諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】「人間解体」?

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クラフトワークのアルバム「人間解体英The Man-Machine、独Die Mensch-Maschine, 1978年)」、原題が「(人間と機械の協業を意味する)マン=マシン・システム(Man‐Machine System)」由来なのに、どうしてこんな邦題に?

執拗なまでのコール&レスポンスとか、当時から「黒いな」とは思ってたけど参加した黒人エンジニアが「へぇ白人がこれをね」とコメントしてたとは知らなんだ。

1978年5月にEMIよりリリースされた。本作はカール・バルトスがヒュッター、シュナイダーと共に作曲者としてクレジットされた初のアルバムである。また、エミール・シュルツが「モデル」の歌詞を共作している。

本作に収録された「モデル」は4年後の1982年に「コンピューター・ラヴ」のB面に収録した際人気が出たためAB面を変更し再リリースしたところイギリスのチャートで1位となり、多くのバンドにカバーされた。

また「ロボット」は、ライブなどで同曲を演奏する際、各メンバーの頭部のダミーを備えたロボット(後に発表されるアルバム『THE MIX』のアートワークにも使用される)が登場し、楽曲に合わせて腕・首・腰の可動部による動作(踊り)を披露した。

ジャケットはロシア構成主義をヒントにしている。

ロサンゼルスからミキシング作業の為に渡独したエンジニアのレナード・ジャクソンは黒人であり、本作が白人のメンバーの手によって作られた事に驚いたという。

何が凄いって1983年にはもう 本当に人間を「解体」したハービー・ハンコックの「Rockit」が来ちゃうのである…

ところで最近の話題で「人間解体」というと…

 とっさに連想したのが、スーフィズム(イスラム神秘主義)の思弁的側面が生んだ独特の表現形式たる「酔語」。要は「人間に対し超然的に君臨するアッラーの世界」に少しでも近づく為に人界の言語に無理をさせ続けるOverdrive感覚。

9世紀以降に生じたイスラム教の世俗化・形式化を批判する改革運動であり、修行によって自我を滅却し、忘我の恍惚の中での神との神秘的合一(ファナー فناء fanā')を究極的な目標とする、一種の内面化運動である。

『酔語注解』に見るルーズビハー ン・バクリーの思想

さて「日本の酔語使い」は一体何処に辿り着こうとしてるのか…