今回の投稿の発端は以下のTweet。
アニメキャラの髪がピンクとか現実であり得ない色を使うようになったのって
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月10日
「宇宙人だから髪を何色にぬってもいいだろ」
とやり始めたらウケて、なぜか地球人しか出てこないアニメ作品にもそれが適用されるようになった、って話を聞いたことがあるんだけど本当なんかな?>フォロワーの皆さん
ちなみに私が読んだその話だと「宇宙人だから髪の毛青とか赤でもいいじゃん」の始まりは『伝説巨神イデオン』だって話でした
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月10日
コンバトラーvの頃からヒロインは緑髪ですけどねえ。キューティーハニーも実在の髪色とは言い難いですし、この辺りからかな。漫画なら超人ロックとか1969年から緑髪ですね pic.twitter.com/C1l9XmAMsx
— きゃしゃん@てつや (@chasyan) 2023年3月10日
ピンク髪は手塚治虫の悟空の大冒険のアニオリキャラ竜子が最古のようです。緑髪は海のトリトンのトリトンもそうですね(村で差別されている)
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月11日
なる程、勉強になります。そして全ては手塚に通ずる…(`・ω・´)
— きゃしゃん@てつや (@chasyan) 2023年3月11日
派手な赤と派手な青の髪色だと魔女っ子メグちゃんが早いんですよね
— ehoba (@htGOIW) 2023年3月10日
アニメ以外だと、同時期のサンリオがリトルツインスターズ出してたり ミンキーモモやクリーミィマミはそっち系統のセンスかなぁという気がしますね ファンシー文化というか
イデオンとかじゃないんですね。74年かあ>メグちゃん
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月10日
魔族とか妖精とか人間じゃないなら髪色は青でもいい、納得。赤毛はまだわかるんですが
指摘としてはピンク髪の元祖は悟空の大冒険の竜子(アニオリキャラ)が挙げられていました。人外ですが
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月11日
大喜利めいてきますが、アニメの「海のトリトン」は髪の毛の色はミドリですね(本当に緑色で物語開始時に主人公が住んでいた漁村では差別の対象でしたが)。そういえばトリトンもイデオンも富野監督ですね。
— ワンナイト (@FM4FGDbCyPjm6t4) 2023年3月10日
トリトンって緑色だよな・・・と思ってましたが作中でも緑なんですね。トリトン族であって人間じゃないからでしょうね。悟空の大冒険のピンク髪キャラも人外という指摘があります
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月11日
うる星やつらが始まりってこと?
— SATO, Ryo (@beerlove_ryo) 2023年3月10日
いや私が聞いたのはイデオンです。
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月10日
と調べたら両方とも開始が1980年ですね…
違ったうる星やつらは78年からでした
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月10日
「悟空の大冒険」の竜子がすでにピンク色の髪なので、宇宙人というわけでもないようですね。
— x1turbo.agency (@X1turboAgency) 2023年3月10日
竜子は最古のピンク髪キャラみたいですね。人外ではありますが…
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月11日
嘘。それ以前から有るし。
— hamp@横浜山中 (@32hamp) 2023年3月10日
俺が聞いた話だと、セル画用絵の具が高いから
あんまり使わない派手な原色を消費する為だった
(真偽不明)
バッフクランの逸話は聞いたことあるけど
それは単体での話で、嚆矢だった訳では無いかと。
あとは、16色時代のPCゲーのキャラの影響
— hamp@横浜山中 (@32hamp) 2023年3月10日
という話も聞いたことあるけど
これも真偽不明。
エヴァの時、ゲームのドットのSDキャラとかでも判別できるように髪を青と赤にした、とかそういう話はスタッフがしてましたね
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月11日
絵の具を消費するためは、ガンダムのピンクの爆発(シャアザク、ホワイトベース女子クルー制服。特色)や、ガンダムやZ終盤のホワイト(宇宙服やらキュベレイ)とかで言われますが本当なんでしょうかねえ
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月11日
あと悟空の大冒険のピンク髪、キューティーハニーの赤、海のトリトンのトリトン緑髪、魔女っ子メグちゃんの青と赤髪、おんぶおばけという指摘がありました
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月11日
これにぶら下がった引用…
大昔の「てれびまんが」から制作された子供向けの絵本や塗り絵では、人種に関係無く配色されていたし、キャラクターを子供が見分けられる様に原色に近い鮮やかな髪色が採用されたの。それは漫画絵も同じ。
— 太眉JK🎀⋈ぷにぷにゼリー!Z (@punix2zery) 2023年3月11日
空想世界を描く事がアニメや漫画の特色なのだから現実で有り得ない色を使う事は当たり前なの。 https://t.co/YFlRp1Fe4L
これはガンダムの世界観は比較的おとなしい髪色だったのに、イデオンで湖川友謙が青とかピンクとかやったら、ガンダムの続編で地球人なのにピンク髪が出てきたって文脈じゃなかったかな? https://t.co/k4vKY6bN5t pic.twitter.com/HRefcWAlnz
— 海野螢 (@unnohotaru) 2023年3月11日
考えてことなかったが、言われてみるとたしかに80年以前のアニメでそういう髪色のキャラ思いつかないな… https://t.co/hgCNN7Xuhb
— 人間ジェネリック (@DividedSelf_94) 2023年3月10日
キャラの書き分けが楽だからでは? https://t.co/Mv85d0ansG
— バアル提督 (@arukad) 2023年3月10日
こうした引用の一つとしてぶら下げた投稿…
個人的メモ。引用投稿に関連して。「うる星やつら」20巻第1-2話「トLoveるレター(1983年)」について長谷見沙貴脚本矢吹健太朗作画の「To Loveる(2006年-2009年)」の題名原案と考えられたりしてる訳ですが… https://t.co/odhRmPuUQr
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
ちなみに「うる星やつら」の「トLOVEるレター」はこんな回。シェークスピア「ルークリース凌辱」では性行為が攻城戦に擬えられますが「うる星やつら」では「果し状」が「恋文」に間違われたり「舞踏会」ならぬ「武闘会」が開催されたりします。物語文法的に可換? pic.twitter.com/BrbB74VdPJ
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
ちなみに以下が「ルークリース凌辱」原文。「おやめになって。私には主人が‼︎」的ヨロメキ文法に従った抵抗が容赦なき攻撃を受けて為す術もなく屈服していくその様…https://t.co/BwFs3MJffT
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
同時期日本の近松門左衛門「槍の権左」を彷彿とさせます。どうしてどちらも二次元エンド的に悲劇的結末を迎えるかというと「貞女が性の誘惑に屈して堕落する」過程が近世身分制を否定する究極の反体制行為だったから。ハッピーエンドを迎えると逮捕される危険があったから。https://t.co/TAMOFr6oYt
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
北原白秋「おかる寛平」が大日本帝国時代に規制対象となったのも同様の「貞女の神聖性を凌辱した罪」が適用されたと「いわれてます」。「いわれている」というのは「こんなの常識がある人間は許さない」なる示唆があっただけで明言はされてないから。https://t.co/gBKR3aKYVT
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
今日の表現規制派の手口の大源流。エロティズムの内容なんて時代ごとどんどん流転するのに「私は人類普遍の無謬の規範に到達した‼︎」と勝手に思い込んで自分勝手な介入をしてくる。むしろ「そう誤解した輩ならいつの時代もにもいた」というのが歴史普遍的事実という皮肉。https://t.co/afsY13QrHL
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
そして21世紀初頭のYoutubeではこの戦いの最新版たる「叙事詩戦争(The Epic War)」が国際的に繰り広げられたのです。元ネタとなったのは、当時各国語に翻訳されて人気を博していたウェブ小説「ソードアートオンライン」の「エロ裏メニュー」。https://t.co/2TsSUuXsvj
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
そのニンジャ対決の様に「全裸正座対峙と一礼から始まる儀礼性」そして何語に翻訳しても生硬い性描写…そして誰かが思いついてしまったのです。「こいつはルークリース凌辱だ。叙事詩の様に荘厳に読み上げるとあの独特のギャップ感が出る」と。「多言語による飽和攻撃」というアイディアも当時最先端。 https://t.co/LCZ5JUaU1X
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
それから始まった「Youtube上での各国語版SAO16.5読み上げ動画投稿と削除競争」のピークは2000年代後半。私がこの歴史的事象の存在を知ったのは2000年代末だったので「(最終局面たる)スペイン語戦線の陥落」の最終局面を目にしただけですが、まぁ肝を吹き飛ばされました。https://t.co/lTqsrRM6mD
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
閑話休題。こうしたボカロ名曲由来の当時のキーワード「恋は戦争」を彷彿とさせる「性愛と戦争の可換性」に女性作家も深く関わってくるのが本邦作品の特徴… pic.twitter.com/KhrukxBjt1
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
そして21世紀の国際的インターネット文化はこれをモリモリ受容して思わぬ方向に成長… pic.twitter.com/4mtpL4jTQl
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
そして逆に日本側も日本側で「所詮日本のロリコン概念など欧米文化圏における「アナベル=リー概念とそれに付け込もうとする悪意」概念の著しい劣化コピーに過ぎない事を思い知らされる事になったのでした。 pic.twitter.com/bj65CUXzfJ
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
一応「恋は戦争」の元ネタはこれ。supercellさん発表。リリース2008年。https://t.co/AmxVvQdZqa
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
閑話休題。「うる星やつら」的ラブコメ空間は、こうした「性愛表現と戦争表現の可換性」にも立脚する形でも構成されていた訳ですが、もう一つの特徴が「特定のイケメン男性に美女エイリアンの襲来が集中する」C.L.ムーア的セックス・ファンタジー構造の伝統への「特定カップルへの横恋慕」要素の付加。 pic.twitter.com/148EsB5tDy
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
まぁC.L.ムーアの「ノースウェスト・スミス」シリーズにも「正妻=無駄にイケメンの相棒ヤロール」説があったりする訳ですが、それはそれ。そして「うる星やつら」の世界に「シャンブロウ的存在」を探すと…え?ランちゃん? pic.twitter.com/7ssT36MnPp
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
流石にランちゃんが「うる星やつら」の世界に登場してきたのは学園ラブコメ展開になってから。1970年代までのルーミックワールドは松本零士時空同様「パルプ・マガジン掲載のSF/ヒロイックファンタジー世界の時空間構築作法」の影響を色濃く受けていたもののシャンブロウ概念のそのままの適用は… https://t.co/gai04lt726
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
そういえば「増殖女房」…https://t.co/XcJR3r3VSF
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
そういえば「暴食のフォルム」。そう「殺さねば当事者あるいは世界そのものをその性的魅力で破滅させてしまう」のがシャンブロウの本質なのであり、だから「宇宙海賊キャプテンハーロック」では心を鬼にしてマゾーンを狩り…https://t.co/EibJ5JIXJ6
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
平井和正脚本池上遼一作画の青年漫画「スパイダーマン」の魔女も死んであっけなくいかねばならなかったのです。プロフェッサーXの「恵まれし子らの学園」構想全否定。というより根は同じで、かかるSF的伝統超克を目指したのが「Xメン」シリーズだったとも? pic.twitter.com/EMah1lSvk5
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
その一方で1970年代には「あえて彼女ら「毒婦」を殺さないと何が起こるかという思考実験も盛んに行われ、その成果は確実に1980年代の学園ラブコメ概念にひっそりと合流していったという… https://t.co/Ev7B6hkBP7
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
この時代のややこしさはC.L.ムーア「ノースウェスト・スミス」シリーズの挿絵を描いた松本零士自身が「襲来してくる美女エイリアン殺すべし」なる解釈を貫き、吾妻ひでおが「やけくそ天使」の中で「美女型超自然的存在を殺せなかったが故に崩壊していく世界」を描く一方で… pic.twitter.com/J91mQeTzeb
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
今日では全くこの展開と結びつけて語られなくなった高橋留美子が「シャンブロウからの怪物性除去」作業を密かに完遂して退けた辺り。例えば「うる星やつら」2巻の人魚さん。元々シャンブロウは毒婦というより「害獣」に近い存在で、そこから害獣性まで抜いて「性的魅力を備えた小動物」という残し方。 pic.twitter.com/sKGK8ZBcru
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
ああもうこれは殺せません。ただこの「無害過ぎる」存在、存続も難しくただルーミックワールドから消えていきます。貞女の座からもメインヒロインの座からも引き摺り下ろされる事で「ルーミックワールド平準化」に貢献したしのぶさんより悲劇的存在… pic.twitter.com/Bg1H4PNJDr
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
より完全な「シャンブロウ概念の消し込み」例が、独立短編「暴食のフォルム」に見られます。「勝手に座敷童と間違えられるが誰にも養い切れない性的魅力も備えた餓鬼」。これはもうトラップに引っ掛かった男性の方が悪い? pic.twitter.com/31jOWJxr88
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
この「もうこれ以上シャンブロウを殺させない」作戦の思わぬ余波。実は本作「(めぞん一刻の)五代裕作初登場作品」ともいわれています。そう,こう見えて「宇宙一の荒くれイケメンだが美女エイリアンの超自然的攻撃に毎回サンドバッグにされる」ノースウェストスミスさんの思わぬ形での射影という… pic.twitter.com/L8UrYxNg4p
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
ああ、ハーロックさんのこういう側面には何か「大源流の同質性」みたいなのを感じます。結局、宇宙海賊キャプテン・ハーロックは「マゾーン対戦路線」を放棄。「うる星やつら」の世界も「正妻ラムちゃんとあたるに横恋慕してくる美女エイリアンズ」の構造に落ち着いて「シャンブロウ戦争」は終結。 https://t.co/HrU24bh41I
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
ランちゃんが、ほとんどシャンブロウの特徴を継承しているにも関わらず(というか独自の思惑を備え「ブリっ子」なる擬態も得意とするという点でより恐るべき存在)コメディ・キャラとして終始振る舞えるのも「戦後」だったからという… pic.twitter.com/uOlvS4redM
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
で、やっと冒頭の話に戻ります。こうして1981年までに相応に平準化に成功した「うる星やつら」世界の美女エイリアンズですが、意外にも能力が髪質に影響してるおユキさん以外、全員「黒髪キャラ」。そうラムちゃんの髪色が緑、ランちゃんの髪色がピンクと固まるのは昭和アニメ版(1981年-1986年)以降… pic.twitter.com/mSY0LMBVro
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
70年代「うる星やつら」、おユキちゃん初登場時も「妖怪だ!殺せ!」と叫ばれてる事の意味とか後の時代の人間は軽く忘れてますね。シンクロニティというのは案外重要で、同時期富野由悠季監督も「敵が常に悪の宇宙人であるスーパーロボット物の物語構造」に不満を持ち…https://t.co/5LFF79nfhm
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
ガンダムやイデオンを制作したという点ではかかる1970年代から1980年代にかけての過激なパラダイムシフトの一翼を担っていた事になる訳ですよ。 https://t.co/luViePSgdK
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
この急激な時代の曲がり角の生き証人として鮮烈に記憶してるのがYMOの音楽的内容深化に影響を与えたとされるPhew「終曲(アレンジ・演奏坂本龍一‼︎)」におけるホラー的不気味さを盛り立てる効果音の一つがアニメで「ラムちゃんの飛行音」に採用された事。https://t.co/1nZrtESE52
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
まぁこれ、当時のシンセサイザーの能力がまだまだ低くて「使える音」が限られてたせいもあるのですが…いずれにせよこの時期以降「キャラの髪の毛がカラフルになった」背景には、そういう「マイノリティ」に対する価値観変遷もあったという話。https://t.co/aR8wVGvoug
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月10日
そして…
おもむろにこの投稿の続き。高橋留美子「うる星やつら」に登場する美女エイリアンズのボンテージっぽい服装、「劇画村塾」関係で師匠筋に当たる小池一夫の「ダミー・オスカー」や「マッドブル」に登場する警官やナチス制服と緩やかな連続性が…https://t.co/uWe7pf7DCC
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
何なら寺沢武一「宇宙海賊コブラ(1978年~)」も追加して構いません。これらは確実に当時世界中のフアッション界を席巻していた「ニューヨーク・クリストファー通りのゲイ・パレード文化」の影響を受けていたのです。https://t.co/VyU7rLsEPq
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
同じく「ニューヨーク・クリストファー通りのゲイ・パレード文化」の落とし子として有名な実例がレーザーラモンHG。その経緯から存外圧倒的な海外人気があり増た。①あくまでコスプレとして②標準的ゲイ文化の真逆の権威主義的コスチュームを楽しむ…https://t.co/UsBlp0SzMa
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
③それとは別にマーロン・ブランドをセックス・シンボルとする不良暴走族・レザー製品を愛好する伝統が存在してきた。全体構造構造としてはこういう感じ。https://t.co/IZTyFfsgpa
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
ジョン・カーペンターえ映画「ニューヨーク1997(1981年)」? そう、明らかに共通項が見て取れますね。https://t.co/grhpcaeZn1
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
トニー・スコット監督映画「ハンガー(1983年)」もこの系譜。音楽的にはニュー・ロマンティックとかポスト・パンクとしてのゴシック系が関わってきます。https://t.co/3yPd8Sl76G
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
高橋留美子「うる星やつら(原作1978年~1987年、アニメ1981年~1986年)」の影響の受け方は(他の当時の日本製コンテンツ同様)極めて雑でしたが、むしろその距離感が後から幸いする事に。そうこの国際的トレンドl存外ダークな側面も背負っており…https://t.co/3PADEkR3yF
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
ティム・バートン監督映画「バットマン(1989年)」「シザー・ハンズ(1990年)」を経て…https://t.co/7w3dXar3jQ
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲(BATMAN & ROBIN、1997年)」の興行的失敗を契機とする大反動「バットマンの乳首」事件で一旦完全収束を迎えてしまうのです。https://t.co/d6NXiMsu2B
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
その結果、その残り香は主にJロックや日本のアニメ漫画game文化にのみ継承される展開に…おやここでも飛んだ三味線効果が?https://t.co/TE3ckHR6m7
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
そして
ありがとうございます。
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月11日
初代ガンダムは(ガルマの薄紫とかがギリギリ)比較的常識的な髪色でしたね。
Zでそれまでのイデオンやザブングルダンバインエルガイムの影響で派手な髪色が増えたというわけなんですね https://t.co/jf76gaR5bN
こちらで「うる星やつら」の話をしてますが、実は1978年から始まった原作の美女エイリアンズは原則黒髪で、ラムちゃんが緑髪になったり(1980年登場の)ランちゃんがピンク髪に描かれるのは1981年のアニメ化が契機なんですね。そう考えるとやはり当時のアニメ業界の色彩設計のトレンドだったとしか… https://t.co/hm2Kki25Rw
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
ラムは玉虫色では
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月11日
原作は古典表現の「緑なす黒髪」を言葉通り「緑色の光沢で表した感じ?ちなみに令和アニメ版ラムちゃんはシン・ゴジラみたいに「電撃を放つ時、髪全体が発光する」新仕様に。 pic.twitter.com/ePeTWHMlzg
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
×「緑髪の光沢で表した」○「緑色の光沢を放つ黒髪」で表した。一方、ランちゃんはベンテン同様純粋な黒髪キャラ。 pic.twitter.com/yULl84brGS
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
https://t.co/14KcKF4sVl
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月11日
いやラムの髪の毛は構造色なんですよ。原作は
モルフォ蝶や🦋、玉虫やCDの盤面みたいに見る角度によって反射して色が変わるのがラムの原作の髪の色です。
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月11日
構造色。という設定のはず。
で、玉虫色が表現できないからアニメなどでは緑髪に色指定したはず
×「緑髪の光沢で表した」○「緑色の光沢を放つ黒髪」で表した。一方、ランちゃんはベンテン同様純粋な黒髪キャラ。 pic.twitter.com/yULl84brGS
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
原作者コメントがあるなら確定ですね。一方、原作には「黒髪の時だけあたるがラムの魅力に負ける」表現があるのですが、こちらはアニメ版でバッサリ切られてたりして。 pic.twitter.com/vv5cNCJ0gS
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
ただ「ラムちゃんの髪の色は構造色」という話のソースは「少年サンデーグラフィック うる星やつら 14巻(1982年?)」における「光の当たり具合で、色いろと変化します」なる読者質問への回答だった模様。
ラムって紙の色を自分の意思で変えられるんですか、というか変身能力あったと?
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月11日
そこは流石「変身」じゃなくて「変装」じゃないかと。あと令和版の「電撃時発光」は原作にも昭和アニメ版にもない仕様で(アニメ化に際しては必ず省かれる)スペシューム光線の代替案という可能性も?ちなみに「変装時以外のあたるはラムちゃんに魅了されない」ネタは原作のあちこちに… pic.twitter.com/gqxFS9adbj
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
「スペシューム光線」…原作にはこんな感じの特撮ネタが結構多いのですが、版権がらみでアニメ化の際は全部省かれるのがお約束になっているという…要するにまだ作品がアニメ化前提で執筆されてなかったし、パロディに際しての筋の通し方も樹立してなかった? pic.twitter.com/CvK4xpY5kN
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
いや当時はドクタースランプ アラレちゃんの漫画とアニメで無許可でガメラとギャオス、バルタン星人が出てたので筋もクソもおおらかな時代でしょう…
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月11日
その辺の塩梅が実際の現場でどうだったか良く分からないんですね。もしかしたら集英社と小学館のスタンスの違いとかがあった?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
とりあえず×版権がらみで○版権がらみからか。その一方ではアニメ版「うる星やつら」にもオリジナルパロディは多かったし、何がどうなってたかは謎としか…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
どっちかというとテレビ局や東映アニメーションとスタジオぴえろの違いでは?
— ウナム日月 (@unamuhiduki) 2023年3月11日
そのあたり手持ち情報皆無なんでイエスともノーとも言えない感じですね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月11日
そんな感じで以下続報…