ところで久し振りに思い出した「死神ここなちゃん」伝説。どういうブームになったかちゃんと言い伝えておかないとヘミングウェイ「キリマンジャロの雪(The Snows of Kilimanjaro,原作1936年,映画化1952年)」に登場する「山頂の豹の亡骸」の様に完全にオーパーツ扱いになってしまうという…
今回の投稿の発端は以下のTweet。
「わたし、あおいさん達とお揃いの制服で登校したいです…!!」 pic.twitter.com/Zbim4jJPEz
— りょうま@🏔NS応援🎉/新刊感想待ってます (@norinori_taruto) 2022年8月18日
トースター買ってさしあげて
— りょうま@🏔NS応援🎉/新刊感想待ってます (@norinori_taruto) 2022年8月18日
高い...トースターいや、でもチン!と飛び出る型じゃないとダメか🙄
— 杉 (@ke_nek) 2022年8月18日
必須。あれは飛ぶ獲物を確実に仕留めるためのここな式訓練。日常生活の中に取り入れているのだ。
— りょうま@🏔NS応援🎉/新刊感想待ってます (@norinori_taruto) 2022年8月18日
音で即座に動ける様に対応してるのも訓練ポイントか、生活の中で成長している...!
— 杉 (@ke_nek) 2022年8月18日
ここに乱入…
しかし海外だと「山のススメ」のここなちゃんや「ごちうさ」のシャロちゃんみたいな「所得階層の明らかに違う子が遊び友達に普通に混じってる」状況そのものが「現実には有り得なくファンタジー」としか思われないという… https://t.co/xVSatmcH7s
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月18日
実際、ローリングストーンズで(上流階層出身の)ミック・ジャガーと(労働階層出身の)キース・リチャーズが出会ったのが「奇跡の物語」とされてる世界で。映画「タイムズ・スクエア」も、結局出会った2人は別れを決断するという…https://t.co/7C9wpfaZh5
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月18日
そして…
「仲良しグループのひとりが金持ちの家」ってのは、日本のアニメとかじゃ昔からわりと定番なんですけどね。 https://t.co/Iqubu8cwGg
— foxhanger💙💛 (@foxhanger) 2022年8月19日
映像研の水崎氏もそうだなあ。 https://t.co/Rcil3z3mgi
— green_meadow (@meadow0061) 2022年8月20日
「子供では難しいことがお金の力で可能になる」というのは、作劇上便利ではありますよね。 https://t.co/vCzZ4iw9KX
— foxhanger💙💛 (@foxhanger) 2022年8月20日
まあ「仲間」設定なので、金森氏なんかは利用している意識もあるでしょう😁
— green_meadow (@meadow0061) 2022年8月20日
藤子不二雄作品の影響も大きいのでしょうか。 https://t.co/4Dxoimzlbg
— 高須力弥 (@rourensiumu) 2022年8月20日
そして…
そう日本人にとってそれは日常の延長に過ぎず、むしろ「海外ではそうでない」事に驚くという。ましてや金持ちの邸宅の壁の上に有刺鉄線が設置され、その子弟を送迎する自動車の運転手がガードマンを兼ねる世界は…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月19日
今より貧富差が激しかった戦前の大日本帝国も「そうではない」側だったので「大金持ちがなんの説明もなく怪盗や復讐鬼に襲われる」江戸川乱歩の通俗小説(1930年代)が通用した訳で。そして、それをいうなら本家本元の「泥棒紳士アルセーヌ・ルパン」からしてそうという…https://t.co/s8KXSYxNPc
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月20日
ただし「売れない純文学作家としての金持ちへのルサンチマンを怪盗ルパンに託した」モーリス・ルブラン、それで自分が金持ちになってしまったので晩年、枕元にルパンが立って「借りたものを返せ」と囁いてくる悪夢に悩まされたと言いますね。https://t.co/wxmL6p0FsM
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月20日
かかる悪夢、著者の自叙伝によれば(当人の「食えない純文学作家」から「売れっ子の通俗作家」に転身した葛藤を含む)壮絶な文学論だった模様。実際日本には上掲の様な「(中国でいう)理想の和階社会」物も安里アサト「86」みたいなディストピア物もあるけど…https://t.co/3YmBG7yJ1n
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月20日
「両者をバランスよく視野に収めた作品」発表の影は限りなく高いのです。「江南左派」ポン・ジュノが「パラサイト」を発表しただけでは何も解決しない様に(ただそこには杉良太郎が「そうさ俺は偽善者だ」と断言する凄味がある)。その点「鋼の錬金術師」は突き詰め方が凄まじかった訳で… pic.twitter.com/bIhWfBndcZ
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月20日
そして追記。
それはそれとして、久し振りに海外でだけ流布した「死神ここなちゃん」伝説を思い出しました。まず「イスラムの死神アズラエルは、対象者の前に「これまでよく頑張りました。それじゃぁ行きましょうか」と囁かれたら絶対抵抗出来ない相手の姿で現れる」という話があって…https://t.co/GHOokMt5TP
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月21日
男子アカウントのアンケート結果1位に選ばれたのが「山のすすめ」のここなちゃん… pic.twitter.com/N6XaRcpKU2
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月21日
女子アカウントのアンケート結果1位に選ばれたのが「Free!」のマコトさんだったのですね。 pic.twitter.com/Ke4HMCtwfm
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月21日
「死神マコトさん」ネタはそれ切りでしたが「死神ここなちゃん」のネタは思うより伸びて、とうとうメキシコの「死者の日」連動コラまで登場したという… pic.twitter.com/rkZgSwZqx5
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月21日
考えてみたらどんな姿でも中身が「職務に忠実なアズラエルさん」である事に変わりはなく従って性自認も「男でも女でもなく死神」という話に…https://t.co/KFGtuvuoed
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年8月21日
そんな感じで以下続報…