「ロマン主義的人間」には3種類の「ビターエンド」があるとIいます。①(「白鯨」におけるエイハブ船長や「嵐が丘」におけるヒースクリフの様に)そのまま怪物化して破滅に突き進む。②(バイロン卿やアレキサンドル・デュマの様に)現実の革命に入れ上げて蕩尽する。③どちらも不可能と判断して芸術家や学者などに転身する。
そして最終話でASIAN KUNG-FU GENERATIONさんの「転がる岩、君に朝が降る」を使用させて頂けて本当に感謝です、、、!ぼっちちゃんの事をを考えた時にこの曲しかない!と思い選ばせて頂きました、、、!ぼっちちゃんによる名曲のカバー是非何度でも聴いてください!!!!!! https://t.co/qN8yfPpy6y
— はまじあき🎸 (@hamazi__) 2022年12月24日
今回の投稿の発端は以下のTweet?
「日本の文学者などは、一人残らず「反抗的人間」に過ぎないかもしれない。そういう連中がおのれの限界を知らず「革命的人間」のようにふるまったり、「革命的人間」に反抗したりしているところに、今日の問題があるようにわたしは思う。」
— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) 2023年5月26日
「事実、ハンガリアの動乱以来、すっかり逆上した「反抗的人間」には、もはや「協力的人間」と「革命的人間」とのケジメさえわからなくなっているようだ。彼らはやみくもに反応はするが、絶対に抵抗はしない。いわんや抵抗の過程において反抗を革命にまでアウフヘーベンしようなどとは毛頭考えない。」
— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) 2023年5月26日
皮肉にも本当に戦い続けてきてしかもちゃんと世界に通じる段階まで到達したのは、彼らに「敗北主義者」と罵られてきた「ロマン主義者」達の側だったという。https://t.co/pzLOLlFu6T
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月27日
「シン・ウルトラマン」主題歌「M87」で「どこにも辿りつかない」歌ばかり歌ってきた米津玄師が「無限遠点での邂逅」なる新境地に到達しましたが、まさにこれが「ロマン主義」。フランス革命に失望したコールリッジや自由民権運動に失望した北村透谷が辿った前轍。https://t.co/zWMNecKPTs
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月27日
「いまだに自分達こそが反権力の最前線」と信じてる方々、これで一体何周遅れになってしまったの? https://t.co/eNDYWy4iIy
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月27日
そして…
個人的メモ。この話… https://t.co/kkdti4TOi1
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月25日
「ぼっちざろっく」が国際的にヒットした割にアジカンの話が海外であまり出ないという話があったのですが… https://t.co/mbn5QM2bVr
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月25日
最近、海外でも「そういえば色々なアニメの主題歌手掛けてきたバンドじゃん」という話が次第に出てきて、いきなり飛び出した大駒が浅井いにお原作映画「ソラニン(2010年)」。そういえばこの曲の主題歌もアジカンが手掛けてました。 https://t.co/ht6HjnwmQ8
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月25日
浅井いにお、実は2010年代海外の若者の間で「うみべの女の子」「おやすみプンプン」が大人気だったのですよ。https://t.co/7Ev9VPd6eO
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月25日
その前景としてジャン・ジャック・べネックス監督映画「ベティ・ブルー」があり、若者が何時の時代も求めてきた「痛い青春ドラマ」の系譜がそう継承されてきた印象。で、やっと「喜多ちゃんの空色のギター」への既視感が解消しました。「ソラニン」で見た、だったんですね。https://t.co/V60Xu6Z0j8
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月25日
まぁ「ソラニン」のはフェンダー・ムスタング(割とお安め)…https://t.co/jmnepfmPbI
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月25日
喜多ちゃんの(リョウさんからの借り物)は割と高めのレスポールだったりする訳ですが…https://t.co/mIZGOH99z2
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月25日
と、こうして全体像を俯瞰するうちに面白い事に気付きました。2010年代海外で受けた作品は「うみべの女の子」「おやすみプンプン」ばかりか「魔法少女まどかマギカ」「昭和元禄落語心中」「鬼滅の刃」とハードな内容が多かったのですが…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月25日
2020年代現行作品は「かげきしょうじょ」といい「ぼっちざろっく」といい「激しい感情を込めた演目」と「演者の日常」をとりあえず切り離すケースが多いんですね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月25日
これおそらく「鬼滅の刃」「それでも世界は美しい」でハード過ぎる展開の緊張感を緩和する為に等身の低いキャラのギャグパートが挿入された演出の延長線。古くは「軽井沢シンドローム」なんかでも見られた技法ですね。若者が強いられる苦難はまともにシリアス一筋で受けるには過酷過ぎる?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月25日
ちなみにこの「水色」、どうやらテレキャスターが1960年に発売された時、キャデラックのボディ用塗料を流用した「ソニックブルー」由来らしい?https://t.co/HUJaNx1q4m
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月25日
要するに、20世紀はおろか2010年代まで続く「人がコロコロとあっけなく死ぬドラマ」にそういう形で終止符が打たれた?https://t.co/3oMQa5Plas
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月27日
アジカンの「ソラニン」から…https://t.co/IMbJbRwGu9
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月27日
「転がる岩、君に朝が降る」およびその先に現れた流れ…https://t.co/0ZBBsFq0GR
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月27日
そんな感じで以下続報…