりドン引きしてもらうために腰を激しく振ってネタを披露したところ女子高生の観客に大ウケし、 その後2002年にbaseよしもとに出演した際にも腰を激しくグラインドしながらダンスをしたところ、共演していたケンドーコバヤシが「お前はハードゲイか!」とツッコんだ事がハードゲイキャラクター誕生のきっかけとされる。その後、吉本新喜劇の舞台や「吉本オールスター大運動会」等で、キャラクターを確立させていった。

ハードゲイキャラは入念に練り上げられており、大阪の新宿2丁目的な場所に通って話を聞いたほか、ニューハーフパブでボーイとして働くなどしたという。上京後も新宿2丁目の店やおすぎとピーコ、ピーターの元へ挨拶に行ったという。

ところでこれ「差別を助長する」内容だったんでしょうか? 実際のところ彼が練り上げたある種の戯画的スタイルは、ニューヨークのゲイタウン「クリストファー・ストリート(Christopher Street)に1970年代後半頃から1980年頃に興った仮装ムーブメントに由来し、実際の生活者に該当しない「非実在」を的確に突いてきた計算高さを認められ、「変態仮面」同様、かえって高評価を受けたのです。

逆をいえば、本場アメリカはこの方面においては概ね(その変態性の先入観に囚われ過ぎて)「ピンク・フラミンゴ(Pink Flamingos, 1972年)」や「フランケンフッカー(FRANKENHOOKER,1990年)」といった奇怪なカルト作品しか世に送り出せませんでした。

さらに掘り下げると芸術性の高かったニューヨーク・パンクがバズ狙いのロンドン・パンクを経てJパンクとして完全コモディティー化された歴史との重なり具合も見えてきます。日本のビジュアル系バンドが海外で受けたのも、こうした系譜上の発展過程において「ユニークながらちゃんとした正統派の里帰り」だったからなんですね。

その一方でこうした米国の文化的土壌は、さらに普遍的な国際的成功も収めてきました。ティム・バートン監督の登場と(怪奇男優ジョニー・デップが、やはり相応の労力と時間を費やしてキャラクター開発した)ジャック・スパロー船長(Captain Jack Sparrow)」

日本がコンテンツ分野でこれからも国際的に成功し続けたければ、最低でもこれくらいの予備知識は必須という話ですね。そんな感じで以下続報…