IT産業は女性が支えてきたのか?
今回の投稿の発端は以下のポスト。
当時の女性プログラマのインタビューを読んだことあるけど、これは正しいよ
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2023年8月25日
プログラマ人口の増加にともない男性が増えてきただけで女性を追い出してはいないけどね
昔のコンピュータはハードウェアを作る仕事がメインで、プログラマはその助手みたいな扱いだったのさ https://t.co/sP5QRuPNQH
そう、多くの人は「オフィスオートメーションと呼ばれた1980年代から1990年代にかけては、あくまでコンピューター業界とはハード屋が企業にメインフレームやオフコンを売りつけるのが主業務であり、ソフトウェアなんてメンテナンス費の一部に過ぎなかった」事実を知らないのである…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年8月25日
ソフトウェアを知財だとも思われてなかった時代があるってことはもっと言わないとダメ化
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2023年8月25日
さらに付け加えておくと1959年に開発されたCOBOLは「共通事務処理用言語(Common Business Oriented Language)」の略。そこには設計の当初から「(ハードウェアので設計製造と異なり)ソフトウェアなんて会計士などが片手間でで入力しちゃうもの」なる差別意識が…https://t.co/yV16eW3DiC
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年8月25日
確かにCOBOL自体は、そう難しい言語ではない
— ダークマター@シンジ (@iga_666) 2023年8月26日
しかし、当時はメインフレームでしか使えないため、COBOLだけでなく、JCLなどメインフレームの使い方を知らないとどうしようもない
それにメインフレームなんて、リースだって数千万円だから、そこら辺の人が気安く使えるものじゃない
そもそも「白人ホワイトカラー階層による政治と経済の寡占」を前提とするアメリカ社会学が発達した「黄金の米国1950年代」にはそもそもOSの概念がなく、この時代生まれたCOBOLもFORTRANも「処理時間分、きっちりコンピューター本体を独占する」利用法が出発点。https://t.co/J0it5NIiU7
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年8月26日
そして語り継ぐべき伝説の「パロアルト・プレゼン(1977年)」パソコンの祖先筋に当たるAltoに関心を示したのは(元事務員や秘書だった)妻達だけで、役員達は揃って「これで事務員や秘書が楽になる(男が使うものではない)」という反応を…https://t.co/jM7x3g6VSY
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年8月25日
「ソフト開発なんて、各分野の専門家が片手間で行う余技」意識からはマクロマインドディレクターやオーサウェアなる「クリエーター用言語」という概念も派生。まぁ全部絶滅してしまいましたが… https://t.co/nkV8WWkdh1
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年8月25日
まぁコンセプト自体は「科学系の人達がYoutube投稿用動画生成に愛用してる」Manimとかに継承されてる気もします。https://t.co/AAIg9S8eZY
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年8月25日
そして…
そんな感じで以下続報…