なるほど、勉強になります。
「エアポート75」
— 三一十四四二三 (@31104423) 2020年4月6日
小型機に空中衝突されたジャンボ機。操縦席にデカイ穴が開き、機長は重体、副機長は死亡。機を操縦できる者が誰もいなくなり、さらに燃料漏れ、迫る高い山、乗客の中には緊急手術を待つ病人。ついに無線機も故障…と、次から次に難題が持ち上がる。パニック映画とされたが、何故か pic.twitter.com/2Uj21zyru1
多くの乗客はパニック状態にはなく、諦めて無駄口を叩き合っているので、状況の割に映画は深刻ではない。
— 三一十四四二三 (@31104423) 2020年4月6日
そもそもこの映画の眼目は、パニック描写ではなく、救出作戦にある。
最初はスチュワーデスに無線で操縦法を伝受していたが、肝心なところで無線機が故障した為、ヘリコプターから吊るした pic.twitter.com/MUdTzSClFT
パイロットを衝突時に開いた穴から移送する作戦となる。
— 三一十四四二三 (@31104423) 2020年4月6日
この見せ場は、低空で失速寸前のジャンボ機ギリギリにヘリコプターを飛ばしたり、その真横を空軍機が偵察したりするダイナミックな映像だが、ミニチュアでは無さそうだし、かなり難しい撮影をこなしていて大変見応えがある。 pic.twitter.com/ZhvnLt81Wf
このスケールの大きな見せ場のおかげで、本作はかなりの大作感が出ているが、実際は意外に低予算で作られたらしい。大作「大地震」のチャールトン・ヘストンとジョージ・ケネディの余った契約期間を使い、昔のスターとテレビムービーのスタッフで早撮り。製作費は300万ドル以下に抑えられたという。 pic.twitter.com/qHvxnJAkpu
— 三一十四四二三 (@31104423) 2020年4月6日
以前も書いたが、飛行機モノは、セットが小さく、窓外の風景も不要のため、案外安くあげることができるらしい(その証拠にTVムービーに飛行機パニックものが多かったりする)。
— 三一十四四二三 (@31104423) 2020年4月6日
つまり「エアポート75」はクライマックスにのみ製作費を集中させた経済的な「大作」だったのだ。
映画はヒットしシリーズ化。 pic.twitter.com/FIBHKl2yZj
この映画、事故機が同じ角度からしか映らないんですよね。こういうところが経済的だったんでしょうが、結果的にイマジナリーラインを(無意識のうちに)観客に刻み込むことになっており、優れた制作体制だと思っています。
— マスターG@ボンクラ3 (@stt48teamd) 2020年4月6日
穴の開いた側は極力見えないように撮影してますが、それでも時々、チラッと写るんです。ちゃんと穴の部分を黒く塗ってあります。
— 三一十四四二三 (@31104423) 2020年4月6日
なるほど…
「エアポート75」の今度発売になったBlu-rayは、画質がもう一つ。私はこの映画のジャンボ機には「巧妙なミニチュア特撮が含まれているのでは?」と疑っていたので、高解像度の映像で見るとピアノ線の一本でも見えるのではないか?と期待したが、やはり見えなかった。
— 三一十四四二三 (@31104423) 2020年4月6日
(ぶつかる方のセスナは、一部
ミニチュア撮影がある。これはLB画面のDVDでもわかる)
— 三一十四四二三 (@31104423) 2020年4月6日
ジャンボ機は実物大の機首部分(パイロットが乗り移るシーンで使われる)が作られただけで、飛行シーンは全部実機なのか?
山岳地帯を低空で飛ぶシーンも実機なのだろうか?
(続く「エアポート77」では、ミニチュアが多用されているのだが)
とりあえず、以下続報…