私の中ではこの手の話、いわゆるトランスジェンダー問題とは完全に別腹なんですわ。
今回の投稿の発端は以下のTweet。
「おにまい」女性化願望が特になさそうな人物に対して矯正を目的として強引に女性化させるという設定自体だけ見ると結構エグい話なのになんで完全にほのぼのTSFアニメになってるのだろうみたいなこと昼間リフト乗ってる時ぼんやり考えてた。
— 高根たかね (@dambiyori) 2023年2月11日
女性化願望が特になさそうな人物に対して矯正を目的として強引に女性化させるという設定、例えば性犯罪を犯した男を無理やり女性化して同じ目にあわす刑務所みたいなハードコアな方向の話の骨組みだったりするわけで。
— 高根たかね (@dambiyori) 2023年2月11日
いろいろ考えた結果、あくまでみはりは引きこもりの兄のまひろを真っ当な社会生活が送れる人間に戻したいというのが目的であるからなのかなというところに思い至った。
— 高根たかね (@dambiyori) 2023年2月11日
「ニート兄を女の子にして立ち直らせる」って改めて考えるとなんだこれ!?ってなるけど、兄を指導・監督して真っ当な社会生活を送れるように立ち直らせたいが、年上の成人男性に対してそれは困難だ、ならば年下の女の子にしてしまえばきっと思うように導いてあげられる…みたいな発想なんだな
— 高根たかね (@dambiyori) 2023年2月11日
で、作中女体化がまひろに対する効果って二つあるなぁと思って、一つは社会規範みたいなのを強制するもの。でその中には当然女性であるからみたいなのもある程度あるのだけど、TSF作品としては割とゆるいような気がするのだよねぇ。その辺りわりと誰でも手に取れるみたいな部分だったりするのかなとか
— 高根たかね (@dambiyori) 2023年2月11日
もう一つが、社会につながるどこにも居場所がなかった引きこもりの成人男性が「女子中学生」という居場所を得て、世の中の優しさに触れることができたこと。多分この作品の一番のすごいところはこの獲得のプロセスの物語をきちんとTSF作品として成立させてることなんじゃないかなと。
— 高根たかね (@dambiyori) 2023年2月11日
二つ目の部分、アニメで放送された序盤の部分でまひろ自身の自己認識が他の登場人物との交流によってだんだん形作られていって最終的に女子中学生になるっていう流れがストーリーとしても自然だし見てる方も全く同じ気持ちで理解できるみたいな感じがして、これが本当に上手いみたいなこと思ってる。
— 高根たかね (@dambiyori) 2023年2月11日
1話では女の子に変えられた元成人の男なんだなくらいの認識が、2話ではみはりの妹というポジションができて、3話ではかえでによって高校生より年下というポジションが見えて、4話でもみじによって女子中学生というポジションまで辿り着くみたいな。
— 高根たかね (@dambiyori) 2023年2月11日
そんな感じで以下続報…