太宰治 美少女(https://t.co/XuhQyvjPGz)描いてみました pic.twitter.com/1UtIlWJH0n
— ✞𝕠𝕔𝕜𝕪 (@Tocky18) 2016年8月24日
ああ、これはまさに太宰治「美少女(1939年)」で見た事のある景色…
「青空文庫最大の参照数を誇る」という話も聞きましたが本当でしょうか? 私は2010年代前半のTumbr上で女性向けエロ画像Diggerをやってた経験上「ゾーンでのナット飛ばし」のピリピリした緊張感をつい思い出してしまったんですが。
*あらすじ。 妻に付き合って温泉に出かけた「私」は、混浴の浴場で湯治に来ている美少女を見かける…
私と対角線を為す湯槽の隅に、三人ひしとかたまって、しゃがんでいる。七十くらいの老爺、からだが黒くかたまっていて、顔もくしゃくしゃ縮小して奇怪である。同じ年恰好の老婆、小さく痩せていて胸が鎧扉のようにでこぼこしている。黄色い肌で、乳房がしぼんだ茶袋を思わせて、あわれである。老夫婦とも、人間の感じでない。きょろきょろして、穴にこもった狸のようである。
そのあいだに、孫娘でもあろうか、じいさんばあさんに守護されているみたいに、ひっそりしゃがんでいる。そいつが、素晴らしいのである。きたない貝殻に附着し、そのどすぐろい貝殻に守られている一粒の真珠である。私は、ものを横眼で見ることのできぬたちなので、そのひとを、まっすぐに眺めた。十六、七であろうか。十八、になっているかも知れない。全身が少し青く、けれども決して弱ってはいない。大柄の、ぴっちり張ったからだは、青い桃実を思わせた。お嫁に行けるような、ひとりまえのからだになった時、女は一ばん美しいと志賀直哉の随筆に在ったが、それを読んだとき、志賀氏もずいぶん思い切ったことを言うとヒヤリとした。けれども、いま眼のまえに少女の美しい裸体を、まじまじと見て、志賀氏のそんな言葉は、ちっともいやらしいものでは無く、純粋な観賞の対象としても、これは崇高なほど立派なものだと思った。
少女は、きつい顔をしていた。
一重瞼の三白眼で、眼尻がきりっと上っている。鼻は尋常で、唇は少し厚く、笑うと上唇がきゅっとまくれあがる。野性のものの感じである。髪は、うしろにたばねて、毛は少いほうの様である。ふたりの老人にさしはさまれて、無心らしく、しゃがんでいる。私が永いことそのからだを直視していても、平気である。老夫婦が、たからものにでも触るようにして、背中を撫なでたり、肩をとんとん叩いてやったりする。この少女は、どうやら病後のものらしい。けれども、決して痩せてはいない。清潔に皮膚が張り切っていて、女王のようである。老夫婦にからだをまかせて、ときどきひとりで薄く笑っている。白痴的なものをさえ私は感じた。すらと立ちあがったとき、私は思わず眼を見張った。息が、つまるような気がした。素晴らしく大きい少女である。五尺二寸もあるのではないかと思われた。見事なのである。コーヒー茶碗一ぱいになるくらいのゆたかな乳房、なめらかなおなか、ぴちっと固くしまった四肢、ちっとも恥じずに両手をぶらぶらさせて私の眼の前を通る。可愛いすきとおるほど白い小さい手であった。湯槽にはいったまま腕をのばし、水道のカランをひねって、備付けのアルミニウムのコップで水を幾杯も幾杯も飲んだ。
「おお、たくさん飲めや。」老婆は、皺の口をほころばせて笑い、うしろから少女を応援するようにして言うのである。「精出して飲まんと、元気にならんじゃ。」すると、もう一組の老夫婦も、そうだ、そうだ、という意味の合槌を打って、みんな笑い出し、だしぬけに指輪の老爺がくるりと私のほうを向いて
「あんたも、飲まんといかんじゃ。衰弱には、いっとうええ。」
と命令するように言ったので、私は瞬時へどもどした。私の胸は貧弱で、肋骨が醜く浮いて見えているので、やはり病後のものと思われたにちがいない。老爺のその命令には、大いに面くらったが、けれども、知らぬふりをしているのも失礼のように思われたから、私は、とにかくあいそ笑いを浮べて、それから立ち上った。ひやと寒く、ぶるっと震えた。少女は、私にアルミニウムのコップを、だまって渡した。
「や、ありがとう。」
小声で礼を言って、それを受け取り、少女の真似して湯槽にはいったまま腕をのばしカランをひねり、意味もわからずがぶがぶ飲んだ。塩からかった。鉱泉なのであろう。そんなに、たくさん飲むわけにも行かず、三杯やっとのことで飲んで、それから浮かぬ顔してコップをもとの場所にかえして、すぐにしゃがんで肩を沈めた。
「調子がええずら?」
指輪は、得意そうに言うのである。私は閉口であった。やはり浮かぬ顔して「ええ。」と答えて、ちょっとお辞儀した。
隣で湯船に浸かっている家内は、顔を伏せてくすくす笑っている。私は、それどころでないのである。胸中、戦戦兢兢たるものがあった。
照覧に逃げました!! あの太宰治でさえ!!
それにつけても、げに恐ろしきは「隣で笑ってる奥様」なんですね。
僕「……何してんの?」
— 榎宮祐♟️ノーゲーム・ノーライフ11巻発売中 (@yuukamiya68) 2021年12月1日
嫁「エロ漫画において画力が必ずしもエロさとイコールではないのは何故か考えてます」
僕「いいや、画力はエロさとイコールだ。画力=表現力だから表現したいエロを表現出来ていればデッサンとかどうでもいいからだ。で、そのエロ漫画僕のなんだよなに勝手に見てんの????」
嫁「なるほど。つまり、超絶絵が上手くても、そもそも”表現したいエロ”が弱い、ないしは薄い人は”単純に絵は上手いけどエロが弱い”となって、なんら矛盾はない、と……?」
— 榎宮祐♟️ノーゲーム・ノーライフ11巻発売中 (@yuukamiya68) 2021年12月1日
僕「僕の解釈だけどね。で、そろそろ僕の眼前で僕のオカズ読むのやめてくんないかな??」
嫁「……あれ? いえ、冷静に考えたらちょっと違うのでは? 画力=表現力だとしても、根本的に表現したいことがなければエロさとは等式にならないので、画力=エロさにはならないのでは」
— 榎宮祐♟️ノーゲーム・ノーライフ11巻発売中 (@yuukamiya68) 2021年12月1日
僕「……確かに。謹んで訂正しよう(陳謝)」
つまり――
— 榎宮祐♟️ノーゲーム・ノーライフ11巻発売中 (@yuukamiya68) 2021年12月1日
妄想力×表現力(画力)=エロさ
と……ふむふむ……
表現力をさらに拡張する事でさらなる上のステージに行こうとして巨乳表現のブレーキが吹っ飛んだどか盛り超乳や液体表現を極めた結果尿に覚醒したりとか、スケベ表現の拡張は大抵スケベの暗黒面に落ちる道が出来てますよね…
— マセ山 (@MountainMace) 2021年12月1日
どんなに絵が上手くてもシチュエーションによって数倍変わるから文章力も必要では?
— 🌑☄ ƜᑎNI⊥Ꮜ⅂d=oȢǝN(ネロプラチナ) (@Nerothanatos666) 2021年12月1日
どうでしょう、表現力と妄想力には相性的なものもあるので「×」に限定はできず「+」や「n乗」なんかにもなるのかも🧐
— いゔ (@ibuki12090730) 2021年12月1日
忘れてるかもですけど何故榎宮先生の薄い本を読んでいたんでしょうね
— スミー (@FT7xlzgT0OOuiol) 2021年12月1日
結局なんで読んでたのかわからないまま(笑)
— うづきマニア 雪解け大企業:MaiR様命名 (@udukimania) 2021年12月1日
公開処刑に近いことがががが
— 少佐102@ゆっくり実況一旦休憩失踪はしないよ! (@fate414) 2021年12月1日
好きすぎるこの夫婦笑笑
— はりペンギン🚃 ≦。 (@pen_gin8080) 2021年12月1日
お二人共堂々としすぎてて大草原
— 🙆♀️🔑🌿✨Galaxy🐬Blue🔪Silica🐡 (@blue_silica) 2021年12月1日
なんのプレイですかそれwww
— シャチアニ (@G_shy510_Touya) 2021年12月1日
そんな感じで以下続報…