ちょっと仕事でつらい事があって落ち込んでた時のやりとり。後で読み返すと色々と勉強になったりします。
今回の投稿の発端は以下のTweet。
私仕事で女子が熱中症で倒れてパンツ丸出しになった時に一緒に来てた男子達に「倒れてるところ見られるのは誰でも嫌だから外側向いて隠したげて」ってすぐに伝えて人垣作ったけど、AEDが必要な状態で人垣を作る事の指示ができる人がどの程度いるのか?にもよると思う https://t.co/HumryC4weY
— フルーティー武田 (@tall_XXX) 2022年6月16日
人垣作れるような指示出しできる人かなり有能でしょうしねえ。こないだも人垣作って欲しいって周りにいったけど動いてもらえなかったってツイートみかけたような…… https://t.co/k262K0iEcZ
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2022年6月16日
人垣作るとか上着が有るならそれで隠してもらうみたいなのって男女どちらも一緒なんすよ…
— フルーティー武田 (@tall_XXX) 2022年6月16日
今は非常事態だと思ったらすぐに写真撮る人がいるので人垣指示マジで大事です
ただ人が少ないならその限りではないとも思います
まあAEDがあるようなところだと人はいるでしょうけどねえ
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2022年6月16日
ここまで「それなりの規模の商業施設や交通機関では、ほぼ自動的にブルーシート対応(現場位置に応じた救急隊員誘導経路も含めマニュアル化)」という話が出てこないという事は、AV新法同様「それを日常としている人の意見は置き去り」みたいですね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月16日
うーん、それは微妙かなあ。商業施設と交通機関なら店員や駅員が動いてくれるから大丈夫だと思うですが、それでもAEDの女性への使用率が低いのはそこらへんの通りすがりの人が対応するかしないかってことですよね
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2022年6月16日
最初の「指示出す人さえいれば…」問題に戻りますが、人って「そこの赤いキャップの人」みたいに具体的に名指しされると案外動けるんですよね(ただし「赤いキャップの人」が複数いるとバグる。プログラムのバグみたいにクラッシュして全体の動作が止まったりする)。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月16日
ごめんなさい、最近「人間は自分達がそう思い込んでるほど「人間らしく」動かない」酷い実例に幾つか遭遇して、ちょっとめげてました。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月16日
「ホントはどうあるべきか」についての正解なんてそんなに簡単に出る筈もありませんよね。失礼しました。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月16日
「シンウルトラマン」のウルトラマンもこういう事に頭を悩ませていた?https://t.co/abxlwtQubP
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月16日
それでも人間が好きになったのか、ウルトラマン…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月16日
本当にこれ。そして万事「死人が出たら遅い」…https://t.co/4njCIpwJ9n
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月16日
そして…
いざというとき「人間らしく」動けない というのも ある意味“人間らしい行動”なのかも。
— はがねてつろ⋈ (@HaganeTeturo) 2022年6月16日
本当に他人事じゃなく自分の身にだって容赦なく「小さなバグ一つで全体が停止するプログラム」としか思えない状況が降り掛かるという…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月16日
人によっては平気で「お前ら現場の人間なんて所詮、揃って他人事として機械的に手足を動かしてるだけだ。時とて人に言えない劣情を心に秘めながらな。真剣にその事だけ真面目に考え続けてる当事者とどっちが正しい事を言ってるか、幼稚園児だって分かるだろ?」とか言い出しますからね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月16日
まぁこのクラスだと「馬鹿にするなよ。みんな知ってるんだ。医者なんてみんな患者を薬漬けにして1円でも多く稼ぐ事しか考えてない資本主義の手先で、しかも国家権力の言いなりになって国民の健康を滅ぼそうと狙ってるスパイだってな」くらいバンバン続けてまくしたてますけど。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月16日
どうして、こんな人間が好きになったんだウルトラマン…(心の奥底はむしろ横山光輝「マーズ」のマーズの気分に)。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月16日
「ドウシテボクハ、
— はがねてつろ⋈ (@HaganeTeturo) 2022年6月16日
コノ動物ヲ守ロウトシタノダ
「胸を見られる可能性があるならAEDいらない人」は、最初からヘルプマークみたいにそういう札を首から掛けてればいいんじゃないですかね。いずれにせよ、その検討内容の妥当性如何に関わらずこういう話が盛り上がるだけで前述の様な人達が活気付くんですよね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月16日
老人どころか思わぬ若年層まで…ああいうの「家族ぐるみでの感染例」なんだろうか?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月16日
こういう方々、すぐ「私が当事者」と強調するけど、本当に当事者になられた時、どう振る舞うのでしょうか。そういえばAEDそのものの説明にはないのですが、講習によっては時々「体毛が濃くて電気が通り難い場合には、同梱の子供用パッドで除去してください」と習う様です。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月17日
ズボンもパンツも下ろして恥毛まで完全に除去してやりたくなりますね(ただしその間も蘇生成功率は下がり続けていく)。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月17日
そういえばこんな投稿も…
私は男性として、性交時もAEDを使用する際も常に相手の女性に同意を取っています。この程度のこともできず「セクハラで訴えられるリスクが〜」と文句を言うなど言語道断。やはり日本はレベルが低い。
— フェミニスト (@japosu123) 2022年6月16日
先ほども女性にAEDの使用を試みましたが、同意が取れなかったため仕方なくその場を通り過ぎました。
悪質外星人「同意が確認出来る相手にAEDが使われる事はない。私の好きな言葉です」。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月17日
ついでにこの投稿もメモがてら。
あ、心肺蘇生について。
— \\りょーた// (@ryoinalf) 2022年6月19日
この論文の存在は知っておいた方がいい。非医療者の方も。救命にあたったのはこの事例では救急法指導員の肩書を持つ「一般の方」だが、それでも処置中のことがきっかけで心的外傷を負ってるんですよね。https://t.co/TE0k4udInm
もちろんこの発表時点から15年経過していて今ではもう少し救命処置も一般に広がってるかもしれないが、ただでさえ救助側の人間はこんな風に「プレッシャー」に押しつぶされそうになってるんですよ。しかも彼女は「指導員」ですらあるにもかかわらず。
— \\りょーた// (@ryoinalf) 2022年6月19日
これは医療者だけじゃなく一般の方も是非読んでみて、そして考えてみてほしい。そのうえで「AED装着の時に脱衣への配慮を」という言葉についてもう一度考えてみてほしい。
— \\りょーた// (@ryoinalf) 2022年6月19日
日本語で書いてあるから読みやすいからね。絶対読んでほしいです。
— \\りょーた// (@ryoinalf) 2022年6月19日
私も救急法 持ってますが、
— ことね (@mika1114) 2022年6月19日
野次馬はいます。写真はプライバシーがあるので、撮らないでくださいって言ったらいい。
心肺蘇生は3人ぐらいで、やったほうがいい。救急車は呼ぶから。
心的外傷後ストレス障害は
フラッシュバックやトラウマが出ているのでは?
女性一人に一時間も心臓マッサージさせるなんてひどすぎます。
— はなこ (@hanako3yoko) 2022年6月19日
私も一時間やったことがありますが、翌日は筋肉痛で大変でした。絶対助からないけど家族の要望で続けましたが、自分がやめたら助からないというケースではストレスは全く違います。
その場で学習して代わることだってできたはずです。
数えきれないほど蘇生の場面を経験している私達ナースも読んだほうが良いと思いました。
— toku (@xedNoXpKixlYcpw) 2022年6月19日
そんな感じで以下続報…