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諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【吉田秋生】【腐女子&スラッシュ】【Banana Fish】【進撃の巨人】【DRAMAtical Murder】「天下太平の世」は思わぬものを流行させる?

http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/006/449/85/N000/000/000/122071231923916414463.jpg

吉田秋生「Lover's Kiss(1995年~1996年)」より

高校における日本史の授業「元禄文化の隆成」より「この世の名残、夜も名残、死に行く道を例えれば…これは「曾根崎心中」の有名な一節だが、この近松門左衛門の代表作は、その悲劇性で太平の世にドップリつかっていた元禄の世の大衆に大いに受けたんだな」

実際の元禄時代というのは以下の様な時代でした。

  • 町人の若者達が身分制度浸透によって窮屈になる一方の日常生活への意趣返しとして「駈け落ち物」や「心中物」が流行した時代。これに連動する形で実際の心中事件も増えて社会問題となった。

  • 「死に場所」を失った武士達が次第に武士らしさを喪失していく事に焦燥感を覚えていた時代。酒色に溺れたり喧嘩に巻き込まれて身を滅ぼす武士が絶えなかった。歌舞伎や人形浄瑠璃の人気演目が「曾我兄弟の仇討ち(1193年)」から「赤穂浪士討入(1702年)」に切り替わった時代でもある。

そういえば日本における「男色文学」の源流を遡っていくと、元禄時代のもう1人の巨匠井原西鶴の「男色大鑑(1687年)」や「武道伝来記(1687年)」に辿り着くのです。

とはいえ時代の流れはあくまで残酷。「江戸の価格革命」進行によって消費経済の主役は武家や僧侶といったランティエ (Rentier、地税生活者)から(大店の女将を中心とする)町娘へと推移していくのでした。

こうした流れの繰り返し20世紀末から21世紀初頭にかけての文化展開に重ねる向きも存在します。

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Feh Yes Vintage Manga | banana fish by yoshida akimi

 実はこの投稿、2014年時点で執筆したものをベースとしてるんだけど、当時観測された動きの多くが過去形でしか語り得なくなってる事に驚きました。案外、契機となったのは2015年6月26日における「全米における同性婚合法化」だったりします。

この時感じた「世界が狭くなる感じ」って、実際にはこういう形(行き過ぎた投稿の大量削除)という形で現実世界に影響を及ぼしてたんですね。改めてその影響力の大きさを思い知った次第…なにせ「誰もが匿名ゆえに自らの発言に責任を負わなくて良く、原則としてみんな好き勝手に振舞ってるだけの世界」に訪れた急変。まさしくカール・マルクスいうところの「我々が自由意思や個性と信じているものは、社会の同調圧力によって型抜きされた既製品にすぎない」宣言そのものの展開?

ちなみに、こうした歴史的経緯から国際的に「進撃の巨人」コミュニティのHard Gay振りは他を圧倒し続けているという次第…