え?「ボヴァリズム」なんて言葉まであったの?
今回の投稿の発端は以下のTweet。
数週間ラブコメの研究をして「五等分の花嫁」「ラブやん」(ツッコミ所)「スピーシーズドメイン」「実は私は」と言った漫画やアニメ 、また今、連載中、放送中のラブコメを見て思ったのは、ヒロインには「秘密」か「目的」が必要、そして「秘密がバレた時、また目的が達成されなかった時」には
— おちょごさん (@chogo2009) 2023年7月12日
主人公の元から去らなければならない、と言う「プリンセス喪失の法則」は、神話の時代から、今もなお、生きているのだなあ、と。
— おちょごさん (@chogo2009) 2023年7月12日
あっ、かばんちゃん!…でもサーバルちゃんは追いかけていきました。
— 水の中の小さな生き物 (@kumamushi37) 2023年7月13日
鶴の恩返しや人魚姫ですね
— みこがわ明(湖川絵修行中) (@ex_nhk) 2023年7月12日
水妖メリュジーヌ「欧州だとリッジニャン家の祖先とされる私が有名ですね。入浴中覗いてはいけません‼︎」https://t.co/XxU8d7oLfW
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月12日
これは「見るな」という理由に説得力がありますね
— おちょごさん (@chogo2009) 2023年7月12日
ウンディーヌ「ただし一定確率で行き掛けの駄賃に命を頂きます」世界中の女子「わかりみが深い」「ツンデレになるのは難しいが、ヤンデレになら簡単になれる」。 pic.twitter.com/J5Qa98ZMXp
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月12日
この辺りのヤンデレ性を女子自身はニンフェット期(女児が男児を成長速度で抜く小学校高学年から再び抜き返される中学生にかけての挙動不審期)と結びつけて考える事が多い?https://t.co/scdvpQipMA
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月12日
このCMに凄い心惹かれるのは、そういう深層心理があったのですね。
— おちょごさん (@chogo2009) 2023年7月12日
最近では「僕ヤバ」の主題となってますが「(本当に精神的成熟が追いついてくるのは高校生に入ってからなのだけど)ニンフェット期の少女は同世代の少年の目から見て大人びて見える(少女側もそれを利用しようと考える」みたいなゲーム構造が。自然「秘密=MTGでいう青の手口」という要素がそこに…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月15日
というか、最近の物語文法のトレンドは「秘密=この悍ましい自分がそのまま世間に受け入れられる筈がないという自己評価の低さ」をむしろ克服していく(公開されてもなんの問題もない事が証明されていく)展開の様な気がしてます。https://t.co/ir371RMCGL
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月15日
そして…
僕ヤバ名物
— おちょごさん (@chogo2009) 2023年7月6日
酷い登場人物紹介(笑) pic.twitter.com/VILOLkbg6D
ちなみに海外SNSにおける今季アニメ人気上位作品には「主人公格のパートナーが(嫉妬から)人殺しの目をする事がある」という共通特徴があるのだけど「僕ヤバ」は山田杏奈さんがこの条件を満たすという… https://t.co/A8n8If5WMY
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月6日
山田杏奈さん「知ってる?男の人って誰かに殺意を抱く時と欲情する時、目に同じ様な表情が浮かぶの。そして深淵を覗く者、等しく深淵から覗き返されるの…」 pic.twitter.com/raDfFy558W
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月6日
ただ「人殺しの目」を向けるだけでなく、「相手を殺し切れる能力」も不可欠。で、その上で相手を脱がしに掛かってくる…(ラッキースケベの比率が半々)。 pic.twitter.com/50jngMVkyH
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月6日
山田杏奈さん「聞いた事ある?好きな人に何か身につけるものをプレゼントする人って、本当は相手を脱がしたいんだって」。最近の学園ラブコメは男女平等化が著しい? pic.twitter.com/bW00Pnl5os
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月6日
そして…
この辺りまとめながら気付いた事。もしかしたら「僕ヤバ」、物語類型上「天気の子」と同じく「ニンフェット(女児が成長速度で男児を抜く小学校高学年から抜き返される中学生までの期間の少女)文学」なのでは? https://t.co/8TEkdi0VlH
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月6日
「ニンフェット文学」にも何種類かあって、この時期の少女達の「肉体的成長に精神的成熟がまだ全然間に合ってない=まだ人より獣に近い有様」をユーモアを交えて活写するタイプ… https://t.co/7XCYII3tsa
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月6日
一方「天気の子」「僕ヤバ」は「成長が彼女らに追いつく」少年側の観点にフォーカスするタイプ。大源流に樋口一葉「たけくらべ」が想定されますが、この作品においては少年の精神的成熟が少女に追いつく事はなく、それゆえに彼女の自己犠牲を引き留める事も出来なかったのでした。 https://t.co/DyA6LsyQn3
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月6日
そして…
長くなったので分離。こちらの話ですが、まさにこの理由から海外女子の間ではいまだに… https://t.co/0EcYSs6SCY
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月12日
「未来日記」の吾妻由乃さん辺りが絶大な共感を得続けてるのが恐ろしいあたり… https://t.co/E36bUcEMug
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月12日
ただしこの部分「自らの精神的未成熟な部分」と結びつけて考えられているのも重要なポイント。 https://t.co/aO19f26TWM
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月12日
で「僕の心のヤバいやつ」は、ヒロインたる山田杏奈さんがこの壁を乗り越える物語でもあるという… pic.twitter.com/dku5896BZg
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月12日
こういう展開もあって(実際相手に先に告白させた)この展開なので… pic.twitter.com/qpEWIZsuSr
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月12日
それはジェーン・オスティン流古典的ラブコメの超克でもあった? https://t.co/7noo1CsOxk
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月12日
「すずめの戸締り」の鈴芽さん「それではここで問題です。草太さんを子供椅子に変えたのは誰だったんでしょう?さらに要石に変えたのは誰だったんでしょう?」ダイジン?「ダイジンについては、ある意味私の分身だった説もありますね。それでは草太さんを子供椅子や要石に変えた真犯人は誰?」 https://t.co/kVRBNXJ9JX
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月12日
こういう話が、以下の「海外女子の間における二口女的存在の再希釈」展開につながっていくという… https://t.co/Zkmes7HWhg
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年7月12日
そんな感じで以下続報…