思いつく雑学を可能な限り書き貯める場所 祇園精舎は京都どころか日本にも無い
SNSはそこで生まれた人間関係を人質に取るのである。退会するにはそこでの人間関係もまたリセットせねばならない。俺がmixiをやめられない理由もそこにある。卑怯でもなんでもない。場を用意したのは彼らなのだ。彼らは彼らのビジネスをしているだけだ。
— 佐藤龍一 (@RyuichiSato) 2017年10月30日
欧米における「国際SNS上の関心空間」なる概念はまさにこの問題をクリアする為に生まれたとも。投稿内容の回覧が複数の国際SNSを跨って遂行される過程で「廃れたSNS」は次々と忘れ去られていく残酷さ。そんなものが誕生した背景には「スマートフォンのFirst Screen化」や「インターネットのトラフイックが急激に増大した事に伴う回覧内容の画像化、音声化、動画化の進行」があったのです。
最近、「LINE」って歌詞が出てくる曲をよく見るけど、数年後LINEが廃れた時、ポケベルが鳴らなくて状態になるから、割と控えた方がいいと思う。「LINEは廃れないだろ」って思ってる若いフォロワーさん、その昔私もmixiに対して同じこと思ってました。
— peko (@moo749) 2017年10月31日
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
*現代語訳「祇園精舎の鐘の音は、「諸行無常」の響きがある。沙羅双樹の花の色は、盛んな者も必ず衰えるという道理を示している。おごり高ぶっている人(の栄華)も長く続くものではなく、まるで(覚めやすいと言われている)春の夜の夢のようである。勢いが盛んな者も結局は滅亡してしまう、まったく風の前の塵と同じである。」遠くの異朝をとぶらへば、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱忌、唐の禄山、これらは皆、旧主先皇の政にも従はず、楽しみを極め、諫めをも思ひ入れず、天下の乱れんことを悟らずして、民間の愁ふるところを知らざつしかば、久しからずして、亡じにし者どもなり。
*現代語訳「遠く外国(の例)を探すと、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱忌、唐の禄山、これらの者はみな、もとの主君や前の皇帝の政治にも従わず、享楽の限りを尽くし、(他人の)諌言も気にかけることなく、天下が乱れていることを理解せず、民衆が心を悩ましていることを認識しなかったので、(その栄華も)長く続くことはなく、滅んでいった者たちである。」近く本朝をうかがふに、承平の将門、天慶の純友、康和の義親、平治の信頼、これらはおごれる心もたけきことも、皆とりどりにこそありしかども、間近くは六波羅の入道前太政大臣平朝臣清盛公と申しし人のありさま、伝え承るこそ、心も詞も及ばれね。
*現代語訳「近ごろの我が国(の例を)調べてみると、承平の平将門、天慶の藤原純友、康和の源義親、平治の藤原信頼、これらの者はおごり高ぶる心も勢いが盛んなことも、みなそれぞれに甚だしいものであったが、ごく最近で言えば、六波羅の入道で前の太政大臣平朝臣清盛公と申した人の有様は、伝え伺うにつけても、想像することも言い表すこともできないほどである。」
ちなみに「祇園精舎」は奈良や京都の地名ではありませんよ? 最近はまずはそこから入らないといけない様です。
https://t.co/oskTrqajdK というか、そんなレベルのバカがいるのか!?というのが驚きですけど、まあ僕の学生の頃ってコンピュータゲームなどが黎明期で、ファンタジーゲームのクリーチャーについて調べると、すぐ原典の神話、伝説、名作小説に行き着いたからなあ。
— ut_ken (@ut_ken) 2017年10月31日
1986年のモデルグラフィックスのZガンダム別冊『プロジェクトZ』なんて、おすすめめ資料にボルヘスの『幻獣辞典(ア・バオア・クーなどのネタ元)』やAD&Dの未訳モンスターマニュアル、ブルーバックスの『銀河旅行(核パルスなど宇宙空間の推進などについて)』とか平然と挙げてたし
— ut_ken (@ut_ken) 2017年10月31日
https://t.co/oskTrqajdK 嫌味とかでなく率直な感想ですけど、今の十~二十代の人ら、ゲームに出てくるファンタジークリーチャ等が、神話・伝説ー>指輪物語などの名作小説ー>D&D>ウィザードリィ・ウルティマー>日本製CRPGという伝播課程を認識してないのが多いの?
— ut_ken (@ut_ken) 2017年10月31日
自分みたいなアラサーの時点で、神話・名作→JRPGって具合に間吹っ飛んだ理解になってますよ
— くるっと (@kurutto115) 2017年10月31日
ふとここで申采浩の名言「歴史を忘れた民族に未来はない」を思い出してしまうのは私だけ?
さて、私達は一体どんな未来に向けて漂流しているんでしょうか?