とりあえずメモがてら。
今回の投稿の発端は以下のポスト。
ジャコバイトとジャコバンとジャコビアンがお互い全く無関係なのやめてほしい
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月29日
ジャコバイトの語源になったジェームズ2世はジャコビアンの語源になったジェームズ1世の孫なので関係ありますね(セルフクソリプ)
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月29日
ナポレオン関係にコメントするのは正直怖いですが、統領政府あたりのイメージで…。
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月28日
まず、第一統領になってる時点でかなりとんでもないです。当時の彼はあくまで「超〜〜〜優秀な軍人」であり、普...
続き→https://t.co/3q5R3NQDw7#マシュマロを投げ合おう
そして諸国がま〜た新しい政権が出来たよ…と思っているうちに国内情勢を安定させ、対仏大同盟を蹴散らし、革命開始から10年、誰も成し得なかった「旧体制に代わる秩序をつくる」事に成功してしまった。全ヨーロッパが慄いたと思います。結果的に序の口だったわけですが…
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月28日
漫画で革命初期とかにナポレオンが出てきて「とんでもない奴だ…」的な扱いをされるのは演出だと思いますが、統領政府のナポレオンは素直にとんでもない奴です。
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月28日
流石にヨーロッパ征服は誰も予想しなかったでしょうが、何をする気だ…?!とは思われていたかも。
ご質問ありがとうございました😊
ナポレオン1世はガチ勢が観測範囲内にも沢山いらっしゃるから本当に怖い…予め謝っておきます。すみません。何かありましたら直ぐに補足修正します
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月28日
ボナパルト見てると、「常勝将軍はすべてを解決する」ってのは一面真理だと思いますねえ…
— 四式戦闘機 (@ki84type4) 2021年11月28日
勝てばよかろうなのだァ! まあ真理ですよね…勝ってるうちは…
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月28日
ボナパルト自身それをよく知ってましたからね。勝ってるうちは国民は自分を支持し、故にいかなる陰謀も阻止できると。だから戦い続け勝ち続けるしかなかった。ロシアと戦わないという選択肢は選べなかった…(しろめ
— 四式戦闘機 (@ki84type4) 2021年11月28日
究極の自転車操業ですよね。そして対岸に大英帝国が控えている以上、仮にロシアがなんとかなっても将来の破綻が目に見えているという…
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月28日
ロシアがどうにかなったらどうするつもりだったんでしょうね。英仏海峡渡ろうとするのか、インドへ打通しようとしたのか…本人は「ロシア片付いたらあとは内政やって引退するんだ」みたいなこと言ってるけど信用できないw
— 四式戦闘機 (@ki84type4) 2021年11月28日
(一旦は内政に注力するも、イギリスの度重なる反乱工作に苛立って海峡を渡ろうとするに一票…)
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月28日
あー、息子のためにとイギリス黙らせようとして最後の最後に何もかも失うパターン…w
— 四式戦闘機 (@ki84type4) 2021年11月28日
そして…
ナポレオンの軍事的功績はもはや言うまでもないけど、彼の征服事業が水泡に帰したのに対し、彼が整備した法やインフラは現代にまで影響を及ぼしているので、内政面での功績は更に大きいと言うこともできる。
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月28日
とんでもない御方だ…
それを自分で(ポーズはあるにせよ)自覚してるのがとんでもないんですよねボニー。「私の事業として長く記憶されるのは法典であろう」って自分で言ってるし。
— 四式戦闘機 (@ki84type4) 2021年11月28日
(まあ英露を征服できたとしても、どうせアレクサンドロス大王の二の舞からの元の木阿弥になるのは目に見えてますし…)
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月28日
自身の歴史上での立ち位置を分かってるっぽいの流石ですね
ボニーが面白いというか興味深いというか、なかなか珍しいのは、全てを失った流謫の後半生というものがあって不本意ながらもそれを直視してることだと思うんですよ。「私の人生はなんというドラマだったろう」だなんて当の本人が言い残してるんですからw
— 四式戦闘機 (@ki84type4) 2021年11月28日
あーーーーー確かに「流刑後」がありますもんね!ちょっと…そういう軌跡を歩んだ人間が何を考えて暮らしたのか全く想像できませんが…
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月28日
人類史でも恐らくトップ10に入るドラマチックな人生…
あの後半生があるからこそ、彼は人間臭い英雄になれたんだと思います。ワーテルローで死んでたりしたら、それこそカール12世くらいの扱いだったかも。愚痴りまくる後半生が残っている英雄とか他に思いつかんですw
— 四式戦闘機 (@ki84type4) 2021年11月28日
完全な断絶があるから素直に愚痴れるし、逆に言えば愚痴るくらいしかできなくて、愚痴ごときで霞む業績でもない…稀有な方だ…
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月28日
それを周囲が記録してくれてるのも効いてますよね。
— 四式戦闘機 (@ki84type4) 2021年11月29日
そして…
好きな元帥にベルナドットを挙げたらガチ勢に真顔で小一時間詰められた事があるからな…こわかった…
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月28日
ナポレオンの命令でスウェーデン王太子になったベルナドットが裏切者判定なの厳しくない?
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月28日
もうネイかダヴーって言うしかないじゃん
ベルナドットについてはナポレオン自身が「私は少なくとも彼が裏切り者だとは思わない」と明確に言ってるんですよね。彼の悪評についてもかなり誇張されていて濡れ衣に近いものが多いですし。まあ、パリに乗り込んできてフランス王位に色気見せたのはアレでしたけどw
— 四式戦闘機 (@ki84type4) 2021年11月28日
なんか「ナポレオンの命令でスウェーデン王太子になったのも、王太子としての責務を正しく果たしただけなのも分かっているけど、それはそうとしてクソ裏切者が…!という気持ちを抑えきれない」みたいな事を言ってて難儀やな…となりました
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月28日
ボナパルト本人が「少なくともあれは仕方ない」って言ってんだからそれでいいじゃん、と思いますw ネイの遺族を引き取って身を立てさせてやったり、色々気も配ってますしねえ。
— 四式戦闘機 (@ki84type4) 2021年11月28日
なんかベルナドット本人が一番気にしていそうなのも可哀想ですよね。周囲に超絶気を遣うタイプですし…
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月28日
気を使うし、基本的に気のいいあんちゃんなんですよねベルナドットって。全然関係ないスウェーデンの王太子にされたのだって、気っ風が良くてちょっと格好付けるところがあったからだしw
— 四式戦闘機 (@ki84type4) 2021年11月28日
まあ元帥の中から誰を選んでいいよって言われても、ダヴーとかミュラは選びませんよね。それぞれ別の理由で。
— 零 (@zero_hisui) 2021年11月28日
ネイ…ならワンチャン…でもスウェーデン軍を率いたまま寝返りそうだし…
一番適正ありそうなのって、ベルナドットを除けばスーシェなんでしょうね、地味だけど。あと、案外うまくやれそうなのがランヌですかね。
— 四式戦闘機 (@ki84type4) 2021年11月28日
そして…
ナポレオン三世も、欧州最貧国に落ち込んだフランスへの融資を勝ち取って産業革命を定着させ「馬上のサンシモン」の異名があるほどの内政の達人なのですが…外交と戦争の分野の実績があれではねぇ…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2021年11月28日
「融資を勝ち取って」もややこしく「フランスの大名貸し=王侯貴族や教会にしか貸さない宮廷銀行家」フランス・ロスチャイルド家を出し抜く為に左翼革命家としての人脈を総動員して(フランス宗教革命時代の天敵)ユグノーとか(粛清されたジロンド派の黒幕)ポルトガル系ユダヤ人の資金を呼び込んだ次第。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2021年11月29日
こうした「再編成」の結果現れたフランスの新興インテリ=ブルジョワ=政治的エリート階層がどういう出自構成になったかというと…おっと誰か来た様だ(手記はここで終わっている)。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2021年11月29日
一応推測くらいは出来ますね。バルザック「ゴリオ爺さん」に活写された様に大貴族がブルジョワ階層に転身する一方、残りは庶民落ち。過激な王党派「トリコロールの白」も共和派「トリコロールの赤」も自滅していく一方で産業革命の恩恵を受けた新興富裕階層も現れて「残りの青」を形成するという。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2021年11月29日
「金持ち喧嘩せず」で融和した結果生まれた共通美意識が「シック」の概念だったりする様です。だからその歴史を辿ろうとすると…(以下同文)
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2021年11月29日
「皇后がガチの宗教右翼」にも「それなのに/むしろそれゆえに」若い頃「空想的社会主義者」フーリエに耽溺したというややこしい側面が。そもそも当時の彼女「男装で騎乗し、長キセルで戦う女傑」とか宝塚での演劇化が似合いそうなキャラだったりする訳です。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2021年11月29日
ナポレオン3世、同時代にビスマルクやカブールなど何人もの傑物を隣国に抱えてたのも不運だった。フランツ・ヨーゼフ1世も何か硬直した行動を繰り返してヨーロッパの安定にはあまり役に立たないし。
— Sz73 (@Sz73B) 2021年11月29日
そんな感じで以下続報…