以下の投稿をしながら頭の中に想い浮かんでたのがこの作品。
発端はこの投稿。
最近思ってるんだけど、人間は「分類不可能なものを気持ち悪いと感じる」というプログラムで動いているので、学んで世界の解像度をあげると世界からキモいものがどんどん消えていく
— すきえんてぃあ@書け (@cicada3301_kig) 2022年2月8日
「なぜ教養が大事か?」で「世界の解像度があがるから」って意見をネットで最近よく見かけるんだけど、じゃあなぜ世界の解像度が上がると良いのか?まであまり語られてない。分かると気持ちいいとか他人にマウント取れる利点もあるんだろうけどまず自分の精神衛生に良い。
— すきえんてぃあ@書け (@cicada3301_kig) 2022年2月8日
言うて理解できても生理的にキモすぎるものもある気はするがまあ
— すきえんてぃあ@書け (@cicada3301_kig) 2022年2月8日
それ私この前体験しました!
— 情弱ぴぃなつ🥜ポテチ入ってなかった (@PnutsMarimo) 2022年2月9日
外国のサラミ食べたときに
「よくわからないけど臭いが気持ち悪い!腐ってるのかな!?やだ!」
と思ったんですが、英語の説明を頑張って読んだらハラペーニョのにおいだったようで
気がついてからもう一回食べたら美味しくなりましたわ
人類は生物を分類することで、この世から怪物を駆逐しました。https://t.co/IXjpQsneDd
— Tar Sack (@tar_sack) 2022年2月9日
それにしても、そもそも人間はなぜ分類などということをするのだろうか。「分かる」と「分ける」が同系の言葉であるように、分類は人間の思考と密接に結びついている。いわば、分類は思考のルールなのだ。
— 呉智英bot (@gotieibot) 2020年7月3日
語彙を増やすことも有効みたいです~https://t.co/RLxhBVLAuh
— 諸隈元シュタイン (@moroQma) 2022年2月9日
ここらでヴィトゲンシュタインとの関連には沈黙
— 諸隈元シュタイン (@moroQma) 2020年1月17日
本書がユニークなのは、情動が構成されるのを前提に、幸福を構成する処方箋の提示
気分を細かく識別、分類、言語化し、多様な情動概念を構成できる人=「情動粒度」の高い人ほど、状況に応じた適切な言動が可能で、ストレスも減り、仕事もできるそうな pic.twitter.com/0LvkzwZRNv
「車が暴走して止められない夢」を見なくて済むように運転免許を取りました!
— ラテン語たん (@Latina_tan) 2022年2月9日
これに乱入。
黒人差別問題も①アメリカ黒人は1/4を占めるestablish層と残り3/4のpoor層で分裂している。②大阪なおみ(ハイチ系フロリダ黒人)や八村塁(アフリカ系ペガン人)はどちらにも分類されない。みたいな詳細が分かってくると「それどころじゃない」感覚に発展的に解消せざるを得ない側面も。解像度大事。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月9日
で、改めて悟るのが「黒人」ばかりか日本人、中国人、東南アジア人を一括りで「アジア人」と考える「白人」の認識が一番雑だという事。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月9日
BLM運動についても「公民権運動残党や無政府主義者の扇動ですぐ暴動を起こすアメリカ黒人貧困層とそれを好ましく思ってない良識派アメリカ黒人貧困層」「彼らと対立しながら分断を恐れる中流階層以上のアメリカ黒人層」「それ以外の黒人」が全然違う事を言ってるのに…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月9日
それぞれの立場にはそれなりに一貫性があるのに日本のマスコミはおろか「理解者」を自称する白人リベラル層すら全部を「黒人」で一緒くたにしか考えられないから支離滅裂になってしまうのですね。そんな状態で「差別」「反差別」と叫んでも、有効な手が打てる筈がないのです。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月9日
例えばアメリカでは大統領選の都度、フロリダにおける「民主党の親キューバ政策に反対するキューバ難民」とハイチ系黒人の対決が焦点となります。大阪なおみ選手のBLM支援マスクには、そういう立場にある故郷のハイチ系黒人にエールを送りつつ、具体的な期待の方向を示さない慎重な配慮がありました。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月9日
日本のマスコミがこうした「アメリカのタヒチ系黒人の立場の難しさ」について一切触れられなかったのは外国の事だから仕方がなかったとしても、アメリカのリベラル系白人も五十歩百歩だという当たりがアメリカの人種問題の根深さなんですね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月9日
アメリカのリベラルの皆さん「なぁ、キューバ移民と戦うよな‼︎」タヒチ系黒人「…(困惑しつつも、自分達の立場向上にどう利用出来るか考え始める)」大阪なおみ「…(無言でBLMマスクをつけアメリカ黒人との一体感を強調する)」。この世界に絶賛されたダンディズム、もっと日本全体に伝われ‼︎
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月9日
追記
そういえば中国人も知るにつれ「北京人」「上海人」「東北人」と分類が増えてきて「判断遅延範囲」が広がります。中国共産党の事は(共産党バッチみたいなのを見せびらかす)特定北京人(嫌味でなく真面目な愛国者)以外は「(中国人がまとまる為の)必要悪」程度にしか考えてなかったし…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月10日
多くが「イタリアにおけるナポリ人」みたいな感じで福建人を蔑んでました(福建人自体に逢った事はない)。元投稿の主題に戻すと「教養蓄積による視野/解像度拡大」には、この様に人間の感情の動きを「急流」から「緩やかな下流の流れ」に変える作法があるのが重要かと。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月10日
そんな感じで以下続報…