まぁだいたいパターンが見えてきましたが、一番読んで欲しい箇所ほど「長くて複雑過ぎて」読んでもらえないものなんですね。
以下の一連の投稿の話ですね。
プーチンがマクロンに頻繁に電話を入れるようになってきたので、なんか割と真面目にマクロンが世界の運命を握っていると言う感じになってきた。たった2人の感情的なつながりで世界の運命が決せられる状況、これは実質セカイ系では。
— 女子大生起業家 (@SeanKy_) 2022年3月6日
結末は「なるたる」パターンか「エルフェンリート」パターンの二択? 富野監督「イデオンの事も忘れないであげてください」。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月6日
マクロンとプーチン、オッサンとじいさんでは新たな世界を始めれないから、なるたるルートは無いですね。
— よこちゃん (@a72TiMX9sAJOzt1) 2022年3月7日
いやきっとここでいう「なるたる」ルートは、何らかの形でマクロンに裏切られた(フランスで親露派過ぎると思われて失脚した場合も含む)プーチンが絶望して「もうこんな地球リセットするしかないじゃない‼︎」と決意を固めてしまう事かと。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
逆に「エルフェンリート」ルートは「分かった、フランスだけは助けよう」と言い出したプーチンにマクロンが「みんな助からないと、僕も助かった事にはならない」と説得を試みる流れかと。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
この辺り「もし横山光輝「マーズ(1976年~1977年)」でヒロイン春美がフェイドアウトしてなかったら?」という考察からセカイ系再構築を図った事がありまして…https://t.co/Phkz3c7zbx
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
まぁこれ自体読み返すより、最近まとめ直したこちらの方が入りやすいかと。https://t.co/VeclTaLmgp
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
というか、よく考えてみれば高橋留美子「うる星やつら(1978年~1987年)」も(1980年代に入って学園ラブコメ化する以前の)基本構造としては(デビュー作「勝手なやつら」の設定を継承し)「ラムとあたるの関係が破局に終われば地球は滅ぶ」というものだったりして。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
要するに冷戦が終わって人類がしばらく忘れていただけで(人類が自業自得で滅ぶという)悲観的ガイア仮説と、それを特定の人間関係で何とかしたいという願望は一切衰える事なく潜在してきたという次第…富野監督「そしてここからが本題です。イデオンの事も忘れないでください(しつこい)」。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
新海誠監督「「天気の子」もよろしくお願いします」。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
「ラムとあたるの関係が破局に終われば地球は滅ぶ」…ラムちゃん、いわゆる「復活回」で地球の全石油代金相当の債権を肩代わりしていて(実は悪徳タクシー組合とグルだった可能性も)、以降もあたるはしばしば「ラムちゃんの気持ちを繋ぎ止めておくのがお前の責務だろ」と発破をかけられてるんですね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
記憶が正しければラムちゃん、一度癇癪を起こして「うちが帰る時は借金を全部精算してもらう時だっちゃ!!(利子がついて、もう地球上の全エネルギーを接収しても足りなくなってる)」と脅す回があった様な。ああ見えてプーチンどころじゃない「地球の命運の担い手」だったりするという…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
さぁ貴方にも「プーチンがラムちゃんに見えてくる」呪いをお裾分けして差し上げます。そう、まさにこの面倒臭いメンタリティこそ(学園ラブコメの登場人物に改変される以前の)「インベーダー少女ラムちゃん」の本質… pic.twitter.com/fQ2Hpw7jRj
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
ちなみに海外の第三世代フェミニストの間で高橋留美子の株が高いの「男であるはずの早乙女乱馬が、女体化すると平然と女の武器を使いこなす」からだったりします。うわぁぁぁぁぁ自分までプーチンが、そういう面倒臭さを抱えた「高橋留美子系美少女」に見えてきた…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
どうして当時の人類は気付かなかったのか?「あたるをぼったくり宇宙タクシーに乗せて人類に全石油を供出させる借金を負わせた」展開自体も自作自演だった可能性について。そしてそれでも平然とこの仕草をするのが「インベーダーとしてのラムちゃん」の本質であると。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
そしてもしかしたらプーチンがウクライナで演ってる事も、まさにこれである可能性について。同時代、松本零士「宇宙海賊キャプテンハーロック(1977年~1979年)」も言ってるではないか。「人類攻略を目指すインベーダーが人間の目から見て可愛い様に装うのはむしろ必然」と。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
キャプテン・ハーロックがそう宣言して平然と「美しきインベーダー」マゾーンを焼き払う。「より侵入方法が巧み」なラムちゃんは、全人類を味方につける事に成功する。プーチンだって相応には世界の陰謀論者を味方につけている。これらは全て本質的には同じ事だという話ですね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
ある意味、この1970年代を席巻した「怪奇/オカルト/UFO/超能力ブーム」の極限に「キャプテン・ハーロックVSラムちゃん」なる1970年代末独特のトホホな景色が見えてた人間だけが当時のマーケッティングにおける成功者となり得たのです。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
言われてみれば確かにそうでしょう?「宇宙海賊コブラ(1978年~)」「月刊ムー創刊(1979年)」「(ニュータイプ概念を提唱した)機動戦士ガンダム(1979年~)」「六神合体ゴッドマーズ(1981年~)」「サイコアーマー・ゴーバリアン(1983年~)」そして劇場版「幻魔大戦(1983年~)」…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
しかし所詮は1970年代的熱狂の残滓。そのステージでの成功を踏み台に「(スターウォーズやナウシカの成功に端を発する)本格派ハイファンタジー/スペースオペラ」とか「学園ラブコメ」みたいな新たなトレンドに素早く乗り移れなかった作品は全て淘汰の対象に…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
そう、オカルト/UFO/超能力/サイキックブームのスラップスティック・パロディとして始まった「うる星やつら(1978年~1987年)」…
それと「月刊ムーに掲載される様なオカルト記事」に立脚した新海誠監督映画「君の名は(2016年)」「天気の子(2019年)」の間には思わぬ時代精神の共有があるという話。
とはいえ時の流れは残酷無比…
しかし所詮は1970年代的熱狂の残滓。そのステージでの成功を踏み台に「(スターウォーズやナウシカの成功に端を発する)本格派ハイファンタジー/スペースオペラ」とか「学園ラブコメ」みたいな新たなトレンドに素早く乗り移れなかった作品は全て淘汰の対象に…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
同時代の中島みゆき「わかれうた(1977年)」の一節を思い出させます。「♪恋の終わりはいつもいつも、立ち去るものだけが美しい。残されて戸惑う者達は、追いかけて焦がれて泣き狂う…」https://t.co/7VKygm7ikd
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
「♪残されて戸惑う者達は、追いかけて焦がれて泣き狂う…」https://t.co/xrg9ed3EhS
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
「♪追いかけて焦がれて泣き狂う…」https://t.co/VMV8oU930H
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
メドヴェージェフ、まさかの「ラムちゃん=プーチンに捨てられたレイ」枠に…そのうち「マクロンとプーチンの蜜月」にまで突っかかるもしれません?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
「キャプテン・ハーロックVSラムちゃん」なる1970年代末独特の風景…既に気付いている方もいらっしゃるかもしれません。そうキャプテン・ハーロックは殺しても殺してもマゾーンの侵略を食い止める事が出来ず、そもそも「マゾーンと戦う」時間線そのものが最初からなかった事に… pic.twitter.com/wCyWgWx0QU
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
そもそも松本零士がこの「戦い」を始めた契機は? シャンブローさん「やっと私の言葉が通じた様ねマイダーリン…」 pic.twitter.com/TYH0Y6H5W5
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月7日
そんな感じで以下続報…