忘れられがちな「ベルサイユのばら(1972年-1973年)」のオスカルさん(ただし男装)。
今回の投稿の発端は以下のTweet。
魔法少女に戦闘美少女としての属性が付加されるのは、90年代も割りと初期だと思うが…戦闘美少女としてのパロディは、本家ぴえろの系譜からして魔女っ子クラブ四人組 A空間からのエイリアンX』が87年にはつくられている。
— 我乱堂 (@SagamiNoriaki) 2023年3月17日
90年代の戦闘美少女としての魔法少女アニメとしては、魔法少女プリティサミーがあって、これは天地無用!からのスピンオフだけども、2クールで結構真面目に魔法少女ものとしてテレビ版はつくられていた。リリカルなのははこの作品の影響を受けているという説があるが、それは私は知らん。
— 我乱堂 (@SagamiNoriaki) 2023年3月17日
ミンキーモモも最終回で「夢の戦士」になってるし…海モモなんか、第一話でいきなりワンマンアーミーに変身していたりする。戦闘美少女としての魔法少女をリリカルなのはとかプリキュアを嚆矢とするのは、あまりにもおそすぎる…
— 我乱堂 (@SagamiNoriaki) 2023年3月17日
カテゴリー的にセーラームーンはニチアサじゃないから魔法少女じゃないんだろうか…
— danoukanigou (@danoukanigou) 2023年3月17日
変身しないしなんならロボに乗るからレイアースも…?
昔は女児向けアニメとか、夕方五時とかだったような…
— 我乱堂 (@SagamiNoriaki) 2023年3月17日
夕方5時とか6時台は今はなき衛星放送のWOWOWとか思い出しますね…
— danoukanigou (@danoukanigou) 2023年3月17日
既製キャラでのそれはうる星やつらに見られたパロディの域を脱してなかったのがつらい。
— ちょこらーたは『ダークサモナーとデキている』を推す (@tyokorata) 2023年3月17日
プロジェクトA子は惜しかった。
そーいや、A子VSは黒歴史なのかしら。
一応サイレントメビウスやバブルガムクライシスがSFとして機能してたけど「魔法少女」の括りとしては……。
まあ戦闘美少女としては、ここから退魔モノとか色々と派生していくんですけども、そういう意味ではサイレントメビウスはそういうの総まとめにしてった感じですかね。個人的には、戦闘美少女としての正統派魔法少女は、プリティサミーなとが重要なポジションではないかと思っていたりします
— 我乱堂 (@SagamiNoriaki) 2023年3月17日
ここに乱入。
高橋留美子「うる星やつら」に古風な言い回しが出てくるので(英訳に際しては「真夏の夜の夢」とかシェークスピアを参照)、海外の日本語読める勢が「金色夜叉」を精読。実質上のヒロインである赤樫満江が「(士族の娘なので小太刀の心得がある)バトルヒロイン」で「お嬢様笑いの大源流」で、しかも…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月17日
飲み会の席でデレて寛一に「聞こえない」され、夢の中で「寛一様、私に死ねと命じるか、お宮を殺せと命じるかお選びください」とか言い出して(ツンデレ、ヤンデレ、夢落ちの大源流)「実はラブコメ要素、明治にもう結構揃ってない?」という話に。https://t.co/NN6bqE4zIf
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月17日
90年代バトルヒロインの直系の始祖は「好き好き魔女先生」とか「美少女仮面ポワントリン」とか言われてますが、「ベルサイユのバラ」「魔女っ子メグちゃん」といった1970年代前半作品から既に美少女は殴り合ったり、斬り合いしてた印象も。https://t.co/GYkLpWUuci
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月17日
ここまで「幻夢戦記レダ(1985年)」への言及なし?https://t.co/vYEZNKcxep
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月17日
— 我乱堂 (@SagamiNoriaki) 2023年3月17日
個人的には1960年代末に「黒猫のタンゴ」の国際的流行を受けた「ドラドラ子猫とチャカチャカ娘」主題歌があって…https://t.co/Ly9Q0JZNnw
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月17日
セーラームーン「ムーンライト伝説」で「(カレーにターメリックが欠かせない様に)味の決め手はタンゴ?」になって記憶が。https://t.co/PX8QDYH6vw
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月17日
「シュガシュガルーン」OPでの「恋するフランス人形」推しといい「60年代魔法少女アニメで育った女性スタッフが作品内容に口出し出来る様になって必然的結果」感も?https://t.co/zsJYdYubSG
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月17日
そして…
何度も挙げるけど「戦闘美少女としての魔法少女」の話について考える材料。 https://t.co/PWhmB6fl3S
— 葛西伸哉 ラノベ作家 (@kasai_sinya) 2023年3月18日
— 葛西伸哉 ラノベ作家 (@kasai_sinya) 2023年3月18日
ふたりはプリキュアはダーティペアが原点というのはプロデューサー自身語っていましたね。
— METHIE (@METHIE34) 2023年3月18日
あまり語られる事はないですが東映魔女っ子シリーズ第六弾「ミラクル少女リミットちゃん(1973年-1974年)」の企画の最初期段階のみあった「この原子力駆動アンドロイド少女は願いを叶える都度壊れていき、最後はメルトダウンを起こす」なるハードな設定「まどマギ」の大源流?https://t.co/zfoDaI38t5
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月18日
そう、その由来が名前に残った訳ですね。一方「メンテナンスフリーで壊れない不老不死の空中元素固定装置」キューティー・ハニー(第一弾1973年-1974年)は、その主敵パンサーゾラ同様、後世に幾度も復活を果たす展開に。#キューティーハニーhttps://t.co/zX9Gf10J9r
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月18日
ベティ・ブープ「そして決して忘れないで。魔法による変身と着替えを最初に結びつけて映像化したのは私の「かわいそうなシンデレラ(1934年)」だったという事を。カラー化の目玉。当時の倫理観の制約から下着姿の披露までだったけど、それでも頑張った‼︎」https://t.co/HUyYEzwNur
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月18日
そもそも米国アニメ産業黎明期、最初の躍進の契機となったのが「トーキー映画登場→音楽業界とタイアップ」。そこでまずホラーが武器になった辺りはユニバーサル・モンスターの歴史と重なりますね。https://t.co/f2FyZRjcQA
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月18日
そして登場の感覚からすれば狂気の沙汰だった長編大作ミュージカルアニメ映画制作をディズニーに決断させたのも、この「かわいそうなシンデレラ」の商業的成功があったからとも。そう「白雪姫(1937年)」に端を発するディズニーの「ロココ・リバイバル」路線の始まり…https://t.co/uVVsXPr1HO
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月18日
そんな感じで以下続報…