ああ、愛には色んな形が…
今回の投稿の発端は以下のTweet。
この問題についてtumbr全盛期(2010年代前半)の第三世代フェミニストの姉様達(及びその考え方を受容した小娘集団)が到達した「最小限基準」が… https://t.co/GGoZWmxOfY
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月10日
「拒食症や情緒不安定は医者に相談しよう」「難問にはしっかり寝てツルツルのお肌とキューティクルで対応しよう」辺りだったんですね。女性にとって最も重要な「自分が健康である」セルフチェックポイント? https://t.co/zd0JazNYik
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月10日
金の国水の国みたいに、容姿以上に中身の高貴さに惚れていく話を我々日本人は量産せねばいかんすね
— 鴉野 兄貴 (@KarasunoAniki) 2023年2月10日
で、『異世界だから黒人も白人も黄色人種もいないよ』これ
サーラ姫の「不動の自己肯定感」も感動物なのですが、個人的には映画で完全再現された「ムーンライト様(cv神谷浩二)を法律でパブリック・ドメイン化しながら本妻に収まる驚異の女首長レオポルディーニ様」に改めて衝撃を受けました。まさしく「指輪物語」原作や「ダンジョン飯」のハイエルフの気高さ…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月10日
そしてこれが映画版では惜しくも省かれてしまったQPS48の皆さん… pic.twitter.com/ar4ZbfK6cH
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月10日
これは映画の尺から仕方ないすよねぇ
— 鴉野 兄貴 (@KarasunoAniki) 2023年2月10日
まあ姉様がめちゃくちゃいるのは映画版でも述べているしセフセフ
自分の国のせいで亡国になった役者に理想の大臣を演じさせ、おそらく理想の王配に自らなる決意をした大臣とレオ姉様を見たらあの国はマジ安泰だなあと思う
自分一人を貶されてもキレないけど好きな人が貶されたり、好きになった人が己を卑下するのは許せない方だから、割と『自分』の範囲が広くて気高い
— 鴉野 兄貴 (@KarasunoAniki) 2023年2月10日
義父が『この美しさがわからないとは嘆かわしい』というの納得
好きな人が謙遜する姿を見たとき、時として自分に対する侮辱に感じることはありうる……
「すずめの戸締まり」のすずめさんもそうなんですが「逆境にありながら奇跡的に自己肯定感の高いヒロインの楽観性が難問解決の鍵となる」「感情爆発と制御回復を経てさらに自由に」「その過程で誰も悪役として吊し上げられない」2020年代的フェミニズム文学の台頭って…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月10日
2010年代に一時的に流行してその後に完全に廃れた「男性によって自己肯定感を下げ凶暴化したヒロインが社会正義に目覚めつつ男性への復讐を果たす」ウルトラ・フェミニズム文学へのアンチテーゼになってるというか、そういう文化の残滓すら殺しに来た感じが…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月10日
娯楽作品は思想から離れて見てほしい
— 鴉野 兄貴 (@KarasunoAniki) 2023年2月10日
これも思想に過ぎませんけど少なくとも差別主義で暴力的な主人公が拷問されたりオールドカーを限界改造してカーチェイスしたり魅力的な敵の異性を誘惑したりしつつ世界の危機をとりあえず救う作品を貶すより、自分がそれ見て見出した正しいことを実生活でやれやと
2010年代に第三世代フェミニストの姉様達が広めた「女性にとって自己肯定感の高さは、邪悪なものに付け込ませないバリヤーとして機能する」理念が、あのサーラ姫のピチピチのモチ肌とサラサラの髪に体現。レオポルディーニ様やムーンライト様の「華美な美しさ」を前にしても動じないバランス感がまた…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月10日
まぁ「映像化されてナンボの娯楽作品」でよくやり遂げたなぁと…ちなみに序盤「華美なA国文化の象徴」として立ちはだかるレオポルディーニ様とムーンライト様が「当人はそんなものに執着してない」事を示すこの場面は原作から好きでした。 pic.twitter.com/3nTVZR0IwT
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月10日
50年後なんてこの二人にはあっという間に過ぎる永遠の幸せ……
— 鴉野 兄貴 (@KarasunoAniki) 2023年2月10日
レオ姉様はあの方とムーンライト様に任しておけば次代は安心(でも父王さまもっと長生きしてね)という良さがあるし、ムーンライト様は間違いなく一度は自分と一族を不幸のドン底(※というか死者多数)に叩き込んだ王族の女に対しても、あくまで大臣や王配に専心してくれるという謎の安心感が尊い……
— 鴉野 兄貴 (@KarasunoAniki) 2023年2月10日
そして活躍する都度、作品のジャンル性を混乱させる「筋肉インテリ」の皆さん…原作では素手で刀とか砕いてしまうんだよなぁ… pic.twitter.com/6tjgVfmeKR
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月10日
映画でも二十人相手に無双しとりました
— 鴉野 兄貴 (@KarasunoAniki) 2023年2月10日
というかヒゲのオッチャンの時点で強い強い
ちなみにリアル世界では空手十段ですら五人の若者が角材出す前に叩きのめせても軽傷は負うことがあると存じております
割とこの絵を見たら、お姉様たちやサーラ姫をもっともっと美人に描ける技量余裕で作者さんにはあるけど、そう言う作品じゃないし、お姉様軍団が抑えた絵でも美人で読者には通るの、ほんといい意味でずるい……
— 鴉野 兄貴 (@KarasunoAniki) 2023年2月10日
それはそれとして、原作でも映画版でも仄めかし以上は描かれなかったけど、やっぱり「七面鳥の丸焼き」はサーラ姫には単なる「一食分」?それがあのモチ肌を保つ秘訣なの? pic.twitter.com/gRe9hHXwnm
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月10日
さあ……
— 鴉野 兄貴 (@KarasunoAniki) 2023年2月10日
酒は国の水全部が酒になっても(※ナヤンバラルさんをディスるなら)飲み干してみせると豪語していたし(※実際族長をKO)、肝臓も強いけど胃袋もかなり強そうすね
そして姫さまから見ても食べると言われるナヤンさんのダイエット術は書籍にしてほしい
もうこれは「うる星やつら」のサクラさんと勝負頂くしか… pic.twitter.com/lmDJfJlIq0
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月10日
比重が増えるってダイエットとか努力や体質でなく、もはや異能では……
— 鴉野 兄貴 (@KarasunoAniki) 2023年2月10日
(特にダイエットしてない)サーラ姫の食いっぷりで「推定乾重量0.1t?」なのでレオポルディーニ姫の「乾重量」は推して知るべし…ちなみに全盛期tumbr(2010年代前半)に散々目の当たりにしてきましたが「食べても太らない」仮想条件下で「欲望解放」したした女性の食いっぷりたるや…(戦慄)。 pic.twitter.com/iw2BCPOQrE
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月10日
このおにぎり存じております
— 鴉野 兄貴 (@KarasunoAniki) 2023年2月11日
知る人ぞ知る餃子のわんこそば亀戸餃子の町に居を構えるキッチDIVEさんのだ
あそこは安くて量ハンパなくて美味しいし、24時間LIVEしていて防犯になってる
余談ですがこちらもTwitterで有名な神戸のバーDINGOさんのマスター曰く
— 鴉野 兄貴 (@KarasunoAniki) 2023年2月11日
29日イベント1ポンドステーキ食い放題と飲み放題にチャレンジして
女性は男の人の目が無ければ割と食う
3ポンドは食えるらしいす
『え、なんでこんなうまい肉と酒を遠慮するの』
と思ったけどそういう世の中らしい
神楽座に「1kg超のステーキを焼かせれば少なくとも日本最高」のステーキ屋があって月に一度仲間と通っていたのですが「心の壁」さえ越えたら女性も軽く700g越えはしてきますね。ちなみに1.2kgあたりに男女問わず越えられない「物理的壁」が存在します。おそらく胃袋の容量制限?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月11日
1.2kgはおそらく「乾重量」で、付け合わせ込みの上限は1.5kg前後。1.5kgおにぎり十分にアリですな。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月11日
そして…
ああ、2010年代前半当時の流行語「欲望解放」は当時のヒットアニメ「こころコネクト」からの援用だったんだけど、2020年代まで生き延びられなかったんだなぁ…https://t.co/CKQsKC2hbK
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月10日
サーラ姫「いいから先に行って‼︎ きっとその足掛かり、私も乗ると落ちてしまう…」ナムルさん「落ちる時には一緒に落ちましょうや(姫のいない世界に生きてたってしょうがないや)もちろん、私はそんな事起こらないと思ってますがね」。この台詞の順番、女性にとっては絶対「非可換」という… https://t.co/a4L0jrTPSl
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月11日
ちなみに吉田秋生「河より長くゆるやかに」の名台詞、お互い2手先を読み合って打ってるのが恐ろしい…世界よ、これが少女漫画だ…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月11日
あ、でも「すずめの戸締まり」にはこの性別逆転射影バリエーションが出てくるんですだよ。もう「片方が一方的に犠牲になるのが愛」なんて20世紀基準を完全に越えちゃった。そして2020年代はまだまだ続く…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月11日
そして…
【暗黒文学論】「少女漫画的ヒロイン」としての「ブラックラグーン」のロックさん。 - 諸概念の迷宮(Things got frantic) https://t.co/t2QYrPkdHy
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月11日
……バナナフィッシュのエイジ……
— 鴉野 兄貴 (@KarasunoAniki) 2023年2月11日
そうエイジは「バナナフィッシュ」のヒロイン…そして恋敵はゴルツィネさん…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月11日
そういえばゴルツィネさん、属性としては一応「悪役令嬢+幼馴染」なのか…そして「私も少しは参戦したよ」といい出すシン・スー・リンの嫁…まぁあれを「参戦」と呼ぶかは人次第… pic.twitter.com/tJNsAlaxZj
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月11日
007ダイヤモンドは永遠にのティファニーさん(十六の時に集団レイプされてからの男嫌いだが、ボンドには一途で親切、行動派で皮肉屋)みたいに主体的だけど掘られるバナナフィッシュ作品内の男性かつヒロインども……
— 鴉野 兄貴 (@KarasunoAniki) 2023年2月11日
そんな感じで以下続報…