そもそもキューバとハイチの分岐点は「外貨獲得手段としての砂糖プランテーション」を維持して国力を保ち続けたか、解体して自作農に分配し極貧国落ちしたかにあったのです。
コロンブスがハイチを発見したあと、ハイチの原住民は、虐殺や感染症などで、絶滅してしまった。
— kn1986riao (@kn1986riao) 2021年7月7日
この島にはもともと、南米を起源とする先住民族タイノ族が住んでいた。最初のヨーロッパ人は、1492年12月5日、クリストファー・コロンブスの第一回目の航海中に到着した。コロンブスは当初、インドか中国を発見したと考えていた。コロンブスはその後、現在のハイチ北東部沿岸に、アメリカ大陸におけるヨーロッパ人初の入植地「ラ・ナビダッド」を建設した。
この島はスペインが領有権を主張し、ラ・エスパニョーラと名付けられ、17世紀初頭までスペイン帝国の一部となった。しかし、フランスの主張と入植が相次ぎ、1697年に島の西部がフランスに割譲され、その後、サン=ドマングと呼ばれるようになった。フランス人は、アフリカから連れてきた大量の奴隷を使ってサトウキビ農園を作り、世界で最も豊かな植民地の一つとなった。
フランス革命(1789〜99年)のさなか、元奴隷でフランス軍初の黒人将軍であるトゥーサン・ルーヴェルチュールを中心に、奴隷と有色人種がハイチ革命(1791〜1804年)を起こした。
12年にわたる戦いの末、ナポレオン・ボナパルト軍はルーヴェルチュールの後継者であるジャン=ジャック・デサリーヌ(後のジャック1世皇帝)に敗れ、1804年1月1日にハイチの主権を宣言した。
これは、ラテンアメリカとカリブ海地域で最初の独立国家であり、アメリカ大陸で2番目の共和国であり、奴隷制度を廃止した最初の国であり、奴隷の反乱が成功して成立した歴史上唯一の国家である。初代大統領のアレクサンドル・ペション以外、ハイチの初代指導者はすべて元奴隷であった。
国が2つに分裂していた時期もあったが、ジャン・ピエール・ボワイエ大統領が国を統一した後、エスパニョール島全体をハイチの支配下に置こうとしたため、一連の長い戦争が起こり、1870年代にハイチがドミニカ共和国の独立を正式に認めたことで終結した。
ハイチの独立後の1世紀は、政治的に不安定で、国際社会から追放され、フランスに多額の借金をしていた。政治的な不安定さと外国の経済的な影響を受けて、1915年~1934年アメリカがハイチを占領した。1956年ジャン・ピエール・ボワイエが大統領に就任し、1986年まで息子のジャン=クロード・デュヴァリエによる独裁的な支配が続きた。
1986年以降、ハイチはより民主的な政治体制の確立を目指した。しかし、選挙の争奪戦や情勢不安から、2021年にジョブネル・モイーズが暗殺された。
最後の事件で再び話題に。
【ハイチのモイーズ大統領暗殺】https://t.co/fkhRrXikCN
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2021年7月7日
カリブ海の島国ハイチで7日、モイーズ大統領が自宅で奇襲部隊に暗殺された。
モイーズ・ハイチ大統領の暗殺事件について(外務大臣談話)
— 外務省 (@MofaJapan_jp) 2021年7月8日
7日、茂木外務大臣は、モイーズ・ハイチ大統領が殺害されたことを強く非難するとともに、同大統領の御遺族及びハイチ国民に深い哀悼の意を表明しました。
https://t.co/c3HZKOiYlo
盛大にバレてる暗殺とは?
— のりひこ (@norihiko88) 2021年7月7日
奇襲部隊?クーデター?
— ふガふガ (@kurokakka999) 2021年7月7日
ハイチはこんな国か… pic.twitter.com/ZYo6slHFW7
— ASOBEYA@マフティーとは無関係です。 (@13Rider) 2021年7月7日
暗殺に至るには何かしらの原因や因果があるものだが
— 晃@しもや (@reunion18481112) 2021年7月7日
大統領がやらかしたのかそれとも暗殺サイドの独善か…
続報待ちかな
ハイチの大統領暗殺
— ボト (@botomeze) 2021年7月7日
政府機構が完全に壊れていて治安統治が全くできてないからこそ起きた暗殺なのに、日本に住んでて人が死んでるのにこの言い分
頭おかしいんじゃねぇの
いくら嫌いでも言い方があるだろ
お前ら日本の船降りてハイチの船に乗れ pic.twitter.com/RWXU4HisYe
ハイチの実態になんてろくに知らなくて話題のために消費するなら触れるのやめろ
— ボト (@botomeze) 2021年7月7日
人が死んでるんやぞぼけ
ネットだからって言っていいことと悪いことぐらいいい歳したらわかれよ
まともな方がいてよかった。
— sunbalife (@sunbalife) 2021年7月7日
後のマフティーである
— 水晶獣 (@CrystalBeast96) 2021年7月7日
(リプ失礼します)マフティーって閃光のハサウェイのあのマフティーですか?
— KY (@KyR32gt) 2021年7月7日
そうです!
— 水晶獣 (@CrystalBeast96) 2021年7月7日
ハイチの大統領暗殺怖すぎ…
— 赤味噌 (@Akamiso97) 2021年7月7日
ゲレーロ等のキューバ人選手の亡命を闇深いマフィアが手伝ったりそういう国で隣のドミニカ共和国も勿論街に軽い気持ちでは出歩けない
この二人のこの言葉は冗談でも何でもない pic.twitter.com/fUeSM2C02b
ハイチ、大地震以降それまでよりさらに行政機関が機能していなくなったと聞いてはいたが、大統領官邸に正体不明の武装集団が押し入って暗殺とかいくら何でもヤバいのでは。今年の2月にもクーデター未遂あったみたいだし、たぶん相当国民の不満がたまってたんだとは思うけど
— opqr (@opqr5) 2021年7月7日
警備どうなってたんでしょうね?警備隊を上回る武装集団が押し入った可能性?
— 西方政府軍兵士@ノクターンノベルズ&ノベルアッププラス (@Lkpi8dEIKmF7bi1) 2021年7月7日
いたと思うんですけどね、警備… でもあそこ、いったん軍が解体された関係で治安維持関係がどん底ですし、国家による暴力の独占が崩壊してる雰囲気があるんですよ。首都すら掌握できてない感じがすごくある
— opqr (@opqr5) 2021年7月7日
おおお……首都すら中央掌握できてないってもう一時期のソマリアに近いのでは?
— 西方政府軍兵士@ノクターンノベルズ&ノベルアッププラス (@Lkpi8dEIKmF7bi1) 2021年7月7日
Yahoo!の記事だとスペイン語や英語を話す外国人が暗殺部隊にいたとか。傭兵グループか何かなんですかね?
南米だと麻薬組織が元先進国の特殊部隊員リクルートしてとか自国の軍や警察OBを買収して……とかは聞きますが
ハイチにはそこまで詳しくないですが、それこそ麻薬組織とかギャングの一部が暴発しても不思議はないのでは。治安機構が崩壊してる分、そういった暴力集団が伸してきてると聞いたことはありますし
— opqr (@opqr5) 2021年7月7日
あそこ麻薬組織も暴れてるんですか?ギャングがやりたい放題とかは聞いたことありますが。昔読んだ本で森林破壊が酷いと聞いてたので麻薬畑とイメージが繋がらなかったです。どっちにしても恐ろしい話ですよね
— 西方政府軍兵士@ノクターンノベルズ&ノベルアッププラス (@Lkpi8dEIKmF7bi1) 2021年7月7日
麻薬組織はいないかもしれないですね、ただのギャングかも。カリブというとどうしてもそっちのイメージがあるもので筆が滑った
— opqr (@opqr5) 2021年7月7日
自分も南米の犯罪組織と言われると大体メキシコの麻薬カルテルとかコロンビアのアメリカにまで喧嘩売って〇〇されたエスコバルとかパナマの独裁者になったが刑務所逝きになったノリエガとかイメージしますね
— 西方政府軍兵士@ノクターンノベルズ&ノベルアッププラス (@Lkpi8dEIKmF7bi1) 2021年7月7日
首都で推定95組の武装犯罪組織が縄張り争いしてるのを政府が放置してるって、
— tetra (@tetra1945) 2021年7月7日
もう政府機能ほぼ停止して戦国時代に入ってるのでは… pic.twitter.com/wf2hD7eCaE
なんかハイチ、大事件が起きるたびに行政能力が減退していくイメージがあるんだよな… デュバリエ政権の成立、その崩壊、アリスティド政権の崩壊、そしてハイチ大地震と、事件が起きるたびになけなしの行政能力が致命傷を負って、再建するものもいないままに次の崩壊が来る、そんな感じ
— opqr (@opqr5) 2021年7月7日
背後に「(リベラルの間に国際的に蔓延する)中世暗黒時代への回帰願望」が散見されます。
「ハイチみたいに暗殺が日常的になれば議員もしっかり仕事をするに違いない」って発想最初から最後まで間違っていてすこなんだ
— 旧守派 (@kyuusyuha_001) 2021年7月8日
ハイチは治安と市民生活が崩壊してるから政治家暗殺のハードルが低いだけなんだよなぁ
— 西方政府軍兵士@ノクターンノベルズ&ノベルアッププラス (@Lkpi8dEIKmF7bi1) 2021年7月8日
皇道派が令和に求められている!?
— ぱて (@pate_nipa) 2021年7月8日
昔、アクメツて漫画があったなぁ
— みちよかい (@ytHUC5JTbjKCMvn) 2021年7月8日
血盟団がアップを始めました
— 塵旋風丁提督 (@Stormbricht) 2021年7月8日
いざゆけ桜会
— 千葉坂☭🇷🇺地政学趣味🀄⚓☄🦋 (@Chibasaka) 2021年7月8日
今こそ皇道派が必要かな
— 崩壊した神聖ロシア帝国 (@daitouayokoyama) 2021年7月8日
ハサウェイじゃん
— テト式@なろう連載中 (@tetosiki) 2021年7月8日
「Youやっちゃいな」はあだちとか「ノラガミ(2011年)」かと思った…まさかの元ネタ? 用法完全に意味深な形で変わっちゃってますが…
「近代国家の超克」を目刺し続けた結果の成れの果て…
ハイチの暗殺見て政治家の命が軽い国になれば政治家ももっと真面目に政治やるのではみたいなのが見えたが、政治家の命が軽い国は民間人の命はもっと軽いという根本的な問題と、人を秘密裏に暗殺する能力では権力者の方が格上というのを忘れてはいけない
— だよもん(うまぴょい中 (@V2ypPq9SqY) 2021年7月8日
だいたいハイチなんて共産主義以外のあらゆる政治試して全部失敗してる世界にも珍しいくにだぞ。
— だよもん(うまぴょい中 (@V2ypPq9SqY) 2021年7月8日
ハイチ、交通警察が政府高官の車相手に交通違反で検挙したら次の日首都のスラムの溝川に浮かぶ世界なので
— だよもん(うまぴょい中 (@V2ypPq9SqY) 2021年7月8日
むしろこういう話につながっていくという…
昔医師の友人が「政治家のように口先三寸で生きてきた人間は、医療を受ける時もなだめたりすかしたり脅したり交渉でなんとかしようとする。治療法や結果になんの関係もないということがわからない。むしろ自然相手の仕事をしてきた農家や漁業の人の方がわかる」と言う意味のことを言ってました。
— 山本貴嗣 (@atsuji_yamamoto) 2021年7月7日
昨今の色々を見てると、本当にそうなんだなと思います。
— 山本貴嗣 (@atsuji_yamamoto) 2021年7月7日
舌先三寸の書き間違いをお詫びします。
— 山本貴嗣 (@atsuji_yamamoto) 2021年7月8日
なんかかわいい♪
— r-aika (@r_elegy) 2021年7月8日
∠(^貴^);
— 山本貴嗣 (@atsuji_yamamoto) 2021年7月8日
昨今はメディアの情報を鵜呑みして100%の真実を知っているから他人(専門家相手ですら)にマウント取れる…と"成って"しまったドシロウトが多くて怖いなぁと思います
— RAVEN@魔の友👅/緒形れふみ (@RAVEN06590) 2021年7月7日
ああ、その手のタイプ、昔から一部にいますよね;
— 山本貴嗣 (@atsuji_yamamoto) 2021年7月8日
自然相手のお仕事をなさってる方の方が、世の中にはなだめてもおどしてもどうしようもない物がある、ということがわかっておられる、って友人は言ってました。
— 山本貴嗣 (@atsuji_yamamoto) 2021年7月8日
ああ!!確かに「言い方次第で結果が変わる」理論のひとがちょくちょくいて閉口したの思い出しました(´・ω・)
— アヲハタマスミ ♻🇼ワサラー団 (@AohataM) 2021年7月8日
『◎◎貸してください』
「持っていません」
が通用しなくておまえの言い方が悪くて貸したくないだけだから貸してくれるまで食い下がれと。
↓
あれ要するに相手をうんざりさせて新たに買ってまで用意させるとかそういうことだったのですねたぶん(´・ω・)
— アヲハタマスミ ♻🇼ワサラー団 (@AohataM) 2021年7月8日
えええ、そんなあああ;
— 山本貴嗣 (@atsuji_yamamoto) 2021年7月8日
現場に行けば現実見て考え方も変わるんでしょうけど。
— 皆中きつね「カクヨム」投稿中!読んでね! (@kit_tsune) 2021年7月8日
地動説を信じていないはずの16世紀のイエズス会宣教師が、長い航海生活の後に、信長に地球儀を渡していたくらいですから。
なるほどですー;
— 山本貴嗣 (@atsuji_yamamoto) 2021年7月8日
一事が万事そんなふうなんですな
— すわにゃん🤙 (@suwanyan) 2021年7月7日
( ´ー`)フゥー
あ、おはようございます
欧州において中世と近世の狭間に「動物裁判」や「魔女狩り」が現れたのは(それぞれが勝手な独自解釈に基づく多種多様な自然法を奉じて独自暴力に拠って自立する)伝統的領邦や地域共同体が割拠し(殺し合いを含む)直接衝突を通じて利害調整する中世型地域分割統治」が限界に到達し、それらを解体しての「(暴力を独占する中央集権が領民間の利害衝突を客観的立場から仲裁する法実証主義に立脚する)近代国家」への移行が必須となったからなんですね。
そうした歴史的経緯から「Second best」の処方箋としての「近代国家=法実証主義社会」を否定すると、たちまち「(特定主体の)究極の自由は(他者にも自由がある事を徹底して否定し抜く)専制の徹底によってのみ達成される」自由主義のジレンマに基づく強者独裁肯定イデオロギー(およびその反動としての革命肯定イデオロギー)に行き着いてしまいます。
- 新興国家の政治的不安定を俯瞰するに、近代化条件は「(国土保全に十分なだけの火力と機動力を有する常備軍を国民からの徴税で賄う中央集権体制としての)主権国家」および「(1648年におけるヴェストファーレン条約成立を契機とする)国際協調体制の成立(歴史イデオロギー的にやっと完全成立したのはある意味、清朝が辛亥革命(1911年)に倒れ、第一次世界大戦(1914年~1918年)なる総力戦を契機にハプスブルグ帝国、オスマン帝国、帝政ロシアが解体した20世紀初頭だったとも)」だけでは語り尽くせない。
- その裏面では確実に氏族=王統ロマンへの複雑怪奇な形での執着心からの決別の物語が進行してきたのである。
一歩油断すれば、第二次世界大戦後のフランスにおいて知識人が世論を「ナチス協力者の精算の最優先」に誘導しつつ、それに伴って実際に発生する「汚れ仕事」を「大戦中、本当に対ナチス戦争を戦い抜いてきた植民地軍人」に丸投げし続けた結果、シャルル・ドゴール元将軍などこちら系の人脈の大統領が強大な権力を有する強権体制へしか辿り着けなかった先例の二の舞。そこまで俯瞰出来て初めて「21世紀をも生き延びる知識人」を称する資格が得られるといえましょう。
あ、この観点だと以下の様な話題も統合可能ですね。
ニートに農村をやらせろという話を知の巨人様(棒)が仰ってたので、知の定義とは「あの雀は害鳥である」と、雀を狩り尽くして大飢饉を引き起こした毛大人の見識という意味だと思う。
— ちょこらーたはジムキャノンがお好き (@tyokorata) 2021年7月7日
紅衛兵の下放政策だ……。
— ちょこらーたはジムキャノンがお好き (@tyokorata) 2021年7月7日
クメールルージュの農村移動政策ともいう。
なおサロット・サルは豪農の倅なので額に汗して働いたかどうかは……。 https://t.co/L3n7sxPwsO
農業会社で働いてます、収穫と出荷にしても経験と技術はそれなりに必要です。
— ミスト (@mist0025) 2021年7月6日
栽培管理にも10年くらいはやらないと、安定して収穫量を出す管理は難しいですね~もう職人仕事です。
後は、農繁期は凄くキツイです💦
農業なんてそれこそ、知識と土地と設備が揃わなきゃ始める事もままならない狭き門なのに( ´•ω•` )
— Arkangel@FF14他 (@Uv4EMIjtuh6a4e7) 2021年7月6日
その上で、販路開拓してブランド育ててネットやイベントで発信して…ってコミュ力も人並み以上に求められるし
専門知識も体力もコミュ力まで必要な、おいそれと真似できぬ職種じゃよなぁ。
— おじいちゃん❖@kujata (@MinnanoOjiiChan) 2021年7月6日
ただでさえ生き物相手、天候気温にも左右される部分大きい側面もある。
ニートが何の気なしに始めてすぐ順風満帆になれる簡単な仕事なわけがないぞい。
そこに考え至らない知識人( )とは…
そもそも現代知識人は今日なお「身分制社会におけるブルジョワ・インテリ・政治的エリート階層としての有識者像」が、産業革命のもたらした大量生産・大量消費時代によって(自らが生産従事者でありかつ消費者でもある様な新興階層としての産業ブルジョワ階層や労働者階層が台頭し)消費の主体から滑り落ちていった時代への対応が不十分なままなのかもしれません。
- 確かに当初こそ「既存文化の担い手へのスノビズムやノスタルジア」に支えられ、むしろ変わらないまま存続し続ける事をむしろ積極的に容認され続けてきた側面はあったのかもしれない。
しばらく前に話題にした「伝統的エントロピー認識」に関わってくる話題。
しかしながら、さすがに21世紀に入るともうねえ…産業文明の時代はとっくの昔に離陸に必要な助走期間を終えてしまっているのです。