北欧出身の漫画家オーサ・イェークストロムさんが「スウェーデン人の目から見ればデンマークは輝くばかりの大都会で先進国」と発言してましたが、その辺りの由来がこういう歴史にある?
今回の投稿の発端は以下のTweet。
北欧を統一した女王の話(1/2)#歴史創作 pic.twitter.com/C7cQMWGiAc
— 零 (@zero_hisui) 2022年7月24日
北欧を統一した女王の話(2/2) pic.twitter.com/w49y2OxRbt
— 零 (@zero_hisui) 2022年7月24日
【参考文献】
— 零 (@zero_hisui) 2022年7月24日
Vivian Etting著 Queen Margrete I, 1353-1412, and the founding of the Nordic Union
(画像は私がヤバ…と思った箇所TOP3) pic.twitter.com/BdLEB3Uugv
マルグレーテ1世はもちろん突出した女傑なのですが、同時に完全な怪物・超人として描くのも違うと思い、身内相手の「素」を意識して出しました。
— 零 (@zero_hisui) 2022年7月24日
感情表現豊かな末っ子が、甘えられる相手を全員亡くして笑顔で武装した女王に至る話でもあります。
10歳で兄を、
— 零 (@zero_hisui) 2022年7月24日
18歳で育ての母を、
22歳で父を、
27歳で夫を、
35歳で一人息子を看取って、
独りで戦い続けた人を「超人」で片付けてはいけないと思うので
やはり歴史に名を刻む女性はカッコよくて恐ろしい
— Sibly (@bWQXsVfr20IGM1U) 2022年7月24日
同時代人が彼女を恐れている詩や年代記が沢山あるのですが、そら怖いだろうな…と思いました
— 零 (@zero_hisui) 2022年7月24日
楽しみに待っておりました〜!
— BLOSSOM STREAM (@Nyzz6RCWT7s4oh0) 2022年7月24日
マルグレーテ一世、強かに権力を把握し、北欧三国を統一し、カルマル同盟結成する様は運要素と共に凄いと思います
父王と夫と息子の逝去?何のことやら
ありがとうございます〜!
— 零 (@zero_hisui) 2022年7月24日
父と兄と夫と息子を全員亡くさなかったらノルウェー王妃で終わっていたかもしれないと思うと、歴史は不思議ですね…
はい
— BLOSSOM STREAM (@Nyzz6RCWT7s4oh0) 2022年7月24日
順番前後になりますが、マルグレーテ女王の漫画化おめでとうございます🎉🎊㊗️
ありがとうございます😆 2ヶ月かかりましたがようやく漫画にできました
— 零 (@zero_hisui) 2022年7月24日
ここに乱入。
そういえばクヌート大王(ノルウェー、デンマーク、イングランドの三国王)の領土にスウェーデンは含まれない…なんかこう「ヨーロッパの祖母」アリエノール・ダキテーヌみたいに「大人の事情が色々あり過ぎてフェミニストも迂闊に言及出来ない女帝」の匂いが…https://t.co/vwQF2rz3bL
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年7月24日
彼女が作った体制でスウェーデンとノルウェーが搾取されまくり、特に現在のスウェーデン王国はカルマル同盟からの独立で生まれたとすら言えるので、その辺はちょっと…アレですね…
— 零 (@zero_hisui) 2022年7月24日
アンジュー帝国も、たとえ息子があれほど無能でなかったとしても現代まで存続したとは思えないので、その辺りはアレかと。伝説的女帝は大抵(そもそも観察眼と対応能力が優れていて)在地集団を「あり得ない範囲まで」味方につけてしまう傾向がある様な。https://t.co/4BYCp9nucr
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年7月24日
北欧史って「どうしてノルウェー製のオイルサーディン缶にスウェーデン国王の肖像が?」とか調べただけで、なんかデロデロ一杯出てくるし、中々に奥深いですね。https://t.co/91tIJR7Nto
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年7月24日
私の描く人間が老化しないせいで分かりづらいんですが、マルグレーテ様がハンザ同盟と後継者の交渉をした時、まだ22歳なんですよ。
— 零 (@zero_hisui) 2022年7月24日
22歳でその根回しをやったの!?!?一人で!?!?!?
あくまでイメージですが、幼少時から行政文書に父親と一緒にサインを残し、8歳から大領地の女相続人となったアリエノール様同様「親の行政を背後から眺めていた頃から、もう誰にどういう態度をとると事態が上手く回るのかヒントくらいは掴んでいた」印象が。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年7月24日
それはあるかもしれませんね!
— 零 (@zero_hisui) 2022年7月24日
10歳でスウェーデン・ノルウェー王妃になる事が決まって、相応の教育も受けていたわけですし…
そんな感じ以下続報…