諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【石ころ帽子】「大陸」でのビジネスについて。

f:id:ochimusha01:20191129182709j:plain

以下を聞いて思い出したのが、戦国時代には戦国大名楽市楽座で「御用商人」を選定して自給自足経済を構築してたのに、江戸時代に入ると全国規模でネットワークを張る匿名の非合法集団「株仲間」に狩り尽くされてしまったという話…

 以前、北京郊外で成功してるとある企業のインタビューを読んだら、成功のコツについてこんな事が書いてありました。

  • 「石ころ帽子」を被る…迂闊に最近トレンドの技術とかで成功すると、必ず中国共産党かその息が掛かった企業が現れて最終的には全設備を接収されてしまう。「誰も知らない無名の中小企業が、誰も知らない何に使うかも分からない些末な部品を製造してる」とか思われてるくらいで丁度良い。
  • 「中国化」こそ命…流石に従業員には儲けてる事は隠せず、すると外部の企業ゴロを呼び込んで会社を乗っ取ろうとする不逞の輩が現れる(中国のベストセラー「水煮三国志」にも出てた話。「成功すれば必ず社内に呂布が現れる」のが中国ビジネスだそう)。この時企業を守るのは中国人従業員の忠誠心。それを勝ち取る為に企業経営は完全に中国式にして、彼らが不満を抱かない様にしておかなきゃいけない。
  • 「良心的日本人」の話なんて聞くな…こういう経営をしてると必ず「ダメだよ、日本企業なんだからちゃんと日本企業らしさも残さなきゃ」みたいな余計なアドバイスをしてくる「良心的日本人」が次々と現れるが、一切話を聞いてはないらない。そういう輩に限って中国での会社経営の経験などないケースが大半。

こういう内容なんであえてリンクも貼りませんが、まぁ「北京相模金属」の話です…また北京郊外というと光電子増倍管の世界シェア90%を占め、ノーベル賞に何度も関与してるこんな会社の拠点の一つでもありますね。こんな会社接収しようとしたら世界が大騒ぎ…

浜松の地は、高柳健次郎によって、イの字を表示した世界初のテレビ開発の地として知られる。同社は、高柳健次郎に教えを受けた堀内平八郎によって創業。テレビ関連の真空管及びCRT製造から始める。途中、地に根を深くおろして、テレビ開発だけではなく、光電子(Photo-Electronics)技術の究極を目指そうということで、浜松ホトニクスと会社名を改名する。そのため高度なガラス加工技術によって、光電子増倍管を始めとした特殊光学機材で高い技術を保持。その後、半導体関連の設備増強によって、半導体レーザーやホトダイオードなどの開発も行っている。

大陸でのビジネスって、本当に日本とは別物なんですね。