「ご利用は計画的に!!」ですかいのぉ…
今回の投稿の発端は以下のTweet。
アニメのおっぱい描写にやたら怒る人々、「キモい男が ブヒっていそう」という自分の感想がノイズになって・該当する作品を楽しめないんだな、というのを、水星感想で女体消費がなくて云々(女体???) 言ってるヒトを見てて思った。
— Hiroko Yayane ⚡️ (@chat_le_fou) 2022年10月17日
誰かがオタクがブヒってなさそうに感じる絵=オタクがブヒってない絵、ではないので、それは気分の問題にゃんよ。
— Hiroko Yayane ⚡️ (@chat_le_fou) 2022年10月17日
乳がクレーム付くからフトモモを肉感的にする、というのが昨今の傾向であるように感じるのだが、それで「キャラクターをセクシャルに感じさせるを排除してある」と感じているなら、それはそれで騙されてると思う。幸せならべつにいいけど…。
— Hiroko Yayane ⚡️ (@chat_le_fou) 2022年10月17日
セクシャルに感じさせる要素(推敲失敗)
— Hiroko Yayane ⚡️ (@chat_le_fou) 2022年10月17日
ここに乱入。
一方海外野その界隈では令和版「うる星やつら」放映を皮切りに、あたるの母の「産むんじゃなかった」発言が再ピックアップされて産児制限の話に…こういうのこそがまさにフェミニズム的展開って奴ですよね。本当に日本のアレis何? https://t.co/LzU8ihukgJ
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月17日
あー、なるほど。女性が生む生まないの決定権を持っている、というのがキリスト教圏では新鮮なんですね。面白い。
— Hiroko Yayane ⚡️ (@chat_le_fou) 2022年10月17日
あと真剣に考え出すと「誰かが産まないと今の自分は存在しない」みたいな話も出てきて、結構女性間(特に母娘間)で中々哲学的な議論が進行するのです。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月17日
特に、アスカが「子供産む気ないのに、どうして生理が来るの?」と嘆いてる場面に小娘層が共感してるとママが混ざってて「子供も時々は可愛いのに」と呟いて「ぎゃー、ママが見てる‼︎」「そうママは見てます‼︎」と1984展開になった時は凄かった…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月17日
それにつけても「高橋留美子は産婦人科医の娘だから」なるパワワード…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月17日
そういえば弓月光「みんなあげちゃう(1982年~1987年)」のヒロイン悠乃ちゃんも「私はパパのパイプカットの後で生まれた恥かきっ子。本当は生まれてなかった存在なの」とか、ケロっと自己紹介してたりするんですね。まさしく「文化が違う」世界…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月17日
ちなみに、そういう議論が始まると男子アカウントは「ごゆるりと」と呟いて一斉に背を向け、他の男子アカウントがこの議論に干渉しようとするのを阻止する側に回るのが常でした。 pic.twitter.com/d2pl4Lvqda
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月17日
ちなみに、そういう議論が始まると男子アカウントは「ごゆるりと」と呟いて一斉に背を向け、他の男子アカウントがこの議論に干渉しようとするのを阻止する側に回るのが常でした。 pic.twitter.com/d2pl4Lvqda
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月17日
まぁあれです。「百合の間に挟まろうとする男子」じゃないですが「MAMA is waching me!!」「Yeeees!! MAMA is waching you!!」と呼び掛けあって追っ掛けっこしてる母娘間に割り込めると思える男子はいねぇです…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月17日
日本のインターネッツでは意外と見る機会のないやりとり…。
— Hiroko Yayane ⚡️ (@chat_le_fou) 2022年10月17日
そもそも日本の母娘関係、少なくとも表面上はこんな風に分裂してないんですよね。ただ、それを言うなら「日本における父親と息子の関係」もそう?かといって、フロイトが口にした最も家父(母)長的発言「反抗は服従の準備」がピンとくる土壌でもないという…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月17日
そして
えええ? 日本じゃ大昔から「明るい家族計画」とか言って避妊具が売られたりしてて、出産を人為的にコントロールするのがあたりまえだと思ってたけど
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2022年10月19日
アメリカではそのレベルですらないの……? もしかして反コンドーム運動みたいなのがあったり? https://t.co/rznFnFPkpr
アメリカって、こういう事とか…https://t.co/fxDbNLDssC
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月19日
こういう事も起こる国なので…https://t.co/nAZMzggnLz
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月19日
「ヒッピー運動の尻尾にしてサーバーパンク運動の始祖」K.W.ジーターとか読んでると「ああ、そういう事」と納得が行くのですが、アメリカでは「(ゲームFall outで揶揄された様な)黄金の1950年代」派が、国際的新左翼運動と国内のヒッピー運動と黒人公民権運動によって「リベラル」の称号を剥奪され…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月19日
都落ちして地道なTV説教活動によって地方の宗教保守層の票をかき集めて宗教右派として復活してきた歴史があるのです(いわゆる日本の「矯風会系フェミ」の先祖筋。この過程で共和党が保守化、民主党がリベラル化する逆転現象が起こる)。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月19日
この「旧世代リベラル=現在の宗教右派」からティーパーティー運動とか「ガバメント・シャットダウン運動の首謀者」テッド・クルーズが現れ、失望した中道右派が選んだのがトランプ大統領だったという「飛んで火に入る夏の虫」展開…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月19日
最大の皮肉は(太平洋戦争を引き起こした)大日本帝国こそが「黄金の50年代の狂気」を引き起こした主犯であったという事。要するにそれまでは対立し互いを牽制し合う事で危ういバランスを保ってきた「旧移民=プロテスタント勢」と「新移民=カソリック勢」が挙国一致体制成立後…https://t.co/HNgeFA5YYL
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月19日
「どちらが厳しく国民を倫理的に管理下に置くか」競争する「再販家父長制時代」に突入し、ヒッピー運動や黒人公民権運動を誘発して自滅していったという…同時期には映画カラー化が進行。ハリウッドは「倫理的に正しい」ミュージカル映画やスペクタクル史劇にリソースを集中する一方…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月19日
「金にはなるがいかがわしい」ホラー映画はイギリス、怪獣特撮映画は日本に外注するも、皮肉にも俳優スキャンダルの連続によって肝心のミュージカル映画やスペクタクル史劇が壊滅。ロジャー・コーマンら「いかがわしい独立系」が暗躍する「アメリカン・ニューシネマ」の時代が始まってしまったという…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月19日
そして
個人的メモ。そう実はこの話が… https://t.co/1qgKO9R5cH
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月19日
この話につながっていくのですね。同時期にはコーマン監督が「アメリカ人だってカラーホラー映画を撮っていいじゃないか」とエドガー・アラン・ポー作品群を手掛けますが、この時組んだ脚本家が… https://t.co/fg97Ru7h1q
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月19日
あの「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」原作小説として名高い「アイ・アム・レジェンド」を手掛けたリチャード・マチスンだったりするのですな。一方、アメコミ界もインディーズ拡大に翻弄され、その隙を突いて台頭してきたのがあの「カナダ人」ウルヴァリン…https://t.co/0xpDGLsMFM
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月19日
一方「貞女と毒婦を峻別する古典的勧善懲悪観」を克服出来なかったハマー・フィルムは1970年代に入ると失速。伝説の「ドラゴンと七人の吸血鬼」が制作され、007映画も黒人とアジア人に媚びた「死ぬのは奴等だ」を封切ったという…https://t.co/QYzB2j5vkE
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月19日
そして…
「海外の第三世代フェミニストに日本の漫画を好んでテキストに選ぶ流派が存在する」というのは伊達じゃなくて…https://t.co/AoTrj5UB6I
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月19日
実際その気になって探せば、こんな強烈な「言葉」も見つかるからなんですね。ちなみに以下はこうの史代「さんさん録(2004年~2006年)」32話「春の海」より。「しまった、日本語で話すべきだった」というオチ… pic.twitter.com/Ra1OtZhBev
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月19日
男子アカウントがこういう女子アカウント同士の会話に加わらないのは、こういう「(直撃したら迂闊に近付いた男子が助からない)殺し間」が透けて見えるからだったりもするという…そういえばこうの史代さんも、あえて外して撃ってますね。https://t.co/fbOMKGjPwN
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月19日
そして
もしかして「産む機械」発言で炎上したネタ知らないのかな
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2022年10月23日
あれも2007年だからもう15年前の炎上ネタなんだよなあ https://t.co/FTJYeRkrbn
「うる星やつら」原作を読み返してて、ふと恐ろしい事に気付いてしまいました。この作品「男女交際が出産に直結した時代」から連載開始してその常識を破壊しつつ進行し「恋愛至上主義の賛美」で終わるんですね。「”インベーダー“ラムちゃんの明るい人類絶滅計画」?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月23日
まさか私の様な「隠れしのぶ派」の陰謀論がリアリティを帯びてくるなんて…https://t.co/5LFF79563e
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月23日
おお、そんな終わり方でしたか原作
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2022年10月23日
「(本来はしのぶと結婚する確率の高い)マルチバース全破壊による確率リセット」からの「一生かけて続ける鬼ごっこ」エンドですから。ちなみに全作一気読みすると気になるのが、初期は地球の全石油代を建て替え、面堂終太郎から同じ上流階層扱いされるのに、後半は「うちも貧乏」と主張する様になる事…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月23日
設定が変更されてきたのか。。。
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2022年10月23日
漫画の世界でも「金持ちキャラの貧乏キャラの壁は物語性なしには越えられない」のが普通なので、こうした揺らぎが許されたの特筆に値するかと。そして背後には、それを許した読者側心理が…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月23日
まぁそれを言うなら初登場時は「お色気年上姉さん枠(しかも友人関係合わせ年齢不詳の「宇宙十代」)で、しかも「高校生活のアウトサイダー」段階を経て同級生として転校してくるという…まさしく「未確認で進行中」の「人外」レベルで人類を騙し続けてきた?https://t.co/yhdEMJcqJy
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月23日
そんな感じで以下続報…