人間関係空間(Social graph)と関心空間(Interest graph)の関係の話、今日なお完全な処方箋が見つかったとは言い難い状態という…
今回の投稿の発端は以下のTweet。
「ネットで知り合った人と会うな!」はそれはもうまったくその通りではあるんだけど、今はネットで知り合って出会って結婚する人が15.1%、ネット系婚活サービス(マッチングアプリとか)経由が44.2%で、僕らの時代とは違うので、子供にネット経由の人と会うなって言っても通じないんだろうなあ。
— ぬまきち (@obenkyounuma) 2022年12月15日
子供からすると「オトナはみんなやってるのに、なんでダメなの!?」ってなるアレの令和版。
— ぬまきち (@obenkyounuma) 2022年12月15日
キチガイが来たらぶっ飛ばせないから、でしょうなぁ。
— ケースクエイク (@chucknorrisuke) 2022年12月15日
tumbr全盛期(2010年代)、そこで小娘向けエロ画像Diggerやってた私の様な人間の立場からすれば「どうやってキチガイを炙り出して対策するか」という問題…https://t.co/fEEVBCCQYB
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月15日
姦通を犯した原田美枝子が地獄に落ちる神代辰巳の「地獄」より強力だ…
— ケースクエイク (@chucknorrisuke) 2022年12月15日
コギャルと円光が騒がれ始めた90年代には「道徳説くよりトラウマ」と言わんばかりに、乱れたギャルに神職者が「罰が当たる」と説教する番組がありました。宗教の勧誘方式と紙一重ですが。https://t.co/V1rfTKjyVG
ネットで?良いじゃない、顔わかんないんでしょ!<おかん
— みぎー 🇺🇦💉🔞 (@miginco123) 2022年12月15日
そのおかん、90年代にテレクラで無双していた気配を感じる・・・!
— ぬまきち (@obenkyounuma) 2022年12月15日
あれだ、伝説の「電話ボックス一列分呼び出して、一番ルックスが良いのを選んで声掛けする人」がいたとされる時代…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月15日
そして…
10年前のtumbrは(親の監視強化要請を丸呑みする)Facebookから逃げた小娘達で溢れる一方、ペドフィリアとか露出狂とかヤヴァい傾向の方々が普通に徘徊してましたが「匿名性は死守」「絶対1体1で相対しない。チャイルドマレスターはそこに付け込む」みたいなルールを墨守。https://t.co/lRsOaObd8e
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月15日
あくまで1990年代Poserで本物の「ペドフィリア/チャイルドマレスター系コミュニティ」も覗いてきた立場からの独断ですが、その対策でチャイルド・ポルノ業者やチャイルド・マレスターの潜入はそれなりに防げてた感は一応あった様な。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月15日
「ペドフィリア/チャイルドマレスター系コミュニティ」…もちろんその場では仄めかししかしないんだけど、明らかに「同じ東南アジア少年少女売春ツアーを利用してる仲間」みたいな人が混ざってて…ただ、今から思えばそれだけで「チャイルド・マレスター扱い」はオフサイドだったやも?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月15日
最近ジェームズ・エルロイ「ビッグ・ノーウェア」を読み返して「ゲイ売春が、あらゆる意味で完全違法化されたが故に反社集団の財源化した状況」の恐ろしさについて改めて色々と考える様に。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月15日
そういえば新海誠映画「天気の子」「すずめの戸締まり」は案外「諸般の事情で冒険の旅に乗り出した少年少女が、即座に反社の餌食にされるのではなく、それなりのセーフティネットに守られてる様子をプレゼンする」映画だったんだなぁと改めて思ったり。https://t.co/1J7EzGccVN
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月15日
こういう話は「未成年売春の顧客だった事を認めている」ミッシェル・フーコーやスティーブ・ストレンジをどこまで擁護するかみたいな話とも関わってくる深淵ですね。そういえばフレディ・マーキュリーもまた…https://t.co/4ZUb16oAZZ
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月15日
ああそうか、最近じゃ和製コンテンツがこの分野の頂点にたちつつあるのって、こういう話について「犠牲者側も日本人」というスタンスが大衆の反感を買う事なく取れるからなのか…それが「サンパギータ」から「天気の子」への流れ?https://t.co/RzVekNPpGi
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月15日
そして…
「Tumbr昔話」個人メモ。以下の投稿を読み返して思った事。Tumbr全盛期(2010年代前半)にこういうアプローチが成功したのは、それが多くの人間にとって「サブ垢」に過ぎなかったせいもあったのです。https://t.co/Lngd8RIqOZ
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月24日
そもそも「紳士録」としてスタートしたFacebookは「親の監視強化要請を丸呑みし過ぎて小娘達に逃げられる」失態以前に、もっと本質的問題に直面していました。現実の人間関係の射影ともいうべき「ソーシャル・グラフ」理論に対する「インタレスト・グラフ」理論の台頭…https://t.co/tZwp7wduEm
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月24日
皮肉にも「関心空間(Interest graph)」論に先鞭を付けたのはナップスター創業者にしてFacebookの初代CEOを務めたショーン・パーカー(Sean Parker、1979年〜)だったりします。https://t.co/8Y7c5PGK2I
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月24日
しかし彼自身はあくまでそれを「人間関係空間(Social graph)に下属しつつ、その内容をどこまでも拡張(enhance)するオプション」程度にしか考えられず「関心空間はむしろあえて既存の人間関係空間と切り離された匿名アカウント中心に独自展開する」と考えた…https://t.co/GTXb55gUfA
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月24日
tumbr社長デビッド・カープに見事してやられてしまったのです。一時期はFacebook上を流れる情報トラフィックの過半数、下手をしたら7割近くを占めていたとさえされています。その一方でtumbrはそれ自体が独自コンテンツの投稿先というより…https://t.co/wHPf6eb7Oj
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月24日
当時の「コンテンツのリッチ化」や「スマートフォンのFirst Screen化」を受けて台頭したPixiv,DevianART,SoundCloud,Pinterestの様な新サービスをキューレションするフロントエンドなる色合いが強かったのです。そして当然の様に「世界中のエロ画像の集積所」としての側面も…https://t.co/yP33o7bj2B
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月24日
その一方でtumbrの弱点はデビッド・カープCEOのマネタイズ意識の弱さにありました。それで真っ先にネットにおけるリッチ・コンテンツの商用利用可能性に気付いて世界に初めてそれを示したにも関わらず素人動画投稿サイトなどと共に歴史の掃き溜めへ…https://t.co/O642ocWFC7
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月24日
YoutubeがYoutguberなるプロ芸人の確保に成功し、「本丸」配給会社が映画やアニメの有料配信に直接乗り出し、ネットドラマが流行する時代を支えたのはリーマン・ショックとそれに続いたリストラの嵐で金融業界に見切りをつけた精鋭アーキテクト達だったとも。https://t.co/5KLHTsqePN
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月24日
一方、ソーシャル・グラフへの嫌悪感を克服した小娘層はインスタグラムなどに新しい居場所を見つけ、彼女達に牧羊犬の様に同行してきた「第三世代フェミニストの姉様達」もいつの間にか姿を消し、最後にはいわゆる「2018年の大粛清」に見舞われた次第。https://t.co/fiNBC5bKtL
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月24日
これまで内心で分かってながら認めるのを否定してきました。要するに私の愛したtumbr文化は「焼かれて衰退した」のではなく「衰退した隙を突いて焼かれた」のです。粛清の恐怖が薄れ、新たな世代が居付き始めている様ですが、それはもう別世界。https://t.co/I6P5ACHgmN
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月24日
最近こういう展開もあったので、ふと考えてしまった事。まぁ概ね「最後なるもの」こういう形で訪れる?https://t.co/anSLSRhhEf
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月24日
参照数が0となってオブジェクトとして削除された瞬間には、まだメモリやハードディスク(SSD)上のデータ並びはその形を留めている。しかしもはや他のデータに上書きされるのを防ぐ手立ては講じ様がないのである…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年12月24日
そんな感じで以下続報…