はてなブログのアクセス解析によれば、何故か思わぬ過去投稿へのアクセス数が急増。
何か村上春樹がらみで動きが?
「羊をめぐる冒険」を再読している。日本における羊は完全に外来種で、明治時代以前は一頭も存在しなかった。そして羊毛やラム肉の供給源と言った戦略物資として、政府が頭数を管理していた…という逸話が書いてある。
— ぽたろう (@navetunes) January 6, 2011
この逸話を物語の背景に生かした村上春樹、凄い眼目だなーとたまげる。
脂肪燃焼効果の高いカルニチンを多く含む羊肉。健康に良いと需要が高まっており、ニュージーランドの食肉会社の日本法人では、取扱量が6年間で5倍にも増えている! しかしいまだにジンギスカンしか知らないという方も多いのでは? 実は多種多様な料理があり、しかもウメーのだ。
十二支にも登場する羊だが、日本人にとっては長い間、名のみ高い幻の動物だった。6世紀に百済から推古天皇への貢ぎ物として使われたなど、大陸から送られてきた記録が残っているものの、高温多湿の日本では育成が困難で定着せず、ウール生産のため本格的に飼育され始めたのは明治時代になってから。ジンギスカンとして一般に食べられるようになったのは、昭和30年代だ。
そんな羊肉に大きな変化が起きている。
「2012年に530トンだった家庭用ラムの年間販売量が、18年には2493トンと約5倍になりました。これまであまり馴染みのなかった中国、四国、九州でも人気が高まってきています」
と、“羊王国”ニュージーランドの食肉会社の日本法人、アンズコフーズ社。
ちなみに以下の投稿とシリーズを構成しています。興味ある方は併せてお読みください。全体として英国産業史の一貫として麺産業の発展に移行いていくイメージ。
当時からもう3年かぁ…