最近のポモ、色彩語のちがいによって世界認識が変わるみたいな話もあんましなくなった気がする。
— しんかい38(山川賢一) (@shinkai35) November 15, 2018
というかだねチミィ……
— ざる。 (@kana_ri_saru) November 15, 2018
これだけポストモダンの議論の泥沼がじゃっぱじゃっぱ水はねあげている状態なのに、全然「ゲーデルの不完全性定理」も「ゲーテルの不確定性定理」も出てこないじゃないか!
最近のポモは「自己言及のパラドックスの典型的事例」さえできないのか!
嘆かわしい!
はやく!
— ざる。 (@kana_ri_saru) November 15, 2018
「ゲーデル=ドブレの定理」により、男オタクの言うことはすべて不完全であるがゆえに間違っており、エビデンスは根源的に存在しないことが明らかになっている、とテッケツする作業に取りかかるんだ!!
サピア=ウォーフの言語的相対論とか持ち出してくるどころじゃなくなった?
言語相対主義というのはアメリカの民族学者のウォーフとサピアが唱えた学説です。
かれらはアメリカインディアンの言語を研究する中で、虹の色もそれぞれの部族によって、2色に見えたり、5色に見えたり、いろいろだったので、言語によって知覚も変わってくることを発見し、言語相対主義というものを唱えました。
それに対して批判もあります。
どんなに民族が違っても、知覚には共通性がある、だから言語に相対的とは言えない、と。
言語的相対論(Theory of linguistic relativity) - Wikipedia
この理論は何度も提案され、議論を重ねてきた。時にはサピア・ウォーフの仮説と呼ばれたり、単にウォーフの仮説と呼ばれたりする。ウォーフ自身は後者の名前には強く反対しており(彼自身が他にも多数の仮説を提唱しているため)「この理論の大部分が彼の業績によるものなら名づける権利もあるはずだ」と主張している。
ウォーフの理論が批判されるのは、ウォーフが「言語が思考を決定付ける」と主張していると見なされているからであろう。しかし、ウォーフ自身は「言語は認識に影響を与える思考の習性を提供する」としか述べていない。
その正当性の議論は別にして、言語的相対論は言語学以外で具体的な応用を生んでいる。ダグラス・エンゲルバートは、この理論の影響もあって、ハイパーテキスト、グラフィカルユーザインターフェース、マウスなど様々なものを発明した。
ドイツ語圏ではヨハン・ゴットフリート・ヘルダーが、その「近代ドイツ文学断想Fragmente über die neuere deutsche Literatur(1766年)」で既に、諸言語をそれぞれの固有の文化生活を形成する力の一つとして見なしているが、言語的相対論の基本的な態度である。さらに、その後、フンボルトが「諸言語の民族的性格について(1822年)」や「人間言語構造の多様性と人類の精神的発展へのその影響について(Ueber die Verschiedenheit des menschlichen Sprachbaus und ihren Einfluss auf die geistige Entwicklung des Menschengeschlechts、1830年〜1835年)」を著し、ヴァイスゲルバーが「母語の言語学(1963年)」の中で、母語が人間の精神内部に形成する中間世界について述べているのも、言語相対論の姿勢である。
フランス語圏では近代言語学の祖であるソシュールの講義における受講学生たちがその後にまとめた「一般言語学講義(1916年)」において述べられている[意義(仏:signification)に対する]価値(仏:valeur)としての概念が、諸言語間 で相違するものとしている。例としては仏のmoutonと英のsheepの間の相違が挙げられている。相違する価値がそれぞれ精神へ別個に及ぼす影響について語られてはいないが、それを受けた弟子のバイイは「一般言語学とフランス言語学(1932年)」において、ドイツ語とフランス語の間の構造上の志向の差異を述べていて、それぞれの言語を話す主体の精神の働きの違いを推測させる。*個人的にはむしろ現象学的アプローチを思い出す。
要するに、より「党利至上主義(という名の後期ハイデガーいうところの集-立(Gestell)システム)」に傾きつつあるという話? むしろここでは「下部構造(その主体が生活している環境、すなわち後期ハイデガーいうところの集-立(Gestell)システム)こそが上部構造(その生活空間で採用された言語環境、すなわち後期ウィントゲンシュタインいうとことの言語ゲーム(Sprachspiel)やベンヤミンいうところのパサージュ(Passage)の認識範囲)を決定する」という立場に立ちたいものですね…